大山漢方堂薬局 不妊症の悩み相談窓口 漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法・子宝マッサージ 東洋医学専門

不妊症と東洋医学(漢方薬・鍼灸) 東洋医学専門 岡山大学医学博士 徳島大学薬学修士 大山博行

「赤ちゃんが欲しい方へ」
病院でできる不妊治療以外にも、
東洋医学(漢方薬・鍼灸)でできる効果的な治療法があります。
大山漢方堂薬局に、ご相談ください!
Tel: 0283-22-1574

大山漢方堂薬局は、栃木県佐野市にある漢方専門の薬局です。大山鍼灸院を併設しており、漢方薬と鍼灸治療を並行して行うことが可能です。
全国の方々から高い評価を頂き、これまでに、150人以上の方が、妊娠に成功しています。
大山漢方堂薬局のハイレベルな東洋医学(患者さん一人一人の年齢、病態、症状、体質に合わせたオーダーメイド調合漢方薬、タイミングに合わせた鍼灸治療)
で、「妊娠する力」が、飛躍的に高まり、結果として、精一杯努力していても、なかなか妊娠できなかった、ご夫婦の妊娠率が高まり、妊娠に成功しています。
過去に、漢方薬、鍼灸治療を、お試しになった方も、ぜひ、一度、ご相談ください。Tel: 0283-22-1574(大山漢方で、イゴ(不安)ナシ)

大山漢方堂薬局が選ばれる3つの理由
①最先端の東洋医学(漢方薬・鍼灸)の手法を用いた不妊治療の実施
スペシャリストがじっくりと個別相談(完全予約制)して、最適な治療法を選択、実施。
②多くの治療経験と実績による、妊娠できる身体づくり
患者さん、一人一人に合わせた、ハイレベルな調合漢方薬、タイミングに合わせた鍼灸ツボ療法の二本立てで、
妊娠に不可欠な生体エネルギーに満ちた身体づくりを徹底的にサポート。
ホルモン・自律神経・代謝・免疫のバランスを整え、妊娠できる心体を作ります。
その結果、心と体の悩みを解消、ストレスのない不妊治療で、妊娠、出産に成功しています。
③高い妊娠率が、あなたを必ず良い方向に導きます。
調合漢方薬服用2年以内(タイミングに合わせた鍼灸ツボ療法実施)で、約80%の方が妊娠に成功しています。
大山漢方堂薬局では、病院における不妊治療や、その他の漢方薬、鍼灸治療でも妊娠できなかった方々からも、お喜びの声をいただいております。
「元気な赤ちゃんを生み出す、バランスのとれた心体づくり」を、今日から始めませんか!?
Tel: 0283-22-1574(大山漢方で、イゴ(不安)ナシ)

「赤ちゃんが欲しい方へ」
さらに、大山漢方堂薬局では、排卵日検査薬を
取り扱っております。お気軽に、ご相談ください!

 特集:排卵日検査薬   特集:妊娠検査薬 



赤ちゃんがほしくてもなかなか妊娠できずに悩んでいるご夫婦はたくさんいます。

人によって妊娠のしやすさは違いますが、なかなか妊娠できない方は、調合漢方薬で、不妊体質を改善し、妊娠しやすい環境を作り、
体が変化したところで、排卵日検査薬で、性交渉のタイミングを計り、この前後に、受精、着床、妊娠しやすくする鍼灸経絡ツボ療法を実施する。
簡単に説明すれば、これが大山漢方堂薬局、東洋医学(漢方薬・鍼灸)の不妊治療の王道になります。

①受精(精子を受け入れ)やすくする、 ②着床しやすくする
(精子と卵子が受精して誕生した受精卵が、子宮の内側にある子宮内膜に根付きやすくする)

解説:
精子と卵子が受精して誕生した受精卵が、子宮の内側にある子宮内膜に根づくのが「着床」。受精してから着床するまでの時期が「着床期」。
排卵された卵子は、子宮を目指して卵管を移動する。このタイミングで射精された精子は、卵子を求めて卵管を進んでいく、
卵管で出会った精子と卵子が受精すると、受精卵は7~10日ほどかけて細胞分裂を繰り返しながら子宮へたどり着く、
子宮内に着いた受精卵(胚)は、子宮内に浮かびながら成熟し、子宮内膜に着床するチャンスをうかがい、うまいタイミングで子宮内膜に着床する。

妊娠しない理由
性交渉のタイミングが悪いために精子と卵子が出会えていない→排卵日検査薬を用いてタイミングを合わせる。
排卵のタイミングに合わせているのに着床が起こらない場合→なんらかの着床しにくい原因がある。
①卵子の質が低下している=受精卵の細胞分裂がうまく進まず胚盤胞に成長できない。(生体エネルギー不足)卵子の質を上げることで、妊娠しやすくなる)
②受精卵になっても着床するだけのパワーがない。(生体エネルギー不足)
③受精卵に問題がなくても、受け入れる子宮内膜が十分に育っていない(生体エネルギー不足)
①②③を「着床障害」というが、女性ホルモンの分泌異常、子宮筋腫や子宮内膜症などの器質的障害
子宮筋腫、子宮内膜症の患者さんも、大山漢方堂薬局調合漢方薬服用で、症状改善、悪化せず、そのままの状態で、普通に妊娠、出産しています。

解決法
①漢方薬で、卵子の質を上げることで妊娠しやすくなる。(よい卵子を作る)
②着床しやすい子宮内膜は、血の巡りがよく、血流量が多い状態が良い。(酸素と栄養分を運ぶ)
そのためには、漢方薬、鍼灸経絡ツボ療法で、下腹部(女性生殖器部位=膣、子宮、卵管、卵巣)の血行をよくするのが効果的。

子宝(妊娠、出産)に恵まれるために最も重要な器官(女性生殖器)の知識
精子は生殖路を上っていき、卵子は生殖路を下っていく、まずは、漢方で生殖路の環境を整えることが一番=不妊体質改善
①膣(産道の一部):性交時には精子が放出される場所であり、出産時には胎児が出ていく経路となる。
②子宮:受精卵が胚から胎児へと成長していく場所。
③管:精子が卵子と出合い、受精が起こる場所。
④卵巣:卵子が作られて放出される臓器。

東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、ホルモン、自律神経、代謝、免疫のバランスを整え、妊娠の大敵である様々なストレスを軽減、解消して、
心体をリラックスさせ良質な睡眠をとる(睡眠の質を上げる)=細胞は夜眠っている間に修復される、
卵子の老化を防ぎ、質を高めるためには、東洋医学で副作用なく睡眠の質を上げることが大切。
また、「メラトニン」という睡眠ホルモンが、痛んだ細胞を修復し卵子を酸化から守る。
つまり、漢方で、メラトニンの分泌を活性化すれば睡眠の質が高まり、卵子の質も高まる。

東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、「於血」「血の道症」「冷え性」を改善(冷え性改善は東洋医学の得意とするところ、一番です。)
女性に多い冷え性は、卵子の質を悪化させる。特に下腹部の冷えは、子宮への血行を妨げる。
*禁煙する=タバコには数千種類の有害化学物質が含まれていて、喫煙すると血管が狭くなり、血流が悪くなる、
またタバコの毒性が残っている間は卵子の質もさがる。赤ちゃんが欲しい方は、できるだけ禁煙することをお勧めします。
東洋医学(漢方薬・鍼灸)の効果が出にくくなることもある。
また、血流がよくなると、卵巣から出るホルモンの分泌や子宮内の環境も改善する。
さらに、不妊や子宮内膜症の悪化原因である化学物質(ダイオキシンなど)は、悪い生活習慣で体内に蓄積され、そのままにしておくと卵子の質が劣化する。
このような有害物質を、東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、代謝を上げ、免疫機能を強化することで、体の外に排出させる
(体内浄化、腸内浄化、腸内環境を整える、デトックス)を成功させるとよい。
卵子の質を高め、着床しやすい子宮内膜を作るには、東洋医学の手法(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法)を積極的に取り入れて、
早期から全身の良い状態を保ち継続していくことが重要である。


大山漢方堂薬局、大山鍼灸院に、訪れる人々(こんなお客様が、ご相談に訪れます。)
①不妊体質改善=月経の状態に不安、妊娠を維持する体力がない、冷え性体質改善、卵子の質が悪い、着床力弱い、年齢的な衰え
②病院の不妊治療と東洋医学(漢方薬・鍼灸)を併用したい=不妊治療の成果を高める、体力増強維持、体調を良くする(副作用に負けない)、早く妊娠したい、
③病院の不妊治療に抵抗がある=自然妊娠を希望する、ホルモン剤等、病院の薬(副作用)に抵抗がある、安心して東洋医学(漢方薬・鍼灸)を始めたい、
以前に漢方薬・鍼灸治療を試したがうまくいかなかった、男性不妊(強精、補腎、精命力アップ)体質改善、スペシャリストにじっくりと相談したい、他

大山漢方堂薬局、大山鍼灸院に、全国からたくさんの人の、お喜びの声をいただいております。
①あきらめかけていましたが、大山先生の言葉で前向きな気持ちになりました。今は幸せ一杯です。(42歳、広島県、漢方薬)
②3ヶ月であんなに乱れていた生理が整い、6ヶ月で妊娠できました。(35歳、福島県、漢方薬)
③夢にも思いませんでした!1人目、6ヶ月で妊娠、2人目、1ヶ月で妊娠、本当に効果に驚くばかりです。(36歳、栃木県、漢方薬、鍼治療併用)
④41歳で、何のトラブルもなく自然妊娠、自然分娩、先生には感謝の気持ちでいっぱいです。(41歳、群馬県、漢方薬、鍼治療併用)
⑤長崎県の遠方ですが、丁寧な電話相談で、安心して漢方を服用できました。服用10ヶ月で妊娠できました。(32歳、長崎県、漢方薬)
⑥体外受精を3回しましたがうまくいきませんでした。漢方薬服用後、1回で成功しました。(34歳、埼玉県、漢方薬、鍼治療併用)
⑦夫婦ともに何も問題ありませんでしたが、3年間子宝にめぐまれませんでした。タイミング前後の鍼治療(経絡、ツボ療法)で、
あっさり妊娠しました。本当に夢みたい、驚きました。二人目もお願いします。(27歳、茨城県、鍼治療のみ)
⑧私自身、看護師の仕事をしていましたが、病院の不妊治療で妊娠できませんでした。心体を休めるつもりで漢方薬を8ヶ月服用、
元気も出てきたのでタイミング時に鍼治療を受けたところ、その月に妊娠できました。安産でした。1年間お腹を休め、
2人目は、漢方薬服用3ヶ月で妊娠、もちろん安産です。今では東洋医学大好き人間になりました。(39歳、栃木県、漢方薬、鍼治療併用)
⑨遠方で、少し不安もありましたが、意外とおいしい漢方薬だったので、毎日欠かさず服用できました。
6ヶ月服用で妊娠に成功しました。(36歳、沖縄県、漢方薬)
⑩20代から不妊症と戦い続け、ついに東洋医学(漢方薬・鍼治療、経絡ツボ療法)で妊娠、無事に出産できました。
大山漢方堂薬局さんで、あきらめないことを教わりました。(37歳、神奈川県、漢方薬、鍼治療併用)、続く



お問い合わせは、
漢方を現代病に活かす!漢方専門 大山漢方堂薬局
0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)
まで、お気軽にお問い合わせください。

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医薬品は使用上の注意をお読みいただき、正しくお使いください。
お買い求めの際には、漢方を現代病に活かす 漢方専門 大山漢方薬局に、お気軽にご相談ください。

「インターネットで見た!」
とお話ください。

(注意)
漢方専門 大山漢方堂薬局の 厳選、漢方薬、健康食品のご注文は、大山漢方薬局に、直接、お電話、FAX、E-mail にてご用命ください。
お電話:0283-22-1574、FAX:0283-22-1607、E-mail:ohyama@poem.ocn.ne.jp
お待ち致しております。


「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

      大山漢方堂薬局の得意とする病気、大山漢方堂薬局に漢方相談のあるご病気一覧、

  大山漢方堂薬局 漢方健康相談窓口、医学博士大山博行先生、医学博士小松靖弘先生のご紹介

" THE KAMPO " 漢方
 漢方薬, How the Japanese Updated Traditional Herbal Medicine


<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

漢方相談お申し込みフォーム

お電話にて、直接、大山漢方薬局に、ご相談ください。
症状・体質を詳しくお伺いした上で、適切な漢方薬をアドバイスさせて頂きます。

(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00~19:00)

<注意>
大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

以上、よろしくお願い致します。

E-mail to Dr. Ohyama Kampo Pharmacy.


 漢方を現代病に活かす! 漢方専門 大山漢方薬局デジタル店舗へ!



大山漢方堂薬局 〒327-0026 栃木県佐野市金屋仲長町2432
TEL&FAX : 0283-22-1574  E-mail : ohyama@poem.ocn.ne.jp


吉田 和田 金居 「一人で悩んでいないで、一度、お電話くださいね!0283-22-1574」

 女性の悩み漢方相談(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法、臨床心理カウンセリング)



女性の悩み相談窓口

(Ⅰ)女性の体=女性のライフ・サイクル(女性の一生と東洋医学(漢方薬・鍼灸)

①少女期:0~8歳:性器に男女のちがいはあるが、まだ卵巣の活動がはじまっていないので、生殖機能はない
②思春期:9~19歳:卵巣の活動がはじまり、12~15歳ぐらいで初潮をみる。乳房がふくらみはじめ、陰毛も生えてくる
③成熟期(前期):20~30歳:ホルモンの分泌が安定し、女性としての機能も充実する。妊娠・出産にもっとも適した時期
④成熟期(後期):31~45歳:女性としての機能はピークを超える。成人病の発生率が高まるので、定期健診が必要
⑤更年期(前期):45~55歳:卵巣の機能が衰えはじめ、月経の周期が乱れてやがて閉経する。更年期障害に悩まされる人も多い
⑥更年期(後期):55~65歳:肌のはりやつやがなくなり、白髪が目立ちはじめる。体力が低下し、性欲も少なくなる。
⑦老年期:65歳以降:外性器、内性器ともに萎縮して小さくなる。体毛が薄くなり、骨はもろく折れやすくなる

女性の体を、四季にたとえれば、少女期・思春期は春、成熟期は夏、更年期は秋、老年期は冬、にあたります。
四季それぞれの花がさくように、女性も時期に合ったよい花を咲かせてください。
何かの時は、体にやさしい東洋医学(漢方薬・鍼灸)に親しんでください。 0283-22-1574(大山漢方で・イゴ・不安・ナシ)

それぞれの時期に合った調合漢方薬で、養生(ようせい=命を養う)してください。

女性の体の変化には、一定のサイクルがある=女性の体は、少女期・思春期・成熟期・更年期・老年期に分かれます。

①少女期は、男女の体の違いはあるが、精神的な違いはない。
②思春期は、体と心の発育とともに大人へのステップの第一歩になる。
体に丸みが出てきて、女性らしいやさしいからだつきになる。
そして、将来赤ちゃんが産めるように、ホルモンの分泌活動が開始される。→調合漢方薬服用可
③成熟期は、結婚・出産と人生のなかでの最も重要な時期。→調合漢方薬服用可
④更年期・老年期は、出産可能年齢から解放されて、安泰になるも、体の機能は低下していく。→調合漢方薬服用可
つまり、女性の体は、一生をホルモンの分泌に左右される。
女性としての機能を支えているホルモンのバランスをくずさないように、
その年代・時期の体のしくみと、自分の状態を知ることが重要。
自分の体の仕組みを、知っていれば、こころやからだの悩みに、うまく対応できる。
何かの時は、体にやさしい東洋医学(漢方薬・鍼灸)に親しんでください。 0283-22-1574(大山漢方で・イゴ・不安・ナシ)

「少女期・思春期 0~8歳 第1次性徴 8~19歳 第2次性徴」

●性差

性器(生殖器)は男女ともはっきりと区別できるが、精神面では同じである。
男女とも思春期までは、性ホルモンの分泌量が少なく、ホルモンの働きは、ほとんどない。
8歳ごろから、性ホルモンの分泌量が増えはじめ、少しずつ、女性は、女性らしく、男性は、男性らしくなってくる。
14、15歳ぐらいになると、女性の体は、ふっくらと丸みを帯びてくる、
男性の体は、筋肉がついてきて、ごつごつとしてくる。
このころから、精神面にも少しずつ変化があらわれる、活発な女の子が急におとなしくなり、
おとなしかった男の子が、たくましく変わってきて、お互いに意識しはじめる。→調合漢方薬服用可

●体の変化

思春期にも、個人差がる、何歳ごろから思春期と断定することはできない。
女性は卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が活発になり、乳房がふくらんできて、乳首も大きくなってくる、
そして乳首に何かが強くあたったりしますと、痛みを感じるようになる。
性器にも変化がおこり、陰毛が生えはじめ、つづいて脇毛も生えてきて、体のの変化に、悩む少女も出てくる。
また身長が146~150センチぐらいになるころ(12~15歳ごろ)に初めての月経がはじまります(初潮)。→調合漢方薬服用可
しかし、まだ性機能は完全とはいえず、毎月月経があるとは限りません。この時期を「第2次性徴」といいます。
またこの時期には、月経が合っても排卵はない場合が多いようです。→調合漢方薬服用可
思春期になると、性器や乳房の発達が気になりはじめ、同じクラスの友達に月経があるのに自分にはまだない、
といったようなことで悩んだりする少女も出てきます。→調合漢方薬服用可
また逆に乳房が異常に早くふくらんできたり、陰毛が早く生えてきたりする場合もあり、
かなりの個人差があるということがはっきりしています。
最近は、食生活の欧米化から初潮年齢もだんだん低くなってきましたが、少し遅いからといって心配することはありません。
ただ、16歳をすぎても初潮をみないという人もいますから、そういう人は一度、専門家に相談しましょう。→調合漢方薬服用可
時期の早い、遅いにかかわらず、初潮は少女から女性に変わる顕著なあらわれですから、
それを境にして精神面にも大きな変化があらわれます。→調合漢方薬服用可

●思春期の悩み

大2次性徴の8歳ごろでは、特に、大きな問題はありません。
しかし、思春期の中期(12~14歳)頃になると、初潮をみたり、異性に関心をもちはじめたりして、悩むことが多くなります。→調合漢方薬服用可
また性欲も目覚めはじめ、人によってはオナニーを覚える人も出てきます。
また、ものを恥らう心も強くなり、友人とのつき合いや、異性関係も複雑に考えるようになります。恋愛問題で悩む人も出てきます。→調合漢方薬服用可
こういったことを両親や兄弟・姉妹に話ができるようなら心配ありませんが、この時期のほとんどの人は、悩みがあっても家の人には相談しにくいようです。
悩みのせいで勉強にも身が入らなくなっているのに、受験がかさなったり成績が下がったりして、
ますます悩みに拍車がかかり、心身とも疲れ果てるというようなことにもなりかねません。→調合漢方薬服用可
それが原因で気持ちも不安定になり、ノイローゼや思春期特有のさまざまな心因性の病気にかかったりします。→調合漢方薬服用可
また、乳房が大きく変化します。
少女期のころはまだふくらみはない→乳輪とそのまわりだけがすこしふくらむ→ふくらむ範囲がだんだん広くなってくる→乳輪がなだらかになる



●思春期の病気→調合漢方薬服用可

さまざまな悩みを抱えた思春期には、その悩みが原因で、からだのほうも異常な状態になることがあります。
こころが原因の病気としては、次のようなものがあります。→調合漢方薬服用可
神経性食欲不振症
拒食症=やせたいと思うあまり、食べることをよくないことと思い込み、食べ物を受けつけなくなって、やせ衰えていく病気です。

思春期のこころとからだの悩み→調合漢方薬服用可
①家族に反発する。
②友人とのつきあいで悩む。
③恋愛問題で悩む
④容姿について悩む(肥満・にきび・胸がちいさいなど)
⑤受験や成績で悩む

過敏性大腸症候群→調合漢方薬服用可
便秘と下痢をくりかえしておこし、そのため体力を消耗します。
原因は胃潰瘍や十二指腸潰瘍と同じようにストレスからくることが多いようです。

心臓神経症→調合漢方薬服用可
左胸に突くような痛みがして、呼吸が激しくなり、心臓発作に近い状態になりますが、
心臓に異常があるわけではありません。悩みやストレスが原因で神経が過敏になっているのです。

過呼吸症候群→調合漢方薬服用可
若い女性に多いといわれている心身症です。
速くて深い、激しい呼吸をくりかえすと、肺や動脈血中の二酸化炭素が過剰に排泄され、いろいろな症状がおこります。

このように、こころの悩みやストレスが原因となる病気にはいろいろなものがあります。→調合漢方薬服用可

●思春期の月経異常→調合漢方薬服用可

遅発性月経→調合漢方薬服用可
12~15歳ごろにはじまる月経が16歳をすぎてもこない場合をいいます。
遅くても、月経がはじまる場合なら、からだに異常はないでしょう。
原発性無月経
18歳をすぎても月経がこない場合です。
いろいろな原因が考えられますから、必ず専門家に相談しましょう。

早発月経→調合漢方薬服用可
8歳以前に初潮が始まる場合。体質的に早熟が関係している場合もありますが、
ホルモンの分泌過剰、卵巣腫瘍(卵胞ホルモンをつくり出す腫瘍)、
副腎腫瘍(副腎にホルモンをつくり出す腫瘍)の場合もある。→注意が必要



成熟期 20~45歳 女性の安定期

●女性として一番充実する時期

この時期に生殖機能が完成し安定するので、女性としてもっとも活躍できる時期となります。
結婚・妊娠・出産・育児など、一連の活動をこの時期にこなします。→調合漢方薬服用可
なかでも、妊娠・出産という事業は女性のみに与えられた人生で最高の出来ごとです。
ただ、妊娠は病気ではありませんが、妊娠という状態の影に、いろいろな病気が潜んでいることもあります。→調合漢方薬服用可
女性の人生の約25年以上にわたる成熟期間は、女性のからだは、4週間ごとのリズムで周期的に排卵月経を繰り返します。
卵巣の機能は、20~25歳ぐらいがピークであとはしだいに衰えていきます。
ですから、出産の時期も、一番安心なのは、この時期です。(お勧めします)
しかし、現代では、社会に出て仕事についている女性が多いことから、
出産に適している20~30歳で出産するより、30歳以上で初めての出産に挑む人が多いです。→調合漢方薬服用可

妊娠→調合漢方薬服用可(不妊症の悩み)
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女性の卵巣から排卵があり、それが男性の精子との結合により妊娠するということは、誰でも知っている事実です。
ところが、実際に子供を産める時期というのは初期から閉経まえでの約30年間です。→調合漢方薬服用可
つまり、毎月1回排卵という卵巣の機能が、おおよそ12歳ごろからはじまって、48~52歳頃に、働きを停止します。
子宮では卵が受精卵となって落ち着けるように、子宮内膜を厚くして準備しています。
受精が成立した場合、受精卵が子宮内に付着して妊娠が成立しますが、
受精出来なかった場合は、準備していた、厚くなった子宮内膜は必要なくなり、はがれて体外に放出します。
これが月経(生理)です。

「一人目の出産は、出来るだけ35歳までにすると、いろいろな意味で安心です。」 大山漢方堂薬局 医学博士大山博行

成熟期の女性でも、ホルモンのアンバンランスに悩む人もいます。→調合漢方薬服用可
そういう人は妊娠もしにくく、精神的にも不安定になりがちなので、東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、ホルモンの働きを安定させるとよいです。
結婚後も、働く女性は、仕事と家庭を両立させていく必要があるために、肉体的にも精神的にも、かなり負担がかかります。
そういう意味でも、生活設計と人生設計を、あわせて、出産・育児も計画的に無理のないようにしたいです。→調合漢方薬服用可
仕事をもっている人でも、子供がほしい場合には35歳ぐらいまでに出産するのが、母体にも赤ちゃんにもよいです。
42歳までは、自然妊娠、出産することはできますが、安産にするためには、調合漢方薬のご服用をお勧めします。→調合漢方薬服用可

避妊の知識
性生活、異性とのセックスにおいて、正しい知識が要求されるのが「避妊」です。
避妊とは、男性の精子と女性の卵子の結合を未然に防ぐことです。
男性側の避妊法には、コンドームの使用・膣外射精・不妊手術などで、
女性側には、ピル・IUD・ペッサリー・錠剤・ゼリーなどの使用や、基礎体温法・洗浄法・オギノ式/不妊手術などがあります。
なお、オギノ式NFP法・洗浄法・膣外射精は、避妊の成功率が低いので、ほかの方法といっしょに行う必要があります。
避妊は、男性と女性で協力して、正確に行う必要があります。
パートナーと、お互いに、お勉強して、正しい知識を確認するとよいです。

不妊症→調合漢方薬服用可→漢方専門大山漢方堂薬局、同鍼灸院→不妊症の悩みと東洋医学(漢方薬・鍼灸)
結婚したら必ず妊娠すると思いこんでいる人もいますが、結婚後2年以上たっても妊娠しない場合は、不妊症を疑ってみる必要があります。
また不妊の原因は女性ばかりではなく、男性にもあります。必ず男性も検査を受けてください。→調合漢方薬服用可

更年期 前期45~55歳 後期55~65歳 閉経を迎える時期→調合漢方薬服用可

更年期というのは、一般的に、成熟期から老年期に移り変わる時期をいいいます。→調合漢方薬服用可
女性が健康に生活していくためには、ホルモン系と自律神経系のふたつの調整機能がうまく働いていることが必要です。
ところが、更年期になると、卵巣の働きが衰えて、月経が止まり、生体機能は低下していきます。→調合漢方薬服用可
それによって、個人差はありますが、多数の女性が自律神経系の失調をきたし、精神的、肉体的にも、いろいろな障害がおこります。→調合漢方薬服用可
早い人では、30代後半から更年期症状を訴える人もいます。→調合漢方薬服用可
その反対に50歳を過ぎても卵巣の機能が衰えず、不快な症状も感じないという凄い人もいます。
更年期は、普通は45~55歳ぐらいにあたるといわれますが、社会生活、遺伝体質、栄養状態によって、その症状はさまざまになります、
体の変調を強く感じる人と感じない人、また変調に適応してしまう人もいます、
が、適応できない人はさまざまな障害を、いつまでも感じていることになります。→調合漢方薬服用可
また、更年期の期間も、半年ぐらいで終わる人や5~6年かかる人もいます。→調合漢方薬服用可
更年期障害の身体的な症状が、強く出る人は、一般的に、太っている人よりやせ型の人のほうが多いといわれています。
また、小柄で子供的体質の人は、卵巣の働きが弱いので、更年期障害を、あまり感じないようです。

更年期障害の症状と東洋医学(漢方薬・鍼灸)

更年期における肉体の変化で顕著にあらわれるのは、月経の停止です。→調合漢方薬服用可
それも、いわゆる乱れがはじまってから2ヵ月以内であったり、10日目にきたりしてあわてることもあります。
そして閉経した後に、精神的、肉体的なトラブルがおこります。このトラブルを、更年期障害といいます。→調合漢方薬服用可

精神的な障害としては、月経が止まったことにショックを受け、
体力の衰えや更年期の諸症状を気にかけすぎ、精神が不安定になることがあげられます。→調合漢方薬服用可
また、その時期には、子供の進学や、早い人では、子供の結婚も重なり、家庭生活のストレスが多くなります。→調合漢方薬服用可
また、性格的要因によって、親や夫に対して甘える気持ちの気持ちの強い人、
情緒不安定な人、内向的な人は、障害を強く感じるようです。→調合漢方薬服用可
社会で仕事を持っている女性は、仕事に対応する時間が多いため、専業主婦にくらべると更年期障害の症状は軽いようです。



更年期の性器の衰えによる病気→調合漢方薬服用可

更年期になると卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が少なくなり、性器も自然に萎縮してきます。
その結果、さまざまなトラブルがおきてきます。→調合漢方薬服用可

①膣の粘膜が萎縮するため「膣炎」がおこりやすくなる、→調合漢方薬服用可
②外陰部のかゆみ、③白色の角化斑、→調合漢方薬服用可
④膀胱炎、⑤子宮脱、⑥性交痛、など、→調合漢方薬服用可
これらは、不正出血や子宮ガン、子宮筋腫、膣部びらん、頸管ポリープなどのはっきりとした病気、疾患とは区別されます。

女性の一生と卵巣の寿命
①少女期-月経なし、②思春期-月経不順、③成熟期-月経は順調、④更年期-月経不順、⑤老年期-月経なし

●体の変化に適応する→調合漢方薬服用可

精神的要因となる障害を緩和するためには、自分だけが苦しいと思わないこと、→調合漢方薬服用可
家庭生活のほかに娯楽や趣味をもつこと、なんでも完全にやろうとしないこと、
など、気持ちを楽に持つことが重要

老年期65歳~生体機能の老化→調合漢方薬服用可

●老年期→調合漢方薬服用可
老年期は、一般的に65~70歳頃からです。老年期には、更年期を経て女性としての生殖機能は終わっています。
女性の一生はホルモンによって支配されているので、卵巣の働きが終わると急速に老化の道をたどります。→調合漢方薬服用可
それにより、さまざまな病気が引き起こされます。 →調合漢方薬服用可
成熟期に10~12グラムあった卵巣は、60歳になると約4グラムほどになり、成熟期の約3分の1程度に縮まってしまいます。 
当然性器も萎縮して、老人性の膣炎や、外陰掻痒症などの性器の病気もおこりやすくなります。→調合漢方薬服用可
性器ばかりではなく、骨格、筋肉、その他内臓の機能も低下します。 
特に骨の老化は早くから起こり、腰痛、肩こりなどの症状にも悩まされます。→調合漢方薬服用可
背中が丸くなる老人性脊椎骨粗鬆症も、早ければ50代からはじまります。→調合漢方薬服用可

●老化防止→調合漢方薬服用可
現代は、髪は黒くも赤くも染められますから、手入れしだいで年よりはかなり若くいられるようになりました。
服装も、自由になって、若い人の着るような服を身につけることもできます。
ちょっとした気づかいで、同年代の人でも、老けて見える人もいれば、若く見える人もいます。
自分のことを老人と意識しすぎると、かえって生体機能の衰えを早める原因にもなります。
でも、あまり過信しすぎて、過度な運動をするのは問題です。 
老年期には、誰でも手足、耳、目などの機能は衰えているので、これをふまえて適度な運動をしましょう。

●若い人と積極的につき合う
趣味のサークルなどが盛んですから、そういう集まりに出ていって、若い人と付き合うのも老化防止の策です。
若い人と同じことをしようということではなく、言葉を聞き、若い人の行動を目にしているだけでも気持ちは、若返ります。
適度な運動、適度な刺激は、体の中の活力を呼び起こします。 ですから、体に支障がない限り、外へ出るのが若さを維持する秘訣です。


女性自身(自分の性器)のことを知る
子宝(妊娠、出産)に恵まれるために最も重要な器官(女性生殖器)の知識

人間の体は、精巧に組み立てられています。
特に女性は出産という大事業を成しえるための機能を持っています。
その機能を十分に活かすためには、自分自身の性器の構造、しくみを知ることはとても重要です。

(A)外性器(外から見える性器)

①恥丘と陰毛(性器の外観をつくる):
恥丘は、恥骨の上の脂肪を含んだやわらかい部分です。
そこに発毛する毛を陰毛といいます。
陰毛の形と量は様々です。 多い人も少ない人もいます。→調合漢方薬服用可
陰毛の発育は副腎や卵巣から分泌される男性ホルモンに影響されます。→調合漢方薬服用可
発毛の形は、ひし形に生えたり、逆三角形に生えるの普通で、男性ホルモンが多い場合は三角形に生えたりすることもあります。
また、陰毛の生えない人を無毛症といいますが、それ以外は、心配ありません。→調合漢方薬服用可

②クリトリス(陰核):
とても敏感な性感帯の一つ →不感症の場合=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
男性のペニスに相当する部分で、もっとも敏感な部分です。
性的刺激を受けると、中央の陰核海綿体に血液が流れ込み勃起します。
外陰部のなかでも快感を得られやすい部分です。

③大陰唇:
性器を守る器官
膣口を保護している部分で、暗褐色で、外面には陰毛が生え、皮脂腺や汗腺がたくさんあります。
大陰唇は膣口や尿道を保護するため、第2次性徴の時期である思春期に急速に発育します。
恥丘から肛門までの部分を占めています。

④小陰唇:
感度の高い性感帯 →不感症の場合=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
小陰唇は、左右の大陰唇の内側にあるひだで、やはり皮脂腺があります。
前方では左右の小陰唇が合わさってクリトリス(陰核)を包み、後方では尿道口や膣口を包み、
会陰部では、大陰唇と一緒になっています。
この部分に陰毛は生えませんが、皮脂腺と動脈が発達しており、性的な刺激を受けると充血します。

⑤外尿道口:
尿の出口となるところ、クリトリスの下のほうにあって尿の出る楕円型の空間です。

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
「女性の体は複雑です。 特に、女性だけにしかない子宮や卵巣、乳房のしくみを、知っておくことは、困った時に役立ちます。
また、妊娠して赤ちゃんを産むための大切な臓器ですから、いつも清潔に保つことが重要です。」

⑥バルトリン腺:
膣口の左右にある、大豆大の腺の集まり。
性的興奮によって乳白色の粘液を分泌して、膣口を、潤し、なめらかにします。
人によって形や色も、様々です。→不感症の場合=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

⑦前庭:
男性性器と同じしくみになります。 →不感症の場合=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
左右の小陰唇にかこまれた部分で、前方にクリトリス、後方に膣口がある。
膣口部の両側は海綿体になっていて、男性の尿道海綿体に相当。
また多数の静脈と神経があって、性的刺激を受けると充血して膨張します。

⑧膣口:
赤ちゃんの誕生を迎える臓器です。 
外尿道口の下に膣口が開いていて、内面は多くのひだのあるやわらかい粘膜でおおわれています。
静止している状態では、扁平になっている。 その奥に処女膜があります。 処女膜はセックスによって損傷します。
処女膜は、自慰行為、オナニーでも破損をすることがあるので、初めてのSEXで出血するとは限りません。
また、膜におおわれて塞がっているわけではなく、月経のときに子宮から出る血液があふれ出るように、
輪状の穴が開いている。 穴のない処女膜は、逆に切開手術が必要になります。→調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)



(B)内性器(体の中にある生殖器)

①膣:
自浄作用がある=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
膣の上部は子宮の頸部にあたり、下部は膣口の外陰部につながる、
管状の器官。 管の長さは成熟女性では約7~8センチで、
分娩の得、赤ちゃんが通りやすいように進展性がある。
ふだんは月経のために使われている。
膣内には、デーデルライン桿菌という特殊な菌がたくさんいて、病原性細菌の侵入を防いでいる。
デーデルライン桿菌の働きは、SEXによって膣内が精液でアルカリ性になっても,
デーデルライン桿菌によって、膣内は、またもとの酸性にもどり、感染を防いでいる。
少数の病原体が膣内に存在しても、この菌によって発育が押さえられ、膣炎を防ぎます。
外からの細菌の感染を防ぐしくみを、膣の自浄作用という。
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

②卵管:
卵管は、子宮の両側にあって、左右一対の長さ約10センチほどの細い粘膜性の器官。
卵管の中は、非常にせまく、2mm~3mm、細いところでは1mm程度です。
卵子を卵巣から子宮へ運ぶ通路で、精子と結合する場所です。
ラッパ状に広がっているので、ラッパ管とも呼ばれている。
卵管に炎症をおこすと不妊の原因になる。→調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
卵管は、月に1回できる卵子とSEXにより膣内に射精された精子とが出会うところであるが、
受精卵が卵管膨大部に着床してしまうことを、子宮外妊娠といい、早急に治療が必要になる。

③卵巣:
卵巣は左右の卵管の下にあって、卵管に抱かれた形でつりさげられたようになっている。
卵巣は約数百万個の原始卵胞をもっていて、この卵胞のなかにひとつずつ卵子があり、
思春期になるころから発育して、成熟卵胞となる。
成熟した卵胞から、1ヵ月に1回(月経がはじまった日から14日目ごろ)、卵胞が破れて卵子が腹腔にでる。
これが排卵になります。 →無排卵、排卵障害の場合=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
排卵の時期には、腰やお腹に痛みを感じる人、出血する人もいますが、病気ではありません。
この排卵の時期を知ることは、妊娠や避妊のための重要な知識になります。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
普段から基礎体温をつけることも、その時期を知るために大切です。
排卵後の卵胞は黄体となり、月経のあとは萎縮して白体となる。
妊娠した場合は、黄体は妊娠3カ月末ごろまで活動をつづけ、その後はしだいに衰える。

④子宮:
子宮は膀胱と直腸の間にあり、骨盤にしっかりと保護された、洋梨のような形をした器官です。
重さは約50グラムで、大きさはにわとりの卵ぐらいあります。妊娠すると徐々に大きくなり、大人の頭ぐらいになります。
最上部の最も広い部分は子宮底といって、幅は約5cm、厚さは約2.5cmです。
子宮の壁は厚い筋肉の層からできていて、赤ちゃんを分娩するのに適した形体をしています。
子宮体部は、子宮の上部を占める大きな部分で、内部はせまい空洞になっています。
子宮体部の内側は筋肉の層が厚く、妊娠すると筋腺維は増殖・伸展します。
さらに赤ちゃんが発育するにつれて、大きくなります。
お産のときの陣痛は、赤ちゃんを押し出すために、この子宮体部の筋肉が収縮することによるものです。
子宮体部の下の部分を子宮頸部といい、さらにその下には子宮膣部があり、
子宮膣部の先端は、膣内に突き出しています。
その下の中央の膣腔に向かって開口している部分を外子宮口といいます。
子宮腔は逆三角形で、上部では両側とも、卵管腔に向かって突き出ています。
子宮は、内膜・筋層・漿膜から成っています。
→子宮筋腫、子宮位置異常の場合=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)


(C)乳房(バスト)

①乳房の経時変化:
乳房は、幼年期から少女期にかけては男子と変わりませんが、少女期の終わりごろになると、
卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)のはたらきによって乳管が発育して、盛んに枝別れし、
続いて初潮がくるころに、エストロゲンだけでなく黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用も加わり、
思春期のころにはふっくらとしてきて、乳管だけでなく乳腺も発達してきます。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
さらに成熟期になると、これに厚い脂肪の層がかぶさって乳房は大きくなります。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
妊娠すると、エストロゲン・ブロゲステロンなどが大量に作用して、
出産すると乳房から乳汁の分泌が始まります。→分泌障害の場合=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

②乳房の構造:
乳房の中心には丸い茶褐色の乳首がある。
乳首は、授乳時に乳汁が分泌されるように、細い管が15~20個ぐらい開口している。
乳汁を出す管は乳首のすぐ下で乳管洞をつくっている。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
それから細い枝に別れ、乳汁をつくり、分泌する腺腔につながる。
この管と腺を合わせて乳腺と呼んでいる。
→不感症の場合、乳首がない(乳首埋没)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

③乳房が大きくても、小さくても、働きは同じ:
女性にも、男性にも、乳房の大きさは、特に問題にされがちですが、
乳房が大きくても、小さくても、ホルモンの働きは正常に機能する。
逆に大きい乳房を持っていても、乳の出の悪い人もいる。 =調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
ですから、美容的な意味だけで、乳房を整形するのは、思わぬトラブルを生む原因になりかねない。
日本人は、欧米人に比べて乳房の小さい人が多いようですが、性器が普通に発達し、月経周期も順調であれば、
体の中のホルモンは正常に働いていると考えてよい。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

④副乳:
出産が終わって正常に乳房がはってきて、授乳の時期になると、腋の下にしこりができることがある。
これを、リンパ腺の腫脹と間違えることがありますが、これが副乳といわれるものです。
妊娠や出産以外のときは小さいので意識することはありませんが、出産後に晴れてくることがある。
もちろんたいした問題はなく2~3日冷やせばすぐ元に戻ります。
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)



女子の機能に重要なホルモンの働き:
女性の体は、一生を通してホルモンに左右される。そのホルモンの作用を知ることは賢明なことです。
ホルモンバランスの乱れ=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

(A)脳下垂体から分泌されるホルモン

●ホルモンに左右される女性の一生:
女性の一生は、ホルモンによって支配されているといってもいいほど、ホルモンの作用に強く影響されます。
体のなかには、多くの内分泌腺があります。ここから分泌されるホルモンは血液のなかに入り、
新陳代謝のバランスを調節することによって、発育や生殖機能に大きな影響をもたらしています。
分泌されるホルモンは微量ですが、多かったり少なかったりすると、からだに異常がおこります。
ホルモンバランスの乱れ=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

「体はホルモンに支配されている」
ホルモンバランスの乱れ=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

脳下垂体から分泌されるホルモン
黄体形成ホルモン 卵胞刺激ホルモン (性腺刺激ホルモン)= 子宮
副腎皮質刺激ホルモン= 腎臓
甲状腺刺激ホルモン= 甲状腺
乳汁分泌促進ホルモン= 乳腺
抗利尿ホルモン= 腎臓
子宮収縮ホルモン= 子宮
成長ホルモン= 全身へ
メラニン細胞刺激ホルモン= 全身へ

「視床下部=ホルモンのコントロールタワー=最高司令官=と脳下垂体のしくみ」

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス

脳下垂体は、体のなかのホルモンをコントロールするところです。
分泌されるホルモンの量は、多くても少なくてもからだに異常をおこしてしまいます。
そこで、ホルモンのコントロールタワーが活躍します。=視床下部
ホルモンが、女性のからだを支配しているのですから、ホルモンのバランスを整えることが一番大事です。
ホルモンバランスの乱れ=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

●ホルモンをコントロールする:
脳下垂体は脳の中心部にあり、トルコ鞍という骨のくぼみに突出している、0.5グラムほどの小さい分泌腺です。
そして、前葉・中葉・後葉の3つに分かれていて、たくさんタンパク性のホルモンを分泌しています。
とくに前葉からは、末梢内分泌腺におけるホルモンの産出、およびその放出を刺激するホルモンが分泌されています。
最近の研究によって、脳下垂体の機能が、さらに上位の脳、とくに間脳の一部である、
「視床下部」によって支配され、調節されていることがわかってきました。

●脳下垂体前葉から分泌されるホルモン
①性腺刺激ホルモン
分泌される性腺刺激ホルモンには、卵胞刺激ホルモン(FSH)と、黄体形成ホルモン(LH)があります。
卵胞刺激ホルモンは思春期ごろから活発に分泌されはじめ、卵巣に作用して、原始卵胞を成熟させます。
黄体形成ホルモンは成熟卵胞に作用して、排卵を誘発します。
このホルモンの分泌が足りないと、排卵はうまくおこらないのです。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
排卵時には、この卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンのふたつが盛んに分泌され、
相互作用によって排卵が行われることになるのです。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

②甲状腺刺激ホルモン(TSH)
甲状腺に作用して甲状腺ホルモンの生成・分泌とその機能を促進させる役割を果たします。
甲状腺は、からだのなかのエネルギー代謝を調節する器官ですが、
あまりこの機能が高まりすぎるとバセドウ病と呼ばれていて、=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
眼球が飛び出たりイライラと落ち着かなくなったり、=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
月経異常になったり、そうしたことで体力を消耗して体重が減少したりします。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
甲状腺は人間のからだのなかのヨードを利用して、甲状腺ホルモンをつくります。
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

③副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
副腎皮質に作用してその機能を促進させます。
副腎皮質からは人間のからだの電解質を調節するホルモンや糖質ホルモンのほかに、男性ホルモンが分泌されます。
副腎皮質刺激ホルモンが異常に分泌されて、副腎皮質が刺激を受けると、クッシング症候群と呼ばれる病気が心配されます。
クッシング症候群にかかると、肥満、高血圧、ムーンフェイスという症状が出ます。
また副腎皮質の男性ホルモンが過剰に産出されますと、副腎性器症候群があらわれます。
この病気にかかると女性性器のクリトリスが肥大したり、体毛が増えたりします。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
最も重症な場合は、半陰陽になったりすることがあります。

④成長ホルモン(GH)
甲状腺ホルモンと相互作用をして、発育や成長を促進させます。
したがってこのホルモンが不足しますと、小体症と呼ばれている病気がおこります。
小体症という病気は、生まれたときの身長・体重はふつうですが、2~4歳ごろから発育が遅れはじめるようになります。
ただ、知能は正常で、からだ全体のバランスはとれています。
現在ではこの成長ホルモンを人工的に合成して、小体症の治療などに使われはじめています。

⑤乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)
乳腺を刺激して乳汁の分泌をうながすホルモンです。
妊娠初期から分泌しはじめるこのホルモンは、出産直後には分泌量が最高に達します。
しかし、あまり過剰にプロラクチンが分泌されますと、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンのはたらきを邪魔して、
無排卵、無月経などの月経異常をおこします。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
赤ちゃんにおっぱいを飲ませている間に月経がおこらないのはこのホルモンの作用のためです。

⑥脳下垂体中葉からのホルモン
メラニン細胞刺激ホルモン(MSH)
両棲類や爬虫類のメラニン細胞に作用して皮膚の色などを変化されるこのホルモンが、人間に与えるはたらきはまだ不明です。
ただ、このホルモンが作用することによって、皮膚の色素沈着が増強されます。
妊娠すると、乳頭や小陰唇が黒ずんでくるのは、このホルモンの作用のせいといわれています。

⑦脳下垂体後葉からのホルモン
抗利尿ホルモン(ADH)
腎臓の尿細管で水分再吸収の調節を作用するホルモンで、血圧の上昇も調節します。
とくに抗利尿作用をもっているところから、抗利尿ホルモンと名付けられています。
このホルモンが不足すると尿崩症と呼ばれる症状をおこし、=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
のどが異常に渇いて、多量に水を飲むことになり
その結果頻尿・多尿をきたすことになります。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
また、小児科では、夜尿症となる傾向があります。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

⑧子宮収縮ホルモン(オキシトシン)
子宮筋に作用して子宮を収縮させる作用をもっています。
出産のときには、オキシトシンの作用によって陣痛がおこりますので、分娩の際には必要なホルモンです。
そういう作用を応用して、人工的に陣痛をおこさせるときに、オキシトシンを注射したりします。
また、乳腺にも作用して、入管を収縮させ乳汁の分泌を補助するはたらきもあります。
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
授乳中に子宮が収縮する痛みを感じるのはこの作用のためです。

⑨卵巣から分泌されるホルモン
卵巣にはふたつの重要なはたらきがあります。
一般的に女性ホルモンと呼ばれる卵胞ホルモン(エストロゲン)ならびに黄体ホルモン(プロゲステロン)の産出と分泌です。
ホルモンバランスの乱れ=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

卵胞ホルモン(エストロゲン)
卵胞ホルモンは女性の第二次性徴をおこすホルモンです。
このホルモンの作用により、思春期になると女性は乳房がふくらみをもってきたり、性器に変化がおこったり、陰毛や脇毛が生えたりします。
また子宮にもさようして、子宮の筋肉を発育させ、頸管の分泌液を増やしたりします。
こうして受精の準備を整えています。=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

女性は男性にくらべて狭心症や動脈硬化の人が少ないのですが、
これは卵胞ホルモンの影響ではないかといわれています。
ホルモンバランスの乱れ=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
したがって、閉経後のは動脈硬化による病気も増えてきます。
卵胞ホルモンは、1回の月経でおよそ5ミリグラムが産出され、
血液のなかを循環してから、肝臓内で不活性化して、胆汁や尿とともに排出されます。

黄体ホルモン(プロゲステトン)
卵巣から卵子が排出されたあとに分泌されるホルモンで主に子宮で活動し、
受精したあと子宮内膜にうまく着床される働きをもっています。
ホルモンバランスの乱れ=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
黄体ホルモンは体温をあげる作用をもっており、それによって排卵の時期を知ることができます。
そのほか黄体ホルモンは、たんぱく質の合成を促進させたり、平滑筋の収縮を抑えたりする役割もします。
ただし、妊娠がおこらなかった場合は黄体14~16日で機能を失い、黄体ホルモンを分泌しなくなります。
そのあと、妊娠のために用意されていた子宮内膜は不用になり、はがれて子宮から外に流れ出ます。これが月経です。



「月経の知識」

月経があるのは、女性が赤ちゃんを産むための準備をしている証拠です。
初潮を迎えてから閉経までの長い時間をともにすごしていくのですから、
正しい知識で対応していきたいものです。
月経異常(無月経、月経過多、月経不順、月経痛)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

月経のしくみ:
最近では、小学校でもはっきりと月経の話をしますから、いざ始まった、という時に、それほどのショックは受けないにしても、
やはり少女にとっては恥ずかしいことには、違いありません。
しかし、月経が始まったのは少女から、女性の体になったという証拠で、赤ちゃんを産めるという証明なのです。
月経というのは、月に1回、個人差はありますが、だいたい3~7日ぐらいの間、子宮から出血があることです。
ここでは、月経がどうしておこるのか、そのしくみについて説明します。
月経異常(無月経、月経過多、月経不順、月経痛)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

卵胞期:
女性は赤ちゃんのときから、左右の卵巣のなかに数百万個もの原始卵胞をもっています。
この原始卵胞は思春期になると、脳下垂体から分泌された卵胞刺激ホルモンの作用で成熟卵胞への発育します。
そして成熟卵胞は卵胞ホルモンを分泌しはじめ、血液のなかに入って全身に運ばれます。
子宮へ運ばれた卵胞ホルモンは、受精のための子宮内膜をふやし、受精卵が着床しやすい用意するようになります。
卵胞ホルモンは約2週間分泌されます。

排卵期:
卵胞ホルモンが増え始めてからおよそ2週間たつと、今度は脳のコントロールによって、
それ以上増えないように脳下垂体の卵胞刺激ホルモンが低下しはじめます。
これによって、原始卵胞のうちの数個だけが成熟します。
一回の月経周期で1個ずつしか排卵しないようにさせるための方法です。
卵胞刺激ホルモンが低下しはじめると、次は黄体形成ホルモンが多量に放出され、
このホルモンの作用で、卵胞の中から卵子が1個だけ腹腔内へ出てきます。これが排卵です。
排卵障害(無排卵、卵管通過障害、他)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

黄体期:
排卵した後の卵胞は、黄体に変化して黄体ホルモンを分泌しはじめます。
黄体ホルモンは、例えれば子宮内のベッドを、受精卵が着床しやすいように準備する役割す。
着床障害=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

月経:
準備を整えていても受精しなかった場合は、黄体の機能は衰えて、2週間で黄体ホルモンの分泌量は低下します。
このように、黄体ホルモンが低下すると、再び脳下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、その作用で卵胞のなかの卵胞が成熟し始めます。
そして受精が成立しないと、はがれて排出するというプロセスを繰り返し行います。

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、大山博行先生よりアドバイス
人間が子孫を残すためには、月経が始まり、そして男女の交わりが必要です。
月経は成人した証拠ですから、恐れることはなく、むしろ女性の美しさや、やさしさの現れと考えることができます。
ホルモンの分泌による体のメカニズムを自然に受け止めるようにしてください。
そして、毎日の体の変化に、すぐに気づくことができれば、体の異変を早期に発見できます。

初潮:
月経の開始は、年齢に関係なく、身長が146~150センチに達したころに始まることが多いです。
しかし、近年は月経の始まる時期も早まっています。日本女性が初潮をみるのは、平均年齢で12歳ぐらいですが、
初潮が早くなる傾向は、日本だけでなく、地球規模、世界的なものになっています。

月経周期:
月経がはじまった日を1日目として、その次の月経がはじまる日までを月経周期といいます。
ふつうの人は25~35日ぐらいが正常の範囲で、
25日以内の周期、または35日以上に、周期が開く場合は異常と考えてよいです。
月経異常(無月経、月経過多、月経不順、月経痛)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
しかし、人によって月経不順な人もいますから、そう神経質になる必要はないです。一度、専門家に相談するとよいです。
月経周期とは、月経が始まった日が、月経周期の第1日目で、次の月経は、また、始まった日から計算するのが常識です。
しかし、数字どおりに安定しないのは、特に異常とは、断定できません。
初潮後の月経は、数ヶ月こない、ようなこともあります。
初潮から半年たってから次の月経が起こるようなこともあります。
結論的には、初潮後、2~3年は不規則な周期であっても、特に、異常ではない、病気ではないということです。
しかし、心配な場合は、一度、専門家に相談するとよいです。
月経周期異常(無月経、月経過多、月経不順、月経痛)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

月経の出血量と日数には個人差がある:
周期と同じように、出血量にも個人差はあります。
1回の出血量は、50~150ミリリットルです。コップ1杯の半分ほどの出血量といわれています。
初潮後の2~3年は、少量で終わってしまう時があっても異常、病気ではありません。
月経血は、暗赤色で粘り気のあるもので、酵素の作用で溶解されて、凝固しない性質になっています。
しかし、出血量が多くなると酵素の溶解力がにぶるので、レバー状の塊が出ることがあります。
この現象自体は、特に心配はいりませんが、その状態が長く続くのは、正常ではないので、専門家に相談してください。
月経異常(月経過多、月経不順、月経痛)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

月経日数にも、個人差がある:
初潮後は不安定ですが、成熟期になると、平均的に、4~7日ぐらいになりますが、
これより長くても短くても、異常な場合もあるので、その時は、一度、専門家に相談してください。
月経日数異常(無月経、月経過多、月経不順、月経痛)=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
また出産した女性は、未産婦より出血量が多く、出産する前に不順だった月経周期もぴったり来るようになる人もいます。
そして、成熟期も過ぎて40歳の後半になると、出血の量もだんだん減ってきます。
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

月経時の諸症状(PMS=月経前症候群も含む):
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
月経の時に、様々な身体症状を訴える人が多数います。
下腹部の充血のせいで、腹痛があったり、腰痛がしたりする。
イライラして怒りっぽくなったりする。
集中力がなくなり、ぼーっとする人もいます。
また、月経ごとに異常な腹痛があり、薬を飲まなくてはならない人、
特に激しい時は、起きてはいられない、仕事も休む、という人もいます。
こういう場合は、一度、専門家に相談してください。
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)
これらは、普通は、月経が終わると自然に治ってしまうものですから、
特に、病気と考えることはなく、神経質になる必要はありません。

PMS=月経前症候群=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

月経の時の過ごし方:
月経そのものは病気ではないので、特に普段の生活様式を変える必要はない。
シャワーなどを浴びて、できるだけ清潔に過ごすように心がける。
昔は髪を洗ってはいけない、などという人もいたようですが、
今は、むしろ洗髪も積極的にして気分をさわやかにするのはよいことです。
スポーツも、過激なものでなければ、適度な運動は腹痛を緩和することになるので、さしつかえありません。
月経中のセックスは、しない方が安全です。
それは、月経時の子宮内膜は傷つきやすくなっていて、雑菌にも弱くなっているので、膣炎などを起こしやすいからです。
月経中のセックスは快感度が高いという人もいますが、特に、そこで快感を得なくても、
普段から、愛撫などを工夫することによって、リラックスすることによって、快感を得られるはずです。
=調合漢方薬服用可、鍼灸治療併用可能(効果大)

月経の万全な手当て:
現在よく使われているものに、ナプキンとタンポンがあります。
生理用のショーツもいろいろなタイプのものが市販されています。
ナプキンとタンポンの2種類の使い方は、その時々によってですが、
ふつうはナプキンを使うほうが清潔度が保て、安全といえます。
もちろん長い時間使用したまま、というのは、よろしくありません。
少なくとも、1~2時間に1度は交換してください。
初めて使う人には、アプリケーター式のミニサイズが使いやすいでしょう。
旅行やスポーツをする時には、便利ですが、激しい運動によって糸が切れたりして、
ぬけなくなったりすることもあります。気をつけてください。
タンポンを使うときも、できるだけ頻繁に交換するようにしないと、
糸から雑菌が膣内に入って膣炎を起こすこともありますから注意してください。

(A)ナプキン:
ナプキンと裏に付いたズレ防止テープで生理用ショーツに止める。
月経血がもれないように内側が防水加工された生理用ショーツもある。
ナプキン注意事項:
①ナプキンはこまめに変える。
②水洗トイレには流せないので必ず汚物入れに捨てる。
ナプキンのタイプ
厚型…月経血の多い時や長時間ナプキンを取り替えられない時使用。
薄型…月経血の少ない時や始まりそうな時に使用(使用が楽)

(B)タンポン
両足を肩幅ぐらいに開いて、少し膝を曲げ、上半身を前に倒す。
片手で膣を広げ、もう一方の手でタンポンを挿入する
フィンガー式タンポンの挿入:ひもをのばしフィンガーベールをつけた人差し指の先をくぼみにあてて奥まで押し込む。
スティック式タンポンの挿入:ひもを取り出して、くぼみにスティックを差し込む。
アプリケーター式タンポンの挿入:外筒のはしをもって挿入し、内筒を人差し指で押し込む。

月経周期を意識的にずらす方法:
運悪く月経のときに旅行の予定が入ったり、結婚式にぶつかったりした場合は、ホルモン剤を使って時期を変更することができる。
予定がわかっていたら、遅くとも1ヵ月前までに、病院へ行きホルモン剤をもらう。

月経を遅らせる方法:
月経を遅らせるには、卵胞ホルモンや黄体ホルモンを外から与えることによって時期をずらすことができる。
具体的には、月経の4、5日前から、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの混合剤を、月経が来てもいい時期まで服用する。
この方法で10~14日は月経を遅らせることができる。

月経を早める方法:
月経が終わったらすぐに、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの混合剤を2週間ほど続けて服用する。
これで排卵を抑えて、その後、服用を中止、2、3日たつと、無排卵性月経がおこる。

どちらの場合も、ホルモン剤を使用する時は、病院へ行って相談してから実施する。
肝臓や心臓の悪い人、腎臓病の人、ホルモン異常の人は、こうした薬剤は危険、要注意です。

月経を遅らせる方法:
ホルモン剤を14日~18日ぐらい服用する=長くて10~14日ぐらい月経を遅らせることができる。
ホルモン剤の服用を中止してから2~3日後に、人工月経が起こることを考えて服用期間を決める。

月経を早める方法:
月経が終わった直後から2週間ホルモン剤を服用し、2~3日後に人工月経が起こる。
正常な周期の人で約1週間ほど早めることが出来る。

基礎体温:
基礎体温で体調の変化を知る。
女性の体は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの変動によって体温が変化する、
その体温の変化で、体の変化を把握することができる。
基礎体温の計測は、排卵日を知り、避妊のために使われることが多い。
不妊症の人が妊娠したいときの目安にする。
無月経の人が治療を受けたりするときに役立つ。

「妊娠を望む場合は、早い時期から、一度、ご相談いただき、調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大です。」

初潮が始まった時から、基礎体温を測る週間をつけておくと、将来、役に立つこともあるので、計画的につけるとよい。
計った体温は、毎日、体温表に記入。その時に、性交渉、セックスの日などの情報も記入しておくと便利。

「妊娠を望む場合は、早い時期から、一度、ご相談いただき、調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大です。」

基礎体温の測り方:
基礎体温は、朝、目を覚ました時に、すぐ計るのがもっとも良い計り方です。
あらかじめ、夜寝る前に枕元に婦人体温計を置いておく。
目が覚めたら、すぐに口の中の舌の下側に体温計をはさむ。
そのあと5分間口を閉じてじっとしている。
基礎体温を正しく計るための注意:
朝、目が覚めたらすぐ、ふとんの中にいるうちに計る。
体温計は寝る前にメモリを下げて、枕元に置いておく。

「妊娠を望む場合は、早い時期から、一度、ご相談いただき、調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大です。」

基礎体温の一定の流れを知る:
体温が低い時を、低温期(卵胞期)と呼ぶ。
低温期は、卵巣から卵胞ホルモンが盛んに分泌されている時期で、およそ14日間続く。
その時期に、陥落期といって、排卵を示す時期で、もっとも妊娠しやすい日がある、
この時に合わせて、妊娠しやすくする鍼灸、経絡ツボ療法を実施する。調合漢方薬服用で、さらに効果大。
(陥落日がはっきりしないで、高温期に移動する人もいるが、タイミングを計り実施する)
そして排卵が起こり、黄体ホルモンが分泌され始めると、体温はどんどん上昇して高温期に入る。
これを黄体期とも呼んでいるが、高温期は黄体ホルモンの働きによるものだからです。
低温期と高温期の差は、約0.3度以上になるので、高温期には微熱があると感じる人もいる。
高温期は、約2週間続くが、黄体ホルモンの分泌が低下すると体温は自然に下がり、
再び低温期に入り、月経が始まる。

「妊娠を望む場合は、早い時期から、一度、ご相談いただき、調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大です。」

続く、



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*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

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 女性の悩み漢方相談(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法、臨床心理カウンセリング)


女性の悩み相談窓口Q&A

質問: 最近、腰が痛くなることがあります。どんなことに気をつければよいのですか?

お答えします。腰痛には、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、腰部変形脊椎症、脊椎分離症、坐骨神経痛など、→調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大
たくさんの原因が考えられます。また、消化器や子宮などに病気がある場合も腰痛をおこすことがあります。
ですから、頻度が多くなり、痛みが強いようであれば、自己診断はせず、どこがどのように痛むのか、整理して、専門家に相談してみるとよいです。
腰痛を予防するのには、まず姿勢をよくすることが第一です。そして、長い時間同じ姿勢を続けないことです。
家事に時間をとられる主婦としては、流し台など、身長に合わせて、無理のない姿勢で仕事ができるようにします。
寝具は、ふかふかのやわらかい布団は、腰椎に負担がかかってよくないので、固めのものに変えるとよいです。
また、ハイヒールや窮屈な靴も腰痛の原因になります。
腰痛が始まったら、一応安静にして、腰を休ませることが重要です。→調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大
炎症がある場合は、冷シップをすると楽になります。→調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大
慢性の腰痛には、入浴なども効果がありますが、その場合ぬるめの温度が適切です。
腰痛をやわらげる体操を行うのもよいでしょう。

「腰痛症の方には、調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大です。」


しみ・そばかす・便秘 気になる悩みに、お答えします。

質問: 夏に日焼けしたら、顔と腕に、しみやそばかすが出来てしまいました。治す方法を教えてください。

お答えします。 まず、調合漢方薬をご服用ください。皮膚の新陳代謝を上げお肌を綺麗にします。
大山漢方堂薬局の調合漢方薬には、しみ、そばかすの原因、活性酸素を消去する作用があります。
次に、ビタミンCをたっぶりとることです。
ただし、顔に直接レモンをのせたりするのは、かえって肌を傷めることになりますからやめましょう。
また、たんぱく質は、皮膚の新陳代謝に必要なものですから、良質のたんぱく質を、しっかりとりましょう。
皮膚にあるメラニンという色素は、紫外線や外傷、摩擦などの刺激をうけると過剰に生成されます。
これが、しみ、そばかすになります。初夏から秋にかけては紫外線が強まります。
スポーツやレジャーで外に出るときは、必ず日焼け止めクリームをつけてください。
秋になると日差しは弱まるので、つい油断しがちですが、紫外線は弱まっていません。気をつけてください。

「しみ、そばかす、ニキビ等、お肌の健康には、漢方が一番、ぜひ、調合漢方薬をご服用ください。」


質問: 3日以上も便通がなくて、お腹が張ってしまうことがよくあります。便秘の解消法を教えてください。

お答えします。 まず、調合漢方薬をご服用ください。漢方は、腸内環境を整え便秘に非常によく効きます。副作用はありません。
また、繊維質を多く含む食品を、毎日とること。 大山漢方堂薬局、商品 イサゴール・プラス、ワンポラック・オンも評判がよいです。
規則正しい生活をすること。 眠る時間と活動する時間のリズムを狂わせないこと。
また、朝食は、腸が1日の活動を始める合図にもなります。朝食はしっかりととりましょう。
女性の方は便秘が多く悩んでいる人も多いことと思います。→調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大
わずかながらでも便通があって、その他に頭痛やめまいなどの不快感がなければ、そう心配することはありませんが、
便通は、1日に1回あるのが理想です。また、ストレスが原因で便秘にもなります。→調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大
便通が、特に女性の健康に悪いのは、ふきでものや肌荒れの原因になり、精神状態もゆううつになるからです。

生活のリズムを整え、東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、腸内環境を整え、ストレス解消、便秘の悩みをすっきり解消してください。

「便秘症の方には、調合漢方薬を服用、鍼灸治療併用で効果大です。」

 漢方専門 大山漢方堂薬局 おすすめの「腸内浄化法」は、善玉菌を増やし、腸内環境を整えます!

ウンチが毎日きちんと出ない方→毎日出して、お腹スッキリ
ウンチが硬い!コロコロしてる!→バナナ状のスッキリウンチに
ウンチが硬く、『痔』が悪化!→ツルンとしたウンチが力まず出ます
宿便が気になる→お腹の大掃除!きれいな腸でニオイが減少

便秘が慢性化すると、様々な病気の原因となります

★ドロドロ宿便は腸の悪玉菌を増やします!

 悪玉菌が増えると、血流が悪くなり、頭が重くなったり、のぼせたり、体を冷やしたり
させるほか、『肌荒れ』、『胃腸の不快感』、『痔』などを引き起こします。
 さらに慢性化すると、様々な病気の原因となります。自律神経の乱れも腸の汚れが影響するといわれています。
 当店では、腸内の壁にこびりついているドロドロ宿便を掃除しながら、スッキリしたニオイのないウンチが毎日出る方法をお教えします。
もちろん、『腸』に負担がかかる無理やり出させる方法とは違います。

もしかしたら… ドロドロ腸が原因かも!?

●吹き出物 ●湿疹 ●肌荒れ ●のぼせ ●頭重●食欲不振 ●腹部膨満 ●痔 ●腸内ガス




特集:子宮・卵巣・膣の病気(女性外陰部の病気)

(1)子宮筋腫(しきゅうきんしゅ):
漢方薬、鍼灸治療も効果大◎
子宮壁を形成する筋肉組織が異常増殖し、良性の腫瘍(コブ)ができる病気。どこの組織にできるかで種類が異なる。
原因は不明、30代以降に多く、筋腫の芽がエストロゲン(卵胞ホルモン)の刺激を受け、長い年月をかけて成長する、と考えられている。

子宮筋腫の症状:
小さいものではほとんど自覚症状はない。大きくなるにつれて症状が現われる。
代表的な症状は月経過多で、レバーのような血のかたまりが混じるのが特徴。
月経期間の延長や月経周期の短縮、不正出血が見られることもある。
貧血になると、息切れ、倦怠感などの症状も現れる。月経痛も比較的多い。
さらに大きくなると周期の臓器を圧迫し、下腹部痛、腰痛、排尿障害、便秘などの症状も現れる。
また、発達場所によっては、不妊や流産の原因になる。(漢方薬を服用し、鍼灸治療を併用する◎)

子宮筋腫の治療方法:
筋腫は閉経すると自然に小さくなり症状も改善する。→筋腫が小さくて症状も軽い場合→治療は行わず経過観察を続ける。(漢方薬服用◎)
治療法には薬物と手術がある。大きさや発生部位、年齢、妊娠、出産の希望などを考慮して選択する。
手術を行わない場合は、漢方薬と鍼灸治療を併用する◎→妊娠、出産可能。

薬物療法:
貧血や月経痛は、鉄剤や鎮痛剤などでも軽減できるが、副作用の心配ない漢方薬、鍼灸治療も効果大◎
月経を止める偽閉経療法(エストロゲンの分泌を抑制する薬=副作用あり)、閉経年齢に近い女性がよい。

手術療法:
筋腫だけを取り除く筋腫核手術と、子宮ごと取り除く子宮全摘術がある。
筋腫核手術では、再発の可能性が残る。
子宮全摘術では妊娠・出産はできなくなるが、再発の不安はない。
両手術とも、腹腔鏡手術も可能=開腹手術に比べ、術後の回復が早いなどのよさはあるが、高度な技術が必要、適応も限られる。

子宮筋腫の種類:
①筋層内筋腫=子宮の壁の筋層内に発生し、小さいうちはほとんど無症状だが、大きくなると月経症状や圧迫症状が現われる。
②漿膜下筋腫=子宮壁の一番外側の漿膜のしたに発生し、外側に突き出るように発育する。
自覚症状が軽く、赤ちゃんの頭くらいの大きさで発覚することもある。
③粘膜下筋腫=子宮内膜の下に発生し、子宮内部に向かって発育。小さくても激しい症状が出て、不妊や流産の原因になる。
④多発性筋腫=筋層内筋腫、漿膜下筋腫、粘膜下筋腫のうち、2種類以上が合併して発生する。 実際には、これが最も多い。


(2)子宮内膜症(しきゅうないまくしょう):
漢方薬、鍼灸治療も効果大◎
子宮内膜と非常によく似た組織が、子宮以外の場所に発生し、増殖していく病気。
発生し易い場所には、子宮内膜に似た組織が、ミリ単位の大きさでポツポツと点在する。 まれに肺や直腸なども発生する。
増殖した組織は、月経時に脱落し出血するが、出口がないため、おなかの中にたまって炎症を起こし、周囲と癒着する。
卵巣内にできると、チョコレート嚢胞という、血液が入った茶色い嚢ができる。
組織はエストロゲンの(卵胞ホルモン)の作用を受けて増殖するので、閉経して分泌がなくなると、小さくなって症状もおさまる。
原因不明(いろいろな節はあるが、確定はない)

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)の症状:
強い月経痛=ある時期から痛みが強くなり、加齢とともに増強するのが特徴(まれに無症状の人もいる)
吐き気や嘔吐、下痢などの消化器症状を伴う。
月経過多や不正出血が見られるケースもある。
周囲の組織と癒着すると、月経時以外にも下腹部痛や腰痛、排尿痛、性交時痛などが起こり、不妊になる(漢方薬、鍼灸治療も効果大◎)

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)の治療法:
薬物療法と手術療法があるが、閉経まで付き合っていかなければならない病気、治療は長期にわたる。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎)
発症年齢は、20~30代と若く、結婚、妊娠、出産などの将来設計に沿って治療法を選択することが大切。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎)

①薬物療法:
症状が軽く不妊の原因でもない場合は、経過観察する=東洋医学(漢方薬・鍼灸)による症状のコントロールも有効。
症状に改善が見られない場合は、人工的に月経を止めて病巣の縮小を促すホルモン療法を検討する。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎)
ホルモン療法は、いくつかあるが、副作用が強く、長期間使えないなどの問題もある。(低用量ピルの利用もひとつの選択肢=副作用はある)

②手術療法:
病巣のみを切除して子宮や卵巣を温存する保存法、子宮や卵巣、または両者とも全摘する根治法がある。
保存法では再発の可能性があり、また根治法では妊娠ができなくなる。
(子供が欲しい、20~30代では、まず保存法を選択する、
それでも再発を繰り返し、かつ妊娠を希望しない場合に、根治法を検討する。
現在、子宮内膜症の手術は腹腔鏡手術が主流になっているが、
高度な技術が必要で、未熟な医師では、手術途中で、開腹手術に切り替えざるをえない場合も多々ある。


(3)子宮の位置異常:子宮後屈、子宮下垂
子宮は可動性に富んだ臓器であるが、可動範囲を超えて移動した状態にあるものを位置異常といい子宮後屈と子宮下垂がその代表。

①子宮後屈:
子宮体部が後方に屈曲した状態で、子宮を支える靭帯、骨盤底筋の発育不全や損傷によるものと、
子宮と周辺臓器との癒着によって生じるものの2つのタイプがある。
十分な可動性が保たれている場合は問題なし、癒着で可動性が失われた場合が問題となる
=月経痛や腰痛などの症状が強く現われ不妊や流産の原因になる
→重度の場合は、手術による癒着の剥離が必要。→軽度の場合は、鍼灸治療、漢方薬の服用可

②子宮下垂:
子宮を支える靭帯や骨盤底筋群が緩み、子宮が下降した状態。
膣の入り口を越えて膣外に出ると子宮脱となる。(鍼灸治療効果大◎)
多くは加齢に伴うものである。
お産によって一時的になる人もいる=その場合、鍼灸治療と漢方薬、産褥体操をきちんと行えば治る。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎


子宮頸管ポリープ(しきゅうけいかんぽりーぷ):
子宮頸管の粘膜組織が増殖し、キノコ状の腫瘍になって膣内に垂れ下がったもの(米粒大から小指大以上に成長する)
大半は1つであるが、複数できる場合もある。ほとんどは良性で、出産経験のある30~50代の女性によく発生する。(原因不明)

子宮頸管ポリープの症状:
セックスや排便時の力みなど、わずかな刺激で出血する。茶褐色のおりものがでる。
ポリープが大きくなって組織が壊死すると、刺激がなくても不正出血が見られる。出血以外に自覚症状はない。

治療:経過観察で様子を見る。→調合漢方薬服用可。
自然治癒することは、ほとんどないため、漢方薬服用で、症状軽減、悪化を防ぎながら生活していくのがよい。
それでも、たびたび出血するようなら切除する。
ごくまれに悪性の場合があるため、ポリープは組織検査を行い、悪性か、良性か調べること。

子宮頸管ポリープ:
子宮の入り口に発生した腫瘍がキノコ状に成長し、膣内に突出してくる。組織はやわらかく、出血しやすい。

子宮膣部びらん:
膣の奥が赤くただれたようになる。 下の組織がむき出しになる真性びらんはまれ。
子宮膣部びらんと診断される多くは、内側に隠れていた上皮がめくれ、ただれたように見える仮性(偽性)びらん。
女性ホルモンの分泌が活発になる20~40代女性の多くにみられ、閉経後は自然消失する。



子宮の位置異常:子宮は可動性に富んだ臓器であるが、生理的可動範囲を超えて移動した状態にあるものを位置異常といい子宮後屈と子宮下垂がある。

①子宮後屈:
子宮体部が後方に屈曲した状態。
子宮を支える靭帯、骨盤底筋の発育不全や損傷によるもの、子宮と周辺臓器との癒着によって生じたものの2つある。
十分な可動性が保たれている場合は問題なし。癒着で可動性が失われた場合=月経痛や腰痛などの症状が強く現われ不妊や流産の原因になる。
手術による癒着の剥離が必要になる。→ 手術前に調合漢方薬を服用可能。

②子宮下垂:
子宮を支える靭帯や骨盤底筋群が緩み子宮が下降した状態。膣の入り口を越えて膣外に出ると子宮脱となる。
多くは加齢に伴うが、お産によって一時的になる人もいる。その場合、産褥体操をきちんと行えば戻る。→ 調合漢方薬を服用可能。

子宮後屈:
子宮が正常な位置よりも後方に傾いている。
子宮下垂:子宮が正常な位置よりも下がっているものの、膣内にとどまっている。
子宮脱:子宮の一部が膣口の外に出ている。

子宮頸管ポリープ:
子宮頸管の粘膜組織が増殖し、キノコ状の腫瘍になって膣内に垂れ下がったもの=米粒大から小指大以上に成長する。
大半は1つであるが複数できる場合もある。ほとんどは良性で、出産経験のある30~50代の女性によく発生する。原因は不明。
症状:セックスや排便時の力みなど、わずかな刺激で出血する。茶褐色のおりものが出る。
また、ポリープが大きくなって組織が壊死すると、刺激がなくても不正出血が見られる。出血以外に自覚症状はなし。
治療:経過観察で様子を見ることもできる。自然治癒することはほとんどない。たびたび出血するようなら切除する。→ 手術前に調合漢方薬を服用可能。
切除は外来で行う。ごくまれに悪性の場合があるため、ポリープは組織検査を行い、悪性かどうか調べる。

子宮頸管ポリープ:
子宮の入り口に発生した腫瘍がキノコ状に成長し、膣内に突出してくる。組織はやわらかく、出血しやすい。

子宮膣部びらん:
膣の奥が赤くただれたようになる。下の組織がむき出しになる真性びらんはまれ、
子宮膣部びらんと診断される多くは、内側に隠れていた上皮がめくれ、ただれたように見える仮性(偽性)びらん。→ 調合漢方薬を服用可能。
女性ホルモンの分泌が活発になる20~40代女性の多くにみられ、閉経後は自然消失する。
症状:特に目立った症状もないまま経過するが、わずかな刺激により、赤っぽいおりものが出たり、不正出血を起こすことがある。
また、細菌感染して炎症を起こしやすく、黄色い粘性のおりものが増えたり、慢性化すると腰痛、性交痛、頻尿などの排尿障害が生じたり不妊の原因になる。
治療:自覚症状が軽い場合→ 調合漢方薬を服用可能。
症状が重い場合=膣洗浄や膣剤の使用、びらんを焼き切るなどの外科的療法がある。→ 調合漢方薬を服用可能。

子宮頸部びらん:
膣の奥が子宮口を中心に赤くただれたように見える生理的な現象=調合漢方薬を服用可能。

子宮頸管炎:
多くは膣炎からの上行感染により、子宮頸管の粘膜が細菌などの感染して炎症を起こす。
近年はクラミジア感染が急増している。淋菌や、膣内に常在するブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌なども代表的な原因菌なる。
クラミジアや淋菌はセックスで感染し、常在菌による感染は、膣の自浄作用の低下によって起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:おりものが増え、急性期には強い異臭を伴った黄色や黄緑色の膿状のおりものが出る。→ 調合漢方薬を服用可能。
淋菌が原因の炎症では、発熱や下腹部痛を伴うこともある。
慢性期には濃い黄白色で粘性のおりものが出る。下腹部痛や腰痛が起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
子宮膣部びらんを合併していると、セックス後に出血が生じることもある。
尿道炎や尿路感染症を合併していると、排尿痛や血尿が現れる。→ 調合漢方薬を服用可能。
ただし、クラミジア感染では、ほとんど自覚症状のないまま経過する、発見が遅れて、慢性化してしまうケースが多い。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:原因菌を特定したうえで、抗生物質の服用が基本。
炎症の程度によって消炎鎮痛剤を併用、膣内洗浄や消毒が行われる。
治療の最終目標は、原因菌の消滅。
適切な治療を行えば、通常は1週間から10日ほどで治る。

子宮膣部びらん:
膣の奥が子宮口を中心に赤くただれたように見える。→ 調合漢方薬を服用可能。



子宮付属器炎:
子宮付属器炎とは、子宮に付属する卵管、卵巣に細菌が侵入し、炎症を起こした状態。
卵管に炎症が起これば卵管炎、卵巣に炎症が起これば卵巣炎となる。→ 調合漢方薬を服用可能。
通常は、両者合併して起こることが多い。=子宮付属器炎と呼ばれる。
主な原因菌はクラミジア、淋菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌、結核菌など。
このうち結核菌は、肺や腹膜から卵管などの下方感染する。
まれに虫垂炎や腎盂炎の原因菌が、卵管に下方感染する。
クラミジアや淋菌、ブドウ球菌や大腸菌などの大半は、膣から子宮頸管、子宮体部へと上行感染して卵管や卵巣に至り炎症を起こす。
つまり、膣炎を起こした後の治療の不備が原因になる。
また流産後などに発生するのは、処置時の衛生状態や体力低下が原因と考えられる。→ 調合漢方薬を服用可能。

上行感染の経路:膣からの子宮頸管、子宮膣、卵管、卵巣、骨盤腹膜の順に、細菌がからだの中に向かって進み感染が広がる。
症状:急性期には、突然40度近い高熱が出て、下腹部に強い痛みが生じる。→ 調合漢方薬を服用可能。
その後、嘔吐や不正出血があり、膿状のおりものが増加する。→ 調合漢方薬を服用可能。
さらに卵管が腫れてふさがると、卵管内に膿がたまって膿腫ができる。→ 調合漢方薬を服用可能。
まれに卵巣に膿がたまって、卵巣膿瘍ができる。→ 調合漢方薬を服用可能。
慢性化すると、卵管や卵巣が周囲の臓器と癒着し、下腹部の鈍痛、腰痛、月経痛、排便痛、排尿痛など起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
引き続き卵管が詰まった状態にあると、新たに水腫がつくられる。→ 調合漢方薬を服用可能。
こうした癒着や卵管の通過障害は、不妊や子宮外妊娠の原因になる。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、細菌がさらに骨盤内に広がると、腹膜炎を起こす危険性大。
治療:急性期には入院し安静を保ち、抗生物質を中心とした薬物療法を行う。
膣の奥を切開し、膿を排出させる場合もある。
ただし症状がおさまっても、しばらくは微熱と下腹部の不快感、疼痛などの症状が続く。→ 調合漢方薬を服用可能。
急性子宮付属器炎の多くは、抗生物質を使うことで慢性化せず治ります。しかし、ときには治療をしているのに慢性化していくケースもあります。
慢性化した場合も、しばらくは抗生物質と消炎鎮痛剤などの投与を続ける。→ 調合漢方薬を服用可能。
癒着症状があり膿腫が縮小しない場合は、手術による癒着の剥離や、膿腫の摘出が必要。
水腫の場合は摘出せず、卵管を切開して液を排出させる方法がとられる。

上行感染の経路:膣から子宮頸管、子宮膣、卵管、卵巣、骨盤腹膜の順に、細菌がからだの中に向かって進み、感染が広がる。




子宮頸がん:
子宮がんは子宮頸部にも、その奥の子宮体部にも発生し、両方を総称して子宮がんという。
子宮頸がんは、子宮がん全体の約60%を占める。どの年代の女性にも起こるが、30歳過ぎから徐々に増え、40代~50代でピークを迎えるのが特徴。
進行度は0~Ⅵ期に分かれます。ほとんどは子宮の入り口付近に発生し、統計的には性体験の早い人、
複数のパートナーとのセックス経験や中絶経験のある人、妊娠、出産経験の多い人が発生率が高い。
現在は、主にセックスによって感染するヒトパピローマウィルスが原因であることもわかっている。
ただし、ヒトパピローマウィルスは非常にありふれたウィルスで、感染者が必ずしも子宮頸がんになるわけではない。
免疫力の低下、喫煙、ビタミンA・C不足があると感染しやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:初期の子宮頸がんでは、自覚症状のないのが普通です。症状がでてくるのは、がんが上皮の下の組織に浸潤(しみ込んで広がること)してから起こる。
最初に現われる症状は、月経時以外の不正出血とおりものの増加。
特にセックスの後に見られる出血が頸がんの特徴で、おりものにも血液が混じったり、異臭を伴うようになる。
月経量が増えたり、長引いたりすることもある。
がんが大きくなって直腸や膀胱に広がると、下腹部痛や腰痛、血尿、血便が出てくる。
治療:基本は手術療法で、進行度により手術の方法や切除する範囲が選択される。
原則は子宮全摘。妊娠・出産の希望があれば、0期またはⅠ期の初期では子宮を残すことも可能。
子宮の温存法には、高周波メスやレーザーメスで子宮頸部を円錐状に切除する円錐切除術、
レーザーで病巣を焼き、消失させるレーザー蒸散術がある。
しかし、進行すれば周囲の組織やリンパ節も含めた切除が必要になる。
再発の危険が心配される場合には放射線治療や化学療法の併用も検討される。
Ⅲ期以降になると、がん癌の広がりが大きく、手術で取りきれない。
放射線療法を基本に、必要に応じて化学療法(抗がん剤療法)が併用される。
放射線療法は、下腹部を中心に体の外から照射する方法と、膣から放射線源を入れて、
がんに直接照射する方法があるが、両方を組み合わせて行うのが一般的である。

初期の子宮頸がん:
がんが子宮頸部の上皮にとどまっている、きわめて早期の状態で、上皮内がんと呼ばれる。
この状態で治療すれば、ほぼ100%治癒する。自覚症状は、まったくないのがふつう。
ただし、ごくまれにセックスのあとで、出血が見られる場合もある。

子宮体がん:
子宮体がんは、子宮の内側を覆う子宮内膜の細胞が悪性化し、増殖して腫瘍化したもので、子宮内膜がんともいう。
近年、増加が目立ち、現在は体がんが子宮がん全体の30~40%をしめる。
40歳以下での発症は低く、閉経後の50~60代にピークがある。
頸がんとは逆に未婚の女性、妊娠・出産経験のない女性、若い頃、排卵異常やホルモン異常のあった女性に多い傾向がある。
エストロゲン(卵胞ホルモン)に依存するタイプと依存しないタイプがある。
また、高脂肪の食事、肥満、高血圧、糖尿病などもリスク要因とされる。
子宮内膜からの広がりの度合いにより0~Ⅴ期までの5つの病期に分類される。
0期はがんではないが正常でもなく、前がん状態と呼ばれる。早期がんはⅠ期になる。
子宮体がんは頸がんよりも進行が遅く、比較的早期から自覚症状が出始めるので、気になる症状が出たら、
速やかに婦人科を受診することが早期発見のコツになる。

症状:代表的な症状は不正出血です。ほぼ全例に、かなり早い段階から現われる。
セックスの刺激で出血しやすい頸がんと異なり、何のきっかけもなく出血が続いたり、止まったりをくり返していくのが特徴。
初期には出血量もごく少量で、水っぽく、おりものに混じって出ることも多い。
しだいに血液の量が増え、おりものも茶褐色に変わってくる。
おりものの増加もよく見られる症状のひとつ。
病状が進行すると血液とともに膿が混じったり、悪臭を放つようになる。
子宮の内容物が押し出される際に、激しい下腹部痛を伴うこともある。
治療:0期またはⅠ期で妊娠を希望している人には、子宮内膜掻爬とホルモン療法を併用して、子宮と卵巣を残す。
しかし、基本は手術による子宮の摘出で、多くは転移しやすい卵巣、卵管も含めて全摘出される。
Ⅱ期以降では骨盤内のリンパ節も切除されるが、Ⅰ期でも子宮周囲のリンパ節に癌が転移する可能性が高い場合は切除する。
がんが子宮体部から外側に広範囲に広がっている場合や再発のリスクの高い場合には、
手術後に放射線治療、化学療法(抗ガン剤治療法)ホルモン療法を単独、あるいは組み合わせて行う。

初期の子宮体がん:
前がん細胞である異型細胞が増殖の勢いを強め、子宮内膜が厚くなっている状態。
初期の癌細胞が混じっていることも多い。自覚症状は、おりものが増え、少量の出血があるが無症状のことも多い。



卵巣機能不全:
卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つのホルモンのバランスが乱れ、
月経周期の異常や排卵障害がある状態。卵巣の発育不全や形成不全、下垂体や甲状腺の病気、薬の副作用などでも起こるが、頻度はまれ、
多くの場合、原因はストレス=卵巣ホルモンを分泌する司令塔となる視床下部は、自律神経系の中枢でもあり、
ストレスで自律神経が乱れるとホルモン系にも影響が及び月経に異常をきたす。→ 調合漢方薬を服用可能。
背景には過激なダイエットや運動、やせ、肥満、過食、拒食、精神的ストレスが必ず存在する。
症状:月経周期が乱れて不規則になる。→ 調合漢方薬を服用可能。
無月経や無排卵に至った場合は不妊となる。→ 調合漢方薬を服用可能。
月経がだらだらと続く「過長月経」もしばしば見られる症状。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:月経不順でも、排卵がきちんとあれば、漢方薬投与で自然妊娠する。→ 調合漢方薬を服用可能。
排卵の有無は、毎朝基礎体温を測ればわかるが、排卵検査薬を使うのがベスト。
無排卵の場合は低温相のみで高温相は見られない。
高温相が10日以内と短い場合は、排卵はあるのに、月経周期が乱れる黄体機能不全を疑う。→ 調合漢方薬を服用可能。
無月経、不妊症の場合は、ホルモン療法(3ヶ月間月経がなければ無月経として治療の対象になる)
を行うが、副作用が強い。→ 調合漢方薬を服用可能。

多嚢胞性卵巣症候群:
多嚢胞性卵巣とは、排卵できない未成熟な卵胞が卵巣内にとどまっている状態。→ 調合漢方薬を服用可能。
超音波検査で観察すると、卵巣の表面に直径5~10mmほどの小さい袋が真珠のネックレスのように連なって見える。
卵巣も腫れて大きくなるが、→ 調合漢方薬を服用すれば、症状もなく、毎月排卵が起こり、自然妊娠することができる。
重い症例では、卵巣をおおう皮膜が厚く硬くなり排卵がおこりにくくなり、月経不順や無排卵になっている場合、→ 調合漢方薬を服用可能。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という。→ 調合漢方薬を服用可能。
多嚢胞性卵巣症候群は黄体ホルモン(FSH)のバランスが崩れ、排卵が阻害された状態にある。→ 調合漢方薬を服用可能。
また20%程度の割合で、男性ホルモン(テストステロン)の増加も認められる。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:月経不順や無月経が起こる。多くは稀発月経に始まり、徐々に月経の間隔が開いて、無月経に至る。→ 調合漢方薬を服用可能。
無月経になれば排卵もなくなり不妊となる。→ 調合漢方薬を服用可能。
男性ホルモンの増加によって多毛、ニキビなどの症状が出たり、急に体重が増加し始め、肥満になる場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:ホルモン補充療法で周期的に月経を起こす。不妊治療の場合は、さらに排卵誘発剤を用いて妊娠を促す。→ 調合漢方薬を服用可能。


卵巣腫瘍:
卵巣は、体の中で最も腫瘍が発生しやすい臓器。問題はその腫瘍が良性か悪性かの鑑別。
卵巣腫瘍は、大きく「嚢胞性腫瘍(卵巣嚢腫)」と「充実性腫瘍」の2つのタイプに分けられる。
9割を占める卵巣嚢腫は、卵巣の中に分泌液がたまって腫れてくるもの。=ほとんどは良性=一部に悪性が隠れていたり悪性に変化する場合もある。
一方の充実性腫瘍は、中に組織が詰まったコブのように硬い腫瘍で80~90%は悪性の卵巣がん癌か両性と悪性の境界型になる。
卵巣腫瘍は、通常の婦人科検診で見つけることができる。
良性、悪性の判断が難しいときは、採血をして腫瘍マーカー(卵巣がんから生じる物質)を調べたり、CTなどの画像検査を行う。
症状:本来はうずらの卵大の卵巣が大きくなっていき、大きなものではグレープフルーツ大、ときには人間の頭大ほどの大きさになる場合も有る。
小さいうちは、ほとんど自覚症状なし。症状がでるのは卵巣が握りこぶし大くらいになって下腹部がふくらんで張ったような違和感を感じたり。
しこりに触れたりする。周囲の組織を圧迫するようになると下腹痛や腰痛、頻尿、月経痛などの症状が出る。
合併症として、腹水や胸水が出てくることもある。ときに急性病変も起こることがある。
①卵巣が根元からねじれてしまう茎捻転で、突然下腹部に激しい痛みが生じる。=吐き気、嘔吐、発熱、ショックで意識不明におちいる場合もある。
②一般の卵巣嚢腫とは性質がことなり、子宮内膜症が原因のチョコレート嚢腫でも、ときに破裂が起こり、緊急手術の対象となる場合がある。
治療:手術による腫瘍の摘出が基本。ただし、悪性の疑いがなく自覚症状もない嚢腫の場合、→ 調合漢方薬を服用可能。
実際に手術が検討されるのは、腫瘍がオレンジ大(6~7cm)以上になってから。→ 調合漢方薬を服用可能。
それ以下の小さな腫瘍は経過観察のみ。→ 調合漢方薬を服用可能。
手術:腫瘍のみ摘出する方法と、卵巣ごと摘出する方法がある。
卵巣は2つあるので1つを摘出しても妊娠は可能=ただ卵巣を残せば再発の可能性もある→ 調合漢方薬を服用可能。

卵巣嚢腫:
卵巣に水、脂、粘液などの液体がたまり、水風船のような状態になる=95%が良性=大きくなりやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。

卵巣がん:
悪性の卵巣腫瘍
一番多いのは、卵巣の表層をおおう細胞ががん化した上皮がん。
他にも胚細胞腫瘍や性索間質性腫瘍などもある。
(一般的には全体の80%以上を占める上皮がんを卵巣がんと呼んでいる)
あらゆる年代の女性に見られるが、ピークは40~50代。
特に未婚の女性や妊娠・出産経験のない女性に発生率が高い。
卵巣の機能異常、家系、喫煙、たんぱく質や脂肪の多量摂取なども危険因子。
近年は、年々患者者数が増え続けている。
卵巣がんは、Ⅰ~Ⅳ期の4つの病期に分類される。
Ⅰ期が早期がんだが、卵巣がんの場合、半数以上がある程度進行した段階で発見されているので、子宮がんに比べて予後はあまりよくない。
卵巣がんの疑いがあるときは、良性か悪性かを判別するための検査を行う。
最終的な確定診断をくだすには、卵巣を摘出し、病理的検査を行うまで待つしかないのが現状。
まれに卵巣がんもありますが、初期にはほとんど無症状で、発覚時にはすでに腹腔内に転移していることが多い=予後も悪い。
症状:初期には痛みも出血もなく、ほとんど無症状のまま経過する。
転移しにくいがんでは、卵巣が大きくなると下腹部にしこりが触れて異常に気づく。
また、大きくなった卵巣が膀胱や直腸を圧迫して頻尿や便秘が生じるようになる。
一方、転移しやすいがんは、さほど大きくならないうちに腹膜に転移し、腹水がたまって急に下腹部がふくれ、異常に気づく。
さらに進行すると腰痛、頻尿、便秘、不正出血などが起こり、肺に転移した場合は胸水がたまる。
また卵巣を支える靭帯がねじれて(茎捻転)血流が止まり、急に激しい腰痛がおこることもある。
治療:手術によって可能な限り病巣を取り除く。
早期がんの場合は、片側の卵巣と子宮を残す保存手術も可能。→ 調合漢方薬を服用可能。
進行すると両側の卵巣、卵管、子宮、さらには腹膜の一部やリンパ節を含めて全部切除する。
早期がん以外では術後に化学療法(抗ガン剤療法)も併用。→ 調合漢方薬を服用可能。
手術による除去が難しい場合は、最初に化学療法を行い、がんを縮小されてから手術を行う。→ 調合漢方薬を服用可能。
初期の卵巣がん:がんが卵巣の外側、または両側にあって、卵巣内だけにとどまっている状態。
この状態で発見されるのは約40%。自覚症状は、ほとんど無症状のまま経過する。
まれに下腹部の張りを覚えることがある。この段階で超音波検査で確認すれば早期発見も可能になる。



非特異性膣炎:
膣内は、エストロゲン(卵胞ホルモン)の作用で酸性に保たれ、外部からの細菌の侵入、増殖を防いでいる。=膣の自浄作用。
この作用を突破して病原菌が侵入し、粘膜に感染すると炎症が起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
このうち、おりもの検査で病原菌が検出されず、原因のはっきりしないものを非特異性膣炎という。
多くは膣の自浄作用の低下によって、膣内でブドウ球菌、連鎖球菌などの常在菌が増殖し炎症が引き起こされたと考える。→ 調合漢方薬を服用可能。
膣の自浄作用が低下し、膣炎を起こしやすいのは、風邪をひいたり、栄養状態が悪いなど、体力や抵抗力が落ちているとき。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、ホルモンの変調、タンポンや避妊具の抜き忘れ、不衛生なセックスや下痢なども膣炎を起す一因になる。
症状:黄色や茶褐色、緑色の悪臭のあるおりものが増える。→ 調合漢方薬を服用可能。
かゆみはあまりないが、膣は腫れて赤くなり、セックスの時に痛みや出血を生じたり排尿痛を伴う。→ 調合漢方薬を服用可能。
感染が広がると、外陰部が赤く腫れてくる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:膣内に異物があれば取り除き、膣内をよく洗浄する。
抗生物質を含む膣剤や抗菌内服薬を用いる。
通常は1週間から10日の投薬で治る。治療が不十分だと慢性化する。→ 調合漢方薬を服用可能。

カンジダ膣炎:
カンジダ・アルビカンスと呼ばれる真菌(カビ)の一種が膣内で増殖し炎症を起こしたも。
症状:特徴的な症状はおりもので、最初は白っぽいクリーム状のおりものが増える。→ 調合漢方薬を服用可能。
炎症がひどくなると、カッテージチーズのような白くてポロポロしたおりものが見られる。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、外陰部を中心に激しいかゆみを伴い痛がゆい感じがする。→ 調合漢方薬を服用可能。
膣から外陰部へ炎症が広がると、外陰部が腫れ上がり、外陰部のあちこちに白い苔のようなものが付着する。→ 調合漢方薬を服用可能。
カンジタ菌はもともと膣内に住み着いている常在菌であるが、主に風邪や偏食が続いて栄養状態が悪くなり体の抵抗力が弱っているとき、
ホルモンバランスが乱れたときに増殖し炎症を起こす。→ 調合漢方薬を服用可能。
抗生物質、抗菌剤などを長期間使用すると、カンジタ菌の増殖を促すことになる。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、セックスによって感染する場合もある。
治療:膣の中を洗浄してから抗真菌剤を膣の奥に挿入する。
炎症が外陰部まで及んでいる場合は、軟膏剤を使う。
症状は3~5日で消えて楽になるが、治療には通常10日から2週間ほどかかる。
中途半端な治療だと再発することが多いので、根気よく治療を続ける。→ 調合漢方薬を服用可能。

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍:
セックスの時に粘液を分泌するバルトリン腺の開口部に細菌が感染し化膿した状態がバルトリン腺炎。
さらに、開口部が詰まり分泌液が排泄できないとバルトリン腺内に嚢胞ができる。これをバルトリン腺嚢腫という。
嚢胞内で細菌が繁殖すると分泌液は膿となり、バルトリン腺膿瘍になる。
症状:膣の入り口の一部が赤く球状に腫れ熱感や痛みが起こる。急性期には発熱することもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、腺膿瘍は、しこりが急速に増大し、皮膚も真っ赤に腫れ上がり、発熱したり激しい痛みが生じる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:軽い腺炎は抗生物質と消炎剤の服用で治る。→ 調合漢方薬を服用可能。
たまった膿は注射器で吸い出すか、切開して搾り出すなどの処置後、抗生物質で細菌を死滅させる。
炎症をくり返す場合は開口部を再建する手術をしたり、バルトリン腺そのものの摘出も検討される。→ 調合漢方薬を服用可能。

外陰炎:
外陰部は、むれた状態が続いたり、セックスによる刺激や、ナプキンや下着などで皮膚がこすれて傷つくと、
病原体が侵入して増殖し炎症を引き起こす。=外陰炎→ 調合漢方薬を服用可能。
ブドウ球菌などの化膿菌の感染で起こることが多い。
ウイルスや真菌(カンジタ)などでも起こる。
またずれによる周囲の傷や、膣炎、皮膚そのものの抵抗力の低下も原因になる。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:外陰部が赤くただれてヒリヒリした痛みやかゆみが生じる。→ 調合漢方薬を服用可能。
歩行時など外陰部がこすれ合うときや、排尿時などに強くなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
悪化すると小陰唇や前庭部が腫れ上がり、ねっとりとした分泌物におおわれる。→ 調合漢方薬を服用可能。
時には膿がでる場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
慢性化すると、外陰部の皮膚が厚くなり、茶褐色から白色に変色したり、かゆみが止まらなくなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:細菌感染には抗生物質、真菌感染には抗真菌剤、ウイルス感染には抗ウイルス剤を含んだ軟膏、内服薬を使う。
炎症の急性期には抗炎症剤や副腎皮質ホルモン剤の軟膏を併用する。
かゆみに対しては抗ヒスタミン剤の軟膏や内服薬を用いる。
どんなかゆみもかけばかくほど強くなり、治りにくくなっていく。→ 調合漢方薬を服用可能。
外陰部のかゆみは婦人科疾患の主要な症状のひとつなので、長引くようならすぐ専門家に相談する。→ 調合漢方薬を服用可能。


バストの病気

乳腺症:
乳房のしこりと痛みを主症状とする病気。→ 調合漢方薬を服用可能。
しこりの多くは乳腺のすき間に水がたまったもので弾力性がある。しかし、中には硬いしこりもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因はエストロゲン(卵胞ホルモン)の過剰分泌と考えられ、30~40代によく見られ、閉経後は症状もなくなる。
ただし、乳腺症の中には乳がんとの鑑別が困難なものや、乳がんを合併している場合もある。
しこりに気づいた時は、すぐに、専門家に相談する。
症状:排卵から月経期にかけて左右、または片側の乳房に1個から数個のしこりができる。
しこりの大きさや形もさまざまであるが、月経前には大きくなって痛みも増し、
月経が終わると痛みは引いて、しこりも消失する。=乳腺症の特徴。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、乳頭から水や乳汁に似た分泌液が出てくる場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:乳腺症は、漢方のみで治ることが多い。→ 調合漢方薬を服用可能。
漢方薬を服用する以外にも、乳房が動くと痛みも増すので、
硬いカップのブラジャーで固定するなど、生活の工夫も加えて対処する。
ただし、日常生活に支障をきたすほど痛みが強い場合は、ホルモン療法でエストロゲンの増加を抑制する。=副作用あり

乳腺線維腺腫:
乳房内の線維組織と乳腺が増殖して形成される良性の腫瘍。→ 調合漢方薬を服用可能。
10代半ばから30代の女性によく見られる。多くは1~3cmほどの球状、卵状に成長する。
表面はなめらかで、しこりの形もはっきりしていて、触れると皮膚の下でコロコロとよく動くのが特徴。痛みなし。→ 調合漢方薬を服用可能。
乳腺線維腺腫は、普通は徐々に大きくるが、しこりが急に大きくなる場合は乳腺葉状腫瘍が疑われる。
乳腺葉状腫瘍は、切除した断面が葉っぱのような構造なので、この名がついている。
良性、境界病変、悪性とさまざまで、ほとんどは良性。ときに悪性化する場合もある。
治療:年齢的に若くて、しこりも小さいうちは、特に治療の必要はなし。→ 調合漢方薬を服用可能。
定期的に通院し経過観察。しかし、しこりが大きくなれば手術して摘出する。
手術は局所麻酔をかけて皮膚を数センチ切開し、しこりを取り出すだけ。10~20分で終了。
うまく皮膚を縫い合わせれば傷跡もほとんどわからない。
乳腺線維腫瘍は良性の腫瘍なので転移を起こすことはないが、まれに切除後、再び同じところにしこりができる人もいる。



外陰の病気

感染性外陰炎:
清潔にするのが最善の予防方
原因:局部を不潔にしたままのセックスや、オナニーでの細菌感染から起こる。
症状:かゆみがあり、赤くはれてくる。膣に炎症があると、そのおりもので外陰部に炎症がおこることもある。
ときに慢性化することもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:原因をみつけて適切な処置をする。=専門家に相談する。

アレルギー性外陰炎:
下着やナプキンとの摩擦が原因
原因:細菌に感染したのではなく、ナイロンの下着や生理用ナプキンなどがこすれて炎症を起こすもの。
治療:かゆみがあるが、できるだけかかないようにする。→ 調合漢方薬を服用可能。
抗ヒスタミン剤を使用すれば1週間ほどで治る。

外陰白癬症:
水虫の原因となる菌でおこる→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:手や足にできる水虫の原因である、白癬菌という、かびの一種が、陰部に発生してかゆみを起こす病気。→ 調合漢方薬を服用可能。
茶褐色の湿疹が陰部全体に広がり、湿疹の周囲は白っぽくなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:白癬菌は湿っぽい所に発生しやすいので、通気性の悪いナイロンのストッキングや下着は避ける。
白癬治療剤をくりかえし塗る。
外陰部は、清潔にしていても多少の汚れは残るものだが炎症を起こさないように、
セックスの後や月経の時の手入れが大切で、これは、性病の予防にもなる。

外陰の病気=通気性のわるい下着は、×ダメ!不潔なままにしておくのは、×ダメ!

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
外陰部は不衛生にしておくのが、病気を引き起こす一番の原因です。
とくに女性は、月経のときの手当てをきちんとしておかないと、すぐに感染してしまいます。
性病は、セックスでうつるものですから、自分が注意していてもパートナーが病気なら大変です。
お互いの体をチェックして、常に、清潔で健康な状態を維持しましょう。

外陰掻痒症:
いろいろな原因がある。
原因:大陰唇や小陰唇が非常にかゆくなる病気。→ 調合漢方薬を服用可能。
なかなかやっかいな病気で、かいてもかいてもおさまらないという症状が出る。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因は陰部の不潔さもあるが、からだの内部の病気が起因している場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
アレルギー体質、糖尿病、肝機能障害、ホルモンのアンバランス。→ 調合漢方薬を服用可能。
その他、カンジダ症、トリコモナス症、毛じらみ、ぎょう虫、下着の摩擦などで起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
これらの原因がなくておこる場合は、精神的な要因でも起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:まず外陰部を清潔にして1週間ぐらいようすをみる。→ 調合漢方薬を服用可能。
それでもかゆみがおさまらない場合は、病院で検査。

バルトリン腺炎:
原因:性的衝動が起きると膣の両脇にある分泌腺から透明な分泌液が出てセックスの補助の役割を果たす。
しかし、セックスのときに不潔な手で触れたり細菌が入ったりするとバリトリン腺が炎症を起こして腫れる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:抗生物質を塗る。ひどいときは切開してうみを出す。→ 調合漢方薬を服用可能。

外陰萎縮症:
更年期以後の女性に多い。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:原因は不明、卵巣の機能低下と関係がある。→ 調合漢方薬を服用可能。
若い人には少なく、更年期以降の女性に多くみられる。
かゆみがあり、熱っぽい感じもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
外陰部全体が白っぽくなり、この状態が進むと外陰部が萎縮して、→ 調合漢方薬を服用可能。
さらに膣も萎縮するため、セックスを行うことが不可能になる。
治療:やっかいなのは、外陰萎縮症は、がん癌に発展しやすいということ=だいじに至らないうちに病院で検査。

毛根炎:
清潔にして治療を続ける。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:陰毛の毛根から細菌が入って起こる病気です。毛根部分が赤くはれて、ヒリヒリと痛くなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:抗生物質を使う。

ベーチュット病:
原因が不明で完治はむづかしい。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:口の内部に口内炎ができていて、なかなか治らず、同時に外陰部にも潰瘍ができている場合=ベーチュット病を疑う。
ベーチュット病は、難病で原因不明。それほど多い病気ではないが、20~30歳代の女性に起こることが多い。
治療:現代医学では、まだ治すことはできない。→ 調合漢方薬を服用=症状を軽くすることができる。

アフタ性潰瘍と急性外陰潰瘍:
原因:アフタ性潰瘍=口内炎とよく似た潰瘍が小陰唇の内側にでき激しく痛む。
原因不明だが、体の抵抗力が弱くなっているときにおこりやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。
アフタ性潰瘍がひどくなると、急性外陰潰瘍になり、大陰唇から小陰唇の内側、前庭粘膜にまで多くの潰瘍ができ熱が出る。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:十分な睡眠と、バランスのとれた食事をたっぷりととり、体力を回復させる。→ 調合漢方薬を服用して体力増強。
症状がさらにひどくなれば、副腎皮質ステロイド薬、抗生物質を塗る。3日~2週間ぐらいで治るが、再発しやすいので気をつける。→ 調合漢方薬を服用可能。



性病=性病はなかなか人に相談しにくいが、ほうっておくと病魔はどんどん進行していく。
恥ずかしいなどと思わずに、思い切って病院に行くこと。早めに治してしまえば治療は楽。不安がなくなれば気分もすっきりする。
性病を発見したときは、医師はその地域の保健所に必ず届けることが義務づけられている。

梅毒:
ほっておくと脳が侵される
原因:「スピロヘータ」と呼ばれている病原体によって起こる性病のひとつで、現在は、「トレポネーマ・パリズム」と呼ばれる。
症状:全体で、第1期~第3期に分かれる。
第1期の症状は「トレポナーネ」の入りこんだ場所に、2~3週間後大豆ほどの固いしこりと潰瘍ができる。
次に、大腿部のつけ根のリンパ腺がはれてくる。この症状は自然に消え、感染後2~3カ月たつと全身に赤い発疹が出てくる。(第2期)
陰部には「扁平コンジローム」という、ただれたしこりが出たり消えたりする。この時期は伝染力が強いので危険な時。
第3期になると、からだ内部の各所にゴム腫というしこりができる。
さらに経過すると、目が見えなくなる、心臓がわるくなる、脊髄が冒される、晩期梅毒の症状があらわれる。
ついには脳が侵されて人格が変わり、発狂して廃人となる。
また、必ず初期の症状が出るとは限らず、第2期、第3期の症状が突然あらわれて急速に進行することもある。
梅毒は、検査をしても、感染後4~7週間たたないと、感染しているかどうか不明。
梅毒に感染した女性が妊娠した場合、妊娠4ヶ月以前に治療すれば問題はないが、感染していると、先天性梅毒児を出産する恐れがある。
治療:抗生物質の大量投与、筋肉注射によって治療。

軟性下疳:
海外旅行がもたらした性病
原因:海外旅行ブームで日本に上陸した。軟性下疳(デュクレー菌)が感染して起こる。
症状:感染後2~3日して、外陰に赤く小さい発疹ができる。
やわらかくて痛みがある。それが化膿してつぶれ、潰瘍ができる。
治療:サルファ剤の投与で治療できる。
予防法としては、セックスの際に、必ずコンドームを使用する。海外での不潔なセックスはしない。

淋病:
外へ外へと広がっていく
原因:セックスによって淋菌が感染しておこる病気。
淋菌の影響力は弱いものだと思われていたが、意外に強いことがわかってきた。
感染のあと、2~8日の潜伏期間を経て、尿道口のあたりが赤くはれてむずがゆくなり、黄緑色のうみが出る。排尿時に激しい痛みがある。
淋病は、尿道炎から膀胱炎、頸肝炎から子宮内膜炎、卵管炎へと広がっていく。
また、完治したあとも、不妊の原因になる。
治療:抗生物質の投与、抗生物質の注射を行う。
治りにくいので、完治するまで根気よく治療を続ける。
治療は必ずパートナーと二人で受ける。=片方が治っても、もう一方が治療をしなければ、再発を繰り返す。

第4性病=そけいリンパ肉芽腫=性器が変形する
原因:そけいリンパ肉芽腫とも呼ばれるが、現在ではまれな病気。病原体は、宮川小体と呼ばれるウイルスの一種。
症状:セックスの後1~4週間で、そけい部に発疹ができ、発熱したり痛みを感じる。
膣と直腸に通じる穴があき、性器の形が変わってしまうことになる。
治療:抗生物質の投与、抗生物質の注射を行う。


STD(性行為感染症)

クラミジア感染症:
発生しやすく治りにくい病気
原因:トラコーマ結膜炎と同じ病原体によっておこる病気。
淋病よりも発生率が高く、そのうえ治りにくいため世界中に広がり問題になっている。
男性は、排尿のときに不快感があり、灰白色の分泌物が出たり、尿道内がむずがゆくなったりする。
女性は、においや色のないおりものが少し増えるだけ=気づかないまま普通に性生活をしていることが多い病気。(感染率高い)
妊婦がかかった場合は、新生児が結膜炎や肺炎になることがある。
治療:抗生物質を最低でも3週間は服用し続ける。

ヘルペス感染症:
完治するのが難しい病気。
原因:セックスによるヘルペス・ウイルスの感染。
まず10個ぐらいの小さな水泡が外陰部や膣にできる。
それが破れて潰瘍ができ、うすい皮がついた状態になる。
からだの調子がわるいときにかかりやすく、歩くだけでも激しく痛む。→ 調合漢方薬を服用可能。
再発もしやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:完全に治す方法はない。
抗生物質や副腎皮質ステロイド薬で症状をおさえる。→ 調合漢方薬を服用可能。
妊婦が感染した場合には、新生児に感染してヘルペス脳炎やヘルペス感染症を起こし重篤になると死亡する。

尖形コンジローム:
とがった形の腫瘍は良性である。
原因:ウイルスの感染によって起こる病気の一つ。
外陰部に、先端がとがった小さいイボのような腫瘍ができるのが特徴。
かゆみと発熱があり、症状が進むと悪臭を放つ。→ 調合漢方薬を服用可能。
感染するのはセックスの時が多く、ウイルスやおりものによって人にうつる場合もある。淋病が原因の場合もある。
治療:電気焼灼などで腫瘍を取り除く。
再発することがあるので、清潔をこころがける。→ 調合漢方薬を服用可能。
ただし、ガンとは別物で、良性の腫瘍なので、命の心配はいらない。



エイズ:別名は後天性免疫不全症候群
原因:ヒト免疫不全ウイルス(HIVウイルス)が、血液と精液を媒介にして感染する。
普通、2~5年ぐらいの潜伏期間を経て発病する。
発病すると、病気に対する抵抗力がなくなり、カポジ肉腫(皮膚ガン)や、カリニ原虫による肺炎を併発する割合が極めて高い。
治療:世界中で研究が進められているが、確かな治療法は、いまのところない。
当初は、同性愛者同士のセックスによる感染が原因とされた。
次いで輸血と血液製剤による感染が、日本では問題になった。
最近では、普通の異性間のセックスによる感染も急激に増え始めた。
妊婦がエイズに感染した場合、胎児も母親から直接感染してしまう可能性大。。

エイズの知識 Q&A

Q:外見でエイズに感染していることがわかりますか?
A:エイズに感染しても、症状が出るまでに10年以上かかることもある。
その間は健康そのもので、本人もエイズに感染していると気づかない場合がある。
したがって、外見だけでエイズに感染したかどうか見分けることは不可能。
きちんと検査を受けて初めてわかる。

Q:ピアスや針治療で、感染することがありますか?
A:ピアス、針治療、入れ墨などで皮膚に傷をつけるのは、使う器具がきちんと消毒してあれば安全です。
このことは、エイズだけに限らず、いろいろな種類の雑菌からの感染を防ぐことでもいえる。
完全滅菌使い捨て針を使用していれば、まったく安全です。
受ける前に、使う器具が、どういうものか、しっかり消毒されているかどうか確認することが大切。

Q:病院でする注射で、感染する危険性はありますか?
A:病院で使う注射器のほとんどは、使い捨てのものですから、1度使ったらすぐに捨ててしまうので、感染する危険はありません。
ただし、海外へ行って(とくに小さな病院で)注射を受けるようなことになったら、きちんと消毒されているかどうか、確認する。

Q:妊娠している母親から体内の赤ちゃんへ感染するのですか?
A:母親がエイズ感染者であれば、その胎児が感染する可能性は大いにあります。
エイズのウイルスが胎盤を通って、胎児へ感染することを胎内感染といいます。
また、出産のときに通る産道内で血液から感染することもあります。
感染者で子供を望む人は、エイズ専門の医師に相談する必要があります。

Q:母乳のなかにもエイズウイルスは入り込むのですか?
A:母乳の中からエイズウイルスが発見されているので、母子感染のひとつということが明らかになりました。
母乳は乳児にとってすばらしい栄養源ですが、母親が感染者ならば、人口ミルクを使うようにしましょう。
授乳のときには、器具の消毒に十分気をつけたいものです。

Q:プールや温泉などで感染することがありますか?
A:エイズウイルスは、空気・洗剤・熱・塩素に接触するとすぐに死んでしまうので、ひじょうにもろいものです。
ですから、日常の生活のなかで触れるもののほとんどは安全です。
くしゃみやせき、握手などからだとからだの接触でも感染することはありえません。

Q:キスでの感染はだいじょうぶですか?
A:あいさつ程度の頬や唇にするソフト・キスは安全ですが、唾液のなかからもウイルスが発見されているので、
ディープ・キスには危険があります。しかし、唾液のなかのウイルスの量はわずかなので感染する可能性もかなり低いもので、
現実には、感染はあまりみられないようです。

Q:エイズ検査は、どこで受けられますか?
A:全国の保健所や病院で受けられます。
保健所での検査は仮名で受けられ、個人的なことは聞かれません。
病院では、実名で受けつけねばならない場合もあります。また、費用も高くなります。



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<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

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症状・体質を詳しくお伺いした上で、適切な漢方薬をアドバイスさせて頂きます。

(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00~19:00)

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大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

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「赤ちゃんが欲しい方へ」
さらに、大山漢方堂薬局では、排卵日検査薬を
取り扱っております。お気軽に、ご相談ください!

 特集:排卵日検査薬   特集:妊娠検査薬 


* まずは、漢方で 「妊娠しやすい環境」を創り、「不妊体質」 を変えます。 Dr.Ohyama.

「不妊症」によいツボ

巷間、「子宝に恵まれる」 という言葉は耳にしますが、
望んでいても「子宝に恵まれない」ケースもあります。
そんな時、東洋医学(鍼灸・漢方薬)の
不妊治療の成果を、ご確認ください。



不妊症に効果的な鍼灸ツボ療法

不妊症は、婦人科臓器に支障がない限り、
一般的に言って虚弱体質や冷え性の方に多いようです。
頭がのぼせて足が冷える、といった症状には、
背中の第四胸椎棘突起の下から左右指四本分の場所「膏肓」、
手首甲側の関節の中央「陽池」、
足のうちくるぶしから上へ指四本分「三陰交」などのツボがもってこい。
このほか、婦人科の病気に対しては、腰に位置する「三焦兪」、「胞膏」、
へそから指四本分下の「関元」などが有効。
しかし、不妊症においては、精神的な状態も大事な要素のひとつとして考える事ができます。
日常生活のうえでの“ツボを押さえる”ことも重要なことではないでしょうか?

「不妊症の重要ツボ」
壇中(だんちゅう)、関元(かんげん)、三陰交(さんいんこう)、膏肓(こうこう)、
三焦兪(さんしょうゆ)、胞膏(ほうこう)、陽池(ようち)



赤ちゃんがほしくてもなかなか妊娠できずに悩んでいるご夫婦はたくさんいます。人によって妊娠のしやすさは違いますが、

赤ちゃんがほしくてもなかなか妊娠できずに悩んでいるご夫婦はたくさんいます。人によって妊娠のしやすさは違いますが、
なかなか妊娠できない方は、大山漢方堂薬局の調合漢方薬で、不妊体質を改善し、妊娠しやすい環境を作り、体が変化したところで、
排卵日検査薬で、性交渉のタイミングを計り、この前後に、受精、着床、妊娠しやすくする鍼灸経絡ツボ療法を実施する。これが東洋医学の不妊治療の王道です。
①受精(精子を受け入れ)やすくする、 ②着床しやすくする
(精子と卵子が受精して誕生した受精卵が、子宮の内側にある子宮内膜に根付きやすくする)

解説
精子と卵子が受精して誕生した受精卵が、子宮の内側にある子宮内膜に根づくのが「着床」。受精してから着床するまでの時期が「着床期」。
排卵された卵子は、子宮を目指して卵管を移動する。このタイミングで射精された精子は、卵子を求めて卵管を進んでいく、
卵管で出会った精子と卵子が受精すると、受精卵は7~10日ほどかけて細胞分裂を繰り返しながら子宮へたどり着く、
子宮内に着いた受精卵(胚)は、子宮内に浮かびながら成熟し、子宮内膜に着床するチャンスをうかがい、うまいタイミングで子宮内膜に着床する。

妊娠しない理由
性交渉のタイミングが悪いために精子と卵子が出会えていない→排卵日検査薬を用いてタイミングを合わせる。
排卵のタイミングに合わせているのに着床が起こらない場合→なんらかの着床しにくい原因がある。
①卵子の質が低下している=受精卵の細胞分裂がうまく進まず胚盤胞に成長できない。(生体エネルギー不足)卵子の質を上げることで、妊娠しやすくなる)
②受精卵になっても着床するだけのパワーがない。(生体エネルギー不足)
③受精卵に問題がなくても、受け入れる子宮内膜が十分に育っていない(生体エネルギー不足)
①②③を「着床障害」というが、女性ホルモンの分泌異常、子宮筋腫や子宮内膜症などの器質的障害
子宮筋腫、子宮内膜症の患者さんも、大山漢方堂薬局調合漢方薬服用で、症状改善、悪化せず、そのままの状態で、普通に妊娠、出産しています。

解決法
①漢方薬で、卵子の質を上げることで妊娠しやすくなる。(よい卵子を作る)
②着床しやすい子宮内膜は、血の巡りがよく、血流量が多い状態が良い。(酸素と栄養分を運ぶ)
そのためには、漢方薬、鍼灸経絡ツボ療法で、下腹部(女性生殖器部位=膣、子宮、卵管、卵巣)の血行をよくするのが効果的。

女性生殖器の解説
精子は生殖路を上っていき、卵子は生殖路を下っていく、まずは、漢方で生殖路の環境を整えることが一番=不妊体質改善
①膣(産道の一部):性交時には精子が放出される場所であり、出産時には胎児が出ていく経路となる。
②子宮:受精卵が胚から胎児へと成長していく場所。
③管:精子が卵子と出合い、受精が起こる場所。
④卵巣:卵子が作られて放出される臓器。

東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、ホルモン、自律神経、代謝、免疫のバランスを整え、妊娠の大敵である様々なストレスを軽減、解消して、
心体をリラックスさせ良質な睡眠をとる(睡眠の質を上げる)=細胞は夜眠っている間に修復される、
卵子の老化を防ぎ、質を高めるためには、東洋医学で副作用なく睡眠の質を上げることが大切。
また、「メラトニン」という睡眠ホルモンが、痛んだ細胞を修復し卵子を酸化から守る。
つまり、漢方で、メラトニンの分泌を活性化すれば睡眠の質が高まり、卵子の質も高まる。

東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、「於血」「血の道症」「冷え性」を改善(冷え性改善は東洋医学の得意とするところ、一番です。)
女性に多い冷え性は、卵子の質を悪化させる。特に下腹部の冷えは、子宮への血行を妨げる。
*禁煙する=タバコには数千種類の有害化学物質が含まれていて、喫煙すると血管が狭くなり、血流が悪くなる、
またタバコの毒性が残っている間は卵子の質もさがる。赤ちゃんが欲しい方は、できるだけ禁煙することをお勧めします。
東洋医学(漢方薬・鍼灸)の効果が出にくくなることもある。
また、血流がよくなると、卵巣から出るホルモンの分泌や子宮内の環境も改善する。
さらに、不妊や子宮内膜症の悪化原因である化学物質(ダイオキシンなど)は、悪い生活習慣で体内に蓄積され、そのままにしておくと卵子の質が劣化する。
このような有害物質を、東洋医学(漢方薬・鍼灸)で、代謝を上げ、免疫機能を強化することで、体の外に排出させる
(体内浄化、腸内浄化、腸内環境を整える、デトックス)を成功させるとよい。
卵子の質を高め、着床しやすい子宮内膜を作るには、東洋医学の手法(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法)を積極的に取り入れて、
早期から全身の良い状態を保ち継続していくことが重要である。



「生理痛」によいツボ

生理痛や月経不順は、女性特有の大きな悩みです。
下腹の張りや痛み、頭痛、肩こり、腰痛、のぼせ、
足の冷えなど、症状は人によってさまざま。
一般に月経の周期は25~36日以内といわれていますが、
この範囲を超えて短かったり長かったりしたら、注意が必要です。
そうした方は、気軽にできるツボ療法をまず試してみてください。



生理痛をやわらげる鍼灸ツボ療法

腰の第二仙椎棘突起下から左右に指四本分のところにある「胞膏」は、
特に子宮をつかさどるツボとして婦人病治療には欠かせません。
さらに、へその真下指二本分下がったところにある「気海」
と指六本分下がったところにある「中極」も、
婦人病によく効くツボです。
また、ひざ上の内側のくぼみ上端の「血海」、
内くるぶしから上へ指四本分「三陰交」も月経周期を整え、
整理に伴う不快な症状を緩和する働きがあります。

「生理痛の重要ツボ」
気海(きかい)、中極(ちゅうきょく)、胞膏(ほうこう)、
血海(けっかい)、三陰交(さんいんこう)

「冷え性」によいツボ

人が急な温度変化に対応できるのは5℃以内といわれています。
外気温と室内気温の差が、その境目を超えると…。
自律神経機能が低下して、いわゆる冷房病に。
夏を迎え、屋外から冷房の効いた室内へ移動する機会が多い
夏の時期、冷え性対策に万全な備えを。



冷え性

冷え性に効くツボとしては、へその両外側に位置する「肓兪」があります。
さらに腰の第四腰椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「大腸兪」、
第一仙骨椎棘突起下から斜め下へ指一本分に位置する「上りょう」
も骨盤内の臓器を整える上で効果的です。
特に足が冷えるという場合には、足裏で足の指を屈して
最もくぼむところに位置する「湧泉」のツボも効果的。
冷房の冷たい風邪を頭・首・上背部に受けると頭痛・肩こり・風邪の元になり、
鼻の弱い人は鼻炎に、呼吸器の弱い人は喘息になりやすいので要注意です。

「冷え性の重要ツボ」
湧泉(ゆうせん)、肓兪(こうゆ)、上りょう(じょうりょう)、大腸兪(だいちょうゆ)


 ご連絡をお待ち致しております。

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病院でできる不妊治療以外にも、
東洋医学(漢方薬・鍼灸)でできる効果的な治療法があります。
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特集:子宮・卵巣・膣の病気(女性外陰部の病気)

(1)子宮筋腫(しきゅうきんしゅ):漢方薬、鍼灸治療も効果大◎
子宮壁を形成する筋肉組織が異常増殖し、良性の腫瘍(コブ)ができる病気。どこの組織にできるかで種類が異なる。
原因は不明、30代以降に多く、筋腫の芽がエストロゲン(卵胞ホルモン)の刺激を受け、長い年月をかけて成長する、と考えられている。

子宮筋腫の症状:
小さいものではほとんど自覚症状はない。大きくなるにつれて症状が現われる。
代表的な症状は月経過多で、レバーのような血のかたまりが混じるのが特徴。
月経期間の延長や月経周期の短縮、不正出血が見られることもある。
貧血になると、息切れ、倦怠感などの症状も現れる。月経痛も比較的多い。
さらに大きくなると周期の臓器を圧迫し、下腹部痛、腰痛、排尿障害、便秘などの症状も現れる。
また、発達場所によっては、不妊や流産の原因になる。(漢方薬を服用し、鍼灸治療を併用する◎)

子宮筋腫の治療方法:
筋腫は閉経すると自然に小さくなり症状も改善する。→筋腫が小さくて症状も軽い場合→治療は行わず経過観察を続ける。(漢方薬服用◎)
治療法には薬物と手術がある。大きさや発生部位、年齢、妊娠、出産の希望などを考慮して選択する。
手術を行わない場合は、漢方薬と鍼灸治療を併用する◎→妊娠、出産可能。

薬物療法:
貧血や月経痛は、鉄剤や鎮痛剤などでも軽減できるが、副作用の心配ない漢方薬、鍼灸治療も効果大◎
月経を止める偽閉経療法(エストロゲンの分泌を抑制する薬=副作用あり)、閉経年齢に近い女性がよい。

手術療法:
筋腫だけを取り除く筋腫核手術と、子宮ごと取り除く子宮全摘術がある。
筋腫核手術では、再発の可能性が残る。
子宮全摘術では妊娠・出産はできなくなるが、再発の不安はない。
両手術とも、腹腔鏡手術も可能=開腹手術に比べ、術後の回復が早いなどのよさはあるが、高度な技術が必要、適応も限られる。



子宮筋腫の種類:
①筋層内筋腫=子宮の壁の筋層内に発生し、小さいうちはほとんど無症状だが、大きくなると月経症状や圧迫症状が現われる。
②漿膜下筋腫=子宮壁の一番外側の漿膜のしたに発生し、外側に突き出るように発育する。
自覚症状が軽く、赤ちゃんの頭くらいの大きさで発覚することもある。
③粘膜下筋腫=子宮内膜の下に発生し、子宮内部に向かって発育。小さくても激しい症状が出て、不妊や流産の原因になる。
④多発性筋腫=筋層内筋腫、漿膜下筋腫、粘膜下筋腫のうち、2種類以上が合併して発生する。 実際には、これが最も多い。


(2)子宮内膜症(しきゅうないまくしょう):漢方薬、鍼灸治療も効果大◎
子宮内膜と非常によく似た組織が、子宮以外の場所に発生し、増殖していく病気。
発生し易い場所には、子宮内膜に似た組織が、ミリ単位の大きさでポツポツと点在する。 まれに肺や直腸なども発生する。
増殖した組織は、月経時に脱落し出血するが、出口がないため、おなかの中にたまって炎症を起こし、周囲と癒着する。
卵巣内にできると、チョコレート嚢胞という、血液が入った茶色い嚢ができる。
組織はエストロゲンの(卵胞ホルモン)の作用を受けて増殖するので、閉経して分泌がなくなると、小さくなって症状もおさまる。
原因不明(いろいろな節はあるが、確定はない)

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)の症状:
強い月経痛=ある時期から痛みが強くなり、加齢とともに増強するのが特徴(まれに無症状の人もいる)
吐き気や嘔吐、下痢などの消化器症状を伴う。
月経過多や不正出血が見られるケースもある。
周囲の組織と癒着すると、月経時以外にも下腹部痛や腰痛、排尿痛、性交時痛などが起こり、不妊になる(漢方薬、鍼灸治療も効果大◎)

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)の治療法:
薬物療法と手術療法があるが、閉経まで付き合っていかなければならない病気、治療は長期にわたる。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎)
発症年齢は、20~30代と若く、結婚、妊娠、出産などの将来設計に沿って治療法を選択することが大切。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎)

①薬物療法:
症状が軽く不妊の原因でもない場合は、経過観察する=東洋医学(漢方薬・鍼灸)による症状のコントロールも有効。
症状に改善が見られない場合は、人工的に月経を止めて病巣の縮小を促すホルモン療法を検討する。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎)
ホルモン療法は、いくつかあるが、副作用が強く、長期間使えないなどの問題もある。(低用量ピルの利用もひとつの選択肢=副作用はある)

②手術療法:
病巣のみを切除して子宮や卵巣を温存する保存法、子宮や卵巣、または両者とも全摘する根治法がある。
保存法では再発の可能性があり、また根治法では妊娠ができなくなる。
(子供が欲しい、20~30代では、まず保存法を選択する、
それでも再発を繰り返し、かつ妊娠を希望しない場合に、根治法を検討する。
現在、子宮内膜症の手術は腹腔鏡手術が主流になっているが、
高度な技術が必要で、未熟な医師では、手術途中で、開腹手術に切り替えざるをえない場合も多々ある。


(3)子宮の位置異常:子宮後屈、子宮下垂
子宮は可動性に富んだ臓器であるが、可動範囲を超えて移動した状態にあるものを位置異常といい子宮後屈と子宮下垂がその代表。

症状と治療:
①子宮後屈: 子宮体部が後方に屈曲した状態で、子宮を支える靭帯、骨盤底筋の発育不全や損傷によるものと、
子宮と周辺臓器との癒着によって生じるものの2つのタイプがある。
十分な可動性が保たれている場合は問題なし、癒着で可動性が失われた場合が問題となる
=月経痛や腰痛などの症状が強く現われ不妊や流産の原因になる
→重度の場合は、手術による癒着の剥離が必要。→軽度の場合は、鍼灸治療、漢方薬の服用可

②子宮下垂: 子宮を支える靭帯や骨盤底筋群が緩み、子宮が下降した状態。
膣の入り口を越えて膣外に出ると子宮脱となる。(鍼灸治療効果大◎)
多くは加齢に伴うものである。
お産によって一時的になる人もいる=その場合、鍼灸治療と漢方薬、産褥体操をきちんと行えば治る。(副作用のない漢方薬・鍼灸治療効果大◎


子宮頸管ポリープ(しきゅうけいかんぽりーぷ):
子宮頸管の粘膜組織が増殖し、キノコ状の腫瘍になって膣内に垂れ下がったもの(米粒大から小指大以上に成長する)
大半は1つであるが、複数できる場合もある。ほとんどは良性で、出産経験のある30~50代の女性によく発生する。(原因不明)

子宮頸管ポリープの症状:
セックスや排便時の力みなど、わずかな刺激で出血する。茶褐色のおりものがでる。
ポリープが大きくなって組織が壊死すると、刺激がなくても不正出血が見られる。出血以外に自覚症状はない。

治療:
経過観察で様子を見る。自然治癒することが、ほとんどないため、漢方薬服用で、症状軽減、悪化を防ぎながら生活していくのがよい。
それでも、たびたび出血するようなら切除する。
ごくまれに悪性の場合があるため、ポリープは組織検査を行い、悪性か、良性か調べること。

子宮頸管ポリープ:
子宮の入り口に発生した腫瘍がキノコ状に成長し、膣内に突出してくる。組織はやわらかく、出血しやすい。

子宮膣部びらん:
膣の奥が赤くただれたようになる。 下の組織がむき出しになる真性びらんはまれ。
子宮膣部びらんと診断される多くは、内側に隠れていた上皮がめくれ、ただれたように見える仮性(偽性)びらん。
女性ホルモンの分泌が活発になる20~40代女性の多くにみられ、閉経後は自然消失する。



子宮の位置異常:子宮は可動性に富んだ臓器ですが、生理的可動範囲を超えて移動した状態にあるものを位置異常といい子宮後屈と子宮下垂がある。
①子宮後屈:子宮体部が後方に屈曲した状態。
子宮を支える靭帯、骨盤底筋の発育不全や損傷によるもの、子宮と周辺臓器との癒着によって生じたものの2つある。
十分な可動性が保たれている場合は問題なし。癒着で可動性が失われた場合=月経痛や腰痛などの症状が強く現われ不妊や流産の原因になる。
手術による癒着の剥離が必要になる。→ 手術前に調合漢方薬を服用可能。

②子宮下垂:子宮を支える靭帯や骨盤底筋群が緩み子宮が下降した状態。膣の入り口を越えて膣外に出ると子宮脱となる。
多くは加齢に伴うが、お産によって一時的になる人もいる。その場合、産褥体操をきちんと行えば戻る。→ 調合漢方薬を服用可能。

子宮後屈:子宮が正常な位置よりも後方に傾いている。
子宮下垂:子宮が正常な位置よりも下がっているものの、膣内にとどまっている。
子宮脱:子宮の一部が膣口の外に出ている。

子宮頸管ポリープ:子宮頸管の粘膜組織が増殖し、キノコ状の腫瘍になって膣内に垂れ下がったもの=米粒大から小指大以上に成長する。
大半は1つであるが複数できる場合もある。ほとんどは良性で、出産経験のある30~50代の女性によく発生する。原因は不明。
症状:セックスや排便時の力みなど、わずかな刺激で出血する。茶褐色のおりものが出る。
また、ポリープが大きくなって組織が壊死すると、刺激がなくても不正出血が見られる。出血以外に自覚症状はなし。
治療:経過観察で様子を見ることもできる。自然治癒することはほとんどない。たびたび出血するようなら切除する。→ 手術前に調合漢方薬を服用可能。
切除は外来で行う。ごくまれに悪性の場合があるため、ポリープは組織検査を行い、悪性かどうか調べる。

子宮頸管ポリープ:子宮の入り口に発生した腫瘍がキノコ状に成長し、膣内に突出してくる。組織はやわらかく、出血しやすい。

子宮膣部びらん:膣の奥が赤くただれたようになる。下の組織がむき出しになる真性びらんはまれ、
子宮膣部びらんと診断される多くは、内側に隠れていた上皮がめくれ、ただれたように見える仮性(偽性)びらん。→ 調合漢方薬を服用可能。
女性ホルモンの分泌が活発になる20~40代女性の多くにみられ、閉経後は自然消失する。
症状:特に目立った症状もないまま経過するが、わずかな刺激により、赤っぽいおりものが出たり、不正出血を起こすことがある。
また、細菌感染して炎症を起こしやすく、黄色い粘性のおりものが増えたり、慢性化すると腰痛、性交痛、頻尿などの排尿障害が生じたり不妊の原因になる。
治療:自覚症状が軽い場合→ 調合漢方薬を服用可能。
症状が重い場合=膣洗浄や膣剤の使用、びらんを焼き切るなどの外科的療法がある。→ 調合漢方薬を服用可能。

子宮頸部びらん:膣の奥が子宮口を中心に赤くただれたように見える生理的な現象=調合漢方薬を服用可能。

子宮頸管炎:多くは膣炎からの上行感染により、子宮頸管の粘膜が細菌などの感染して炎症を起こす。
近年はクラミジア感染が急増している。淋菌や、膣内に常在するブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌なども代表的な原因菌なる。
クラミジアや淋菌はセックスで感染し、常在菌による感染は、膣の自浄作用の低下によって起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:おりものが増え、急性期には強い異臭を伴った黄色や黄緑色の膿状のおりものが出る。→ 調合漢方薬を服用可能。
淋菌が原因の炎症では、発熱や下腹部痛を伴うこともある。
慢性期には濃い黄白色で粘性のおりものが出る。下腹部痛や腰痛が起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
子宮膣部びらんを合併していると、セックス後に出血が生じることもある。
尿道炎や尿路感染症を合併していると、排尿痛や血尿が現れる。→ 調合漢方薬を服用可能。
ただし、クラミジア感染では、ほとんど自覚症状のないまま経過する、発見が遅れて、慢性化してしまうケースが多い。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:原因菌を特定したうえで、抗生物質の服用が基本。
炎症の程度によって消炎鎮痛剤を併用、膣内洗浄や消毒が行われる。
治療の最終目標は、原因菌の消滅。
適切な治療を行えば、通常は1週間から10日ほどで治る。

子宮膣部びらん:膣の奥が子宮口を中心に赤くただれたように見える。→ 調合漢方薬を服用可能。


子宮付属器炎:子宮付属器炎とは、子宮に付属する卵管、卵巣に細菌が侵入し、炎症を起こした状態。
卵管に炎症が起これば卵管炎、卵巣に炎症が起これば卵巣炎となる。→ 調合漢方薬を服用可能。
通常は、両者合併して起こることが多い。=子宮付属器炎と呼ばれる。
主な原因菌はクラミジア、淋菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌、結核菌など。
このうち結核菌は、肺や腹膜から卵管などの下方感染する。
まれに虫垂炎や腎盂炎の原因菌が、卵管に下方感染する。
クラミジアや淋菌、ブドウ球菌や大腸菌などの大半は、膣から子宮頸管、子宮体部へと上行感染して卵管や卵巣に至り炎症を起こす。
つまり、膣炎を起こした後の治療の不備が原因になる。
また流産後などに発生するのは、処置時の衛生状態や体力低下が原因と考えられる。→ 調合漢方薬を服用可能。

上行感染の経路:膣からの子宮頸管、子宮膣、卵管、卵巣、骨盤腹膜の順に、細菌がからだの中に向かって進み感染が広がる。
症状:急性期には、突然40度近い高熱が出て、下腹部に強い痛みが生じる。→ 調合漢方薬を服用可能。
その後、嘔吐や不正出血があり、膿状のおりものが増加する。→ 調合漢方薬を服用可能。
さらに卵管が腫れてふさがると、卵管内に膿がたまって膿腫ができる。→ 調合漢方薬を服用可能。
まれに卵巣に膿がたまって、卵巣膿瘍ができる。→ 調合漢方薬を服用可能。
慢性化すると、卵管や卵巣が周囲の臓器と癒着し、下腹部の鈍痛、腰痛、月経痛、排便痛、排尿痛など起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
引き続き卵管が詰まった状態にあると、新たに水腫がつくられる。→ 調合漢方薬を服用可能。
こうした癒着や卵管の通過障害は、不妊や子宮外妊娠の原因になる。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、細菌がさらに骨盤内に広がると、腹膜炎を起こす危険性大。
治療:急性期には入院し安静を保ち、抗生物質を中心とした薬物療法を行う。
膣の奥を切開し、膿を排出させる場合もある。
ただし症状がおさまっても、しばらくは微熱と下腹部の不快感、疼痛などの症状が続く。→ 調合漢方薬を服用可能。
急性子宮付属器炎の多くは、抗生物質を使うことで慢性化せず治ります。しかし、ときには治療をしているのに慢性化していくケースもあります。
慢性化した場合も、しばらくは抗生物質と消炎鎮痛剤などの投与を続ける。→ 調合漢方薬を服用可能。
癒着症状があり膿腫が縮小しない場合は、手術による癒着の剥離や、膿腫の摘出が必要。
水腫の場合は摘出せず、卵管を切開して液を排出させる方法がとられる。

上行感染の経路:膣から子宮頸管、子宮膣、卵管、卵巣、骨盤腹膜の順に、細菌がからだの中に向かって進み、感染が広がる。



子宮頸がん:子宮がんは子宮頸部にも、その奥の子宮体部にも発生し、両方を総称して子宮がんという。
子宮頸がんは、子宮がん全体の約60%を占める。どの年代の女性にも起こるが、30歳過ぎから徐々に増え、40代~50代でピークを迎えるのが特徴。
進行度は0~Ⅵ期に分かれます。ほとんどは子宮の入り口付近に発生し、統計的には性体験の早い人、
複数のパートナーとのセックス経験や中絶経験のある人、妊娠、出産経験の多い人が発生率が高い。
現在は、主にセックスによって感染するヒトパピローマウィルスが原因であることもわかっている。
ただし、ヒトパピローマウィルスは非常にありふれたウィルスで、感染者が必ずしも子宮頸がんになるわけではない。
免疫力の低下、喫煙、ビタミンA・C不足があると感染しやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:初期の子宮頸がんでは、自覚症状のないのが普通です。症状がでてくるのは、がんが上皮の下の組織に浸潤(しみ込んで広がること)してから起こる。
最初に現われる症状は、月経時以外の不正出血とおりものの増加。
特にセックスの後に見られる出血が頸がんの特徴で、おりものにも血液が混じったり、異臭を伴うようになる。
月経量が増えたり、長引いたりすることもある。
がんが大きくなって直腸や膀胱に広がると、下腹部痛や腰痛、血尿、血便が出てくる。
治療:基本は手術療法で、進行度により手術の方法や切除する範囲が選択される。
原則は子宮全摘。妊娠・出産の希望があれば、0期またはⅠ期の初期では子宮を残すことも可能。
子宮の温存法には、高周波メスやレーザーメスで子宮頸部を円錐状に切除する円錐切除術、
レーザーで病巣を焼き、消失させるレーザー蒸散術がある。
しかし、進行すれば周囲の組織やリンパ節も含めた切除が必要になる。
再発の危険が心配される場合には放射線治療や化学療法の併用も検討される。
Ⅲ期以降になると、がん癌の広がりが大きく、手術で取りきれない。
放射線療法を基本に、必要に応じて化学療法(抗がん剤療法)が併用される。
放射線療法は、下腹部を中心に体の外から照射する方法と、膣から放射線源を入れて、
がんに直接照射する方法があるが、両方を組み合わせて行うのが一般的である。

初期の子宮頸がん:がんが子宮頸部の上皮にとどまっている、きわめて早期の状態で、上皮内がんと呼ばれる。
この状態で治療すれば、ほぼ100%治癒する。自覚症状は、まったくないのがふつう。
ただし、ごくまれにセックスのあとで、出血が見られる場合もある。

子宮体がん:子宮体がんは、子宮の内側を覆う子宮内膜の細胞が悪性化し、増殖して腫瘍化したもので、子宮内膜がんともいう。
近年、増加が目立ち、現在は体がんが子宮がん全体の30~40%をしめる。
40歳以下での発症は低く、閉経後の50~60代にピークがある。
頸がんとは逆に未婚の女性、妊娠・出産経験のない女性、若い頃、排卵異常やホルモン異常のあった女性に多い傾向がある。
エストロゲン(卵胞ホルモン)に依存するタイプと依存しないタイプがある。
また、高脂肪の食事、肥満、高血圧、糖尿病などもリスク要因とされる。
子宮内膜からの広がりの度合いにより0~Ⅴ期までの5つの病期に分類される。
0期はがんではないが正常でもなく、前がん状態と呼ばれる。早期がんはⅠ期になる。
子宮体がんは頸がんよりも進行が遅く、比較的早期から自覚症状が出始めるので、気になる症状が出たら、
速やかに婦人科を受診することが早期発見のコツになる。

症状:代表的な症状は不正出血です。ほぼ全例に、かなり早い段階から現われる。
セックスの刺激で出血しやすい頸がんと異なり、何のきっかけもなく出血が続いたり、止まったりをくり返していくのが特徴。
初期には出血量もごく少量で、水っぽく、おりものに混じって出ることも多い。
しだいに血液の量が増え、おりものも茶褐色に変わってくる。
おりものの増加もよく見られる症状のひとつ。
病状が進行すると血液とともに膿が混じったり、悪臭を放つようになる。
子宮の内容物が押し出される際に、激しい下腹部痛を伴うこともある。
治療:0期またはⅠ期で妊娠を希望している人には、子宮内膜掻爬とホルモン療法を併用して、子宮と卵巣を残す。
しかし、基本は手術による子宮の摘出で、多くは転移しやすい卵巣、卵管も含めて全摘出される。
Ⅱ期以降では骨盤内のリンパ節も切除されるが、Ⅰ期でも子宮周囲のリンパ節に癌が転移する可能性が高い場合は切除する。
がんが子宮体部から外側に広範囲に広がっている場合や再発のリスクの高い場合には、
手術後に放射線治療、化学療法(抗ガン剤治療法)ホルモン療法を単独、あるいは組み合わせて行う。

初期の子宮体がん:前がん細胞である異型細胞が増殖の勢いを強め、子宮内膜が厚くなっている状態。
初期の癌細胞が混じっていることも多い。自覚症状は、おりものが増え、少量の出血があるが無症状のことも多い。


卵巣機能不全:
卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つのホルモンのバランスが乱れ、
月経周期の異常や排卵障害がある状態。卵巣の発育不全や形成不全、下垂体や甲状腺の病気、薬の副作用などでも起こるが、頻度はまれ、
多くの場合、原因はストレス=卵巣ホルモンを分泌する司令塔となる視床下部は、自律神経系の中枢でもあり、
ストレスで自律神経が乱れるとホルモン系にも影響が及び月経に異常をきたす。→ 調合漢方薬を服用可能。
背景には過激なダイエットや運動、やせ、肥満、過食、拒食、精神的ストレスが必ず存在する。
症状:月経周期が乱れて不規則になる。→ 調合漢方薬を服用可能。
無月経や無排卵に至った場合は不妊となる。→ 調合漢方薬を服用可能。
月経がだらだらと続く「過長月経」もしばしば見られる症状。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:月経不順でも、排卵がきちんとあれば、漢方薬投与で自然妊娠する。→ 調合漢方薬を服用可能。
排卵の有無は、毎朝基礎体温を測ればわかるが、排卵検査薬を使うのがベスト。
無排卵の場合は低温相のみで高温相は見られない。
高温相が10日以内と短い場合は、排卵はあるのに、月経周期が乱れる黄体機能不全を疑う。→ 調合漢方薬を服用可能。
無月経、不妊症の場合は、ホルモン療法(3ヶ月間月経がなければ無月経として治療の対象になる)
を行うが、副作用が強い。→ 調合漢方薬を服用可能。


多嚢胞性卵巣症候群:
多嚢胞性卵巣とは、排卵できない未成熟な卵胞が卵巣内にとどまっている状態。→ 調合漢方薬を服用可能。
超音波検査で観察すると、卵巣の表面に直径5~10mmほどの小さい袋が真珠のネックレスのように連なって見える。
卵巣も腫れて大きくなるが、→ 調合漢方薬を服用すれば、症状もなく、毎月排卵が起こり、自然妊娠することができる。
重い症例では、卵巣をおおう皮膜が厚く硬くなり排卵がおこりにくくなり、月経不順や無排卵になっている場合、→ 調合漢方薬を服用可能。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という。→ 調合漢方薬を服用可能。
多嚢胞性卵巣症候群は黄体ホルモン(FSH)のバランスが崩れ、排卵が阻害された状態にある。→ 調合漢方薬を服用可能。
また20%程度の割合で、男性ホルモン(テストステロン)の増加も認められる。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:月経不順や無月経が起こる。多くは稀発月経に始まり、徐々に月経の間隔が開いて、無月経に至る。→ 調合漢方薬を服用可能。
無月経になれば排卵もなくなり不妊となる。→ 調合漢方薬を服用可能。
男性ホルモンの増加によって多毛、ニキビなどの症状が出たり、急に体重が増加し始め、肥満になる場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:ホルモン補充療法で周期的に月経を起こす。不妊治療の場合は、さらに排卵誘発剤を用いて妊娠を促す。→ 調合漢方薬を服用可能。



卵巣腫瘍:
卵巣は、体の中で最も腫瘍が発生しやすい臓器。問題はその腫瘍が良性か悪性かの鑑別。
卵巣腫瘍は、大きく「嚢胞性腫瘍(卵巣嚢腫)」と「充実性腫瘍」の2つのタイプに分けられる。
9割を占める卵巣嚢腫は、卵巣の中に分泌液がたまって腫れてくるもの。=ほとんどは良性=一部に悪性が隠れていたり悪性に変化する場合もある。
一方の充実性腫瘍は、中に組織が詰まったコブのように硬い腫瘍で80~90%は悪性の卵巣がん癌か両性と悪性の境界型になる。
卵巣腫瘍は、通常の婦人科検診で見つけることができる。
良性、悪性の判断が難しいときは、採血をして腫瘍マーカー(卵巣がんから生じる物質)を調べたり、CTなどの画像検査を行う。
症状:本来はうずらの卵大の卵巣が大きくなっていき、大きなものではグレープフルーツ大、ときには人間の頭大ほどの大きさになる場合も有る。
小さいうちは、ほとんど自覚症状なし。症状がでるのは卵巣が握りこぶし大くらいになって下腹部がふくらんで張ったような違和感を感じたり。
しこりに触れたりする。周囲の組織を圧迫するようになると下腹痛や腰痛、頻尿、月経痛などの症状が出る。
合併症として、腹水や胸水が出てくることもある。ときに急性病変も起こることがある。
①卵巣が根元からねじれてしまう茎捻転で、突然下腹部に激しい痛みが生じる。=吐き気、嘔吐、発熱、ショックで意識不明におちいる場合もある。
②一般の卵巣嚢腫とは性質がことなり、子宮内膜症が原因のチョコレート嚢腫でも、ときに破裂が起こり、緊急手術の対象となる場合がある。
治療:手術による腫瘍の摘出が基本。ただし、悪性の疑いがなく自覚症状もない嚢腫の場合、→ 調合漢方薬を服用可能。
実際に手術が検討されるのは、腫瘍がオレンジ大(6~7cm)以上になってから。→ 調合漢方薬を服用可能。
それ以下の小さな腫瘍は経過観察のみ。→ 調合漢方薬を服用可能。
手術:腫瘍のみ摘出する方法と、卵巣ごと摘出する方法がある。
卵巣は2つあるので1つを摘出しても妊娠は可能=ただ卵巣を残せば再発の可能性もある→ 調合漢方薬を服用可能。


卵巣嚢腫:卵巣に水、脂、粘液などの液体がたまり、水風船のような状態になる=95%が良性=大きくなりやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。

卵巣がん:悪性の卵巣腫瘍
一番多いのは、卵巣の表層をおおう細胞ががん化した上皮がん。
他にも胚細胞腫瘍や性索間質性腫瘍などもある。
(一般的には全体の80%以上を占める上皮がんを卵巣がんと呼んでいる)
あらゆる年代の女性に見られるが、ピークは40~50代。
特に未婚の女性や妊娠・出産経験のない女性に発生率が高い。
卵巣の機能異常、家系、喫煙、たんぱく質や脂肪の多量摂取なども危険因子。
近年は、年々患者者数が増え続けている。
卵巣がんは、Ⅰ~Ⅳ期の4つの病期に分類される。
Ⅰ期が早期がんだが、卵巣がんの場合、半数以上がある程度進行した段階で発見されているので、子宮がんに比べて予後はあまりよくない。
卵巣がんの疑いがあるときは、良性か悪性かを判別するための検査を行う。
最終的な確定診断をくだすには、卵巣を摘出し、病理的検査を行うまで待つしかないのが現状。
まれに卵巣がんもありますが、初期にはほとんど無症状で、発覚時にはすでに腹腔内に転移していることが多い=予後も悪い。
症状:初期には痛みも出血もなく、ほとんど無症状のまま経過する。
転移しにくいがんでは、卵巣が大きくなると下腹部にしこりが触れて異常に気づく。
また、大きくなった卵巣が膀胱や直腸を圧迫して頻尿や便秘が生じるようになる。
一方、転移しやすいがんは、さほど大きくならないうちに腹膜に転移し、腹水がたまって急に下腹部がふくれ、異常に気づく。
さらに進行すると腰痛、頻尿、便秘、不正出血などが起こり、肺に転移した場合は胸水がたまる。
また卵巣を支える靭帯がねじれて(茎捻転)血流が止まり、急に激しい腰痛がおこることもある。
治療:手術によって可能な限り病巣を取り除く。
早期がんの場合は、片側の卵巣と子宮を残す保存手術も可能。→ 調合漢方薬を服用可能。
進行すると両側の卵巣、卵管、子宮、さらには腹膜の一部やリンパ節を含めて全部切除する。
早期がん以外では術後に化学療法(抗ガン剤療法)も併用。→ 調合漢方薬を服用可能。
手術による除去が難しい場合は、最初に化学療法を行い、がんを縮小されてから手術を行う。→ 調合漢方薬を服用可能。
初期の卵巣がん:がんが卵巣の外側、または両側にあって、卵巣内だけにとどまっている状態。
この状態で発見されるのは約40%。自覚症状は、ほとんど無症状のまま経過する。
まれに下腹部の張りを覚えることがある。この段階で超音波検査で確認すれば早期発見も可能になる。


非特異性膣炎:
膣内は、エストロゲン(卵胞ホルモン)の作用で酸性に保たれ、外部からの細菌の侵入、増殖を防いでいる。=膣の自浄作用。
この作用を突破して病原菌が侵入し、粘膜に感染すると炎症が起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
このうち、おりもの検査で病原菌が検出されず、原因のはっきりしないものを非特異性膣炎という。
多くは膣の自浄作用の低下によって、膣内でブドウ球菌、連鎖球菌などの常在菌が増殖し炎症が引き起こされたと考える。→ 調合漢方薬を服用可能。
膣の自浄作用が低下し、膣炎を起こしやすいのは、風邪をひいたり、栄養状態が悪いなど、体力や抵抗力が落ちているとき。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、ホルモンの変調、タンポンや避妊具の抜き忘れ、不衛生なセックスや下痢なども膣炎を起す一因になる。
症状:黄色や茶褐色、緑色の悪臭のあるおりものが増える。→ 調合漢方薬を服用可能。
かゆみはあまりないが、膣は腫れて赤くなり、セックスの時に痛みや出血を生じたり排尿痛を伴う。→ 調合漢方薬を服用可能。
感染が広がると、外陰部が赤く腫れてくる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:膣内に異物があれば取り除き、膣内をよく洗浄する。
抗生物質を含む膣剤や抗菌内服薬を用いる。
通常は1週間から10日の投薬で治る。治療が不十分だと慢性化する。→ 調合漢方薬を服用可能。


カンジダ膣炎:
カンジダ・アルビカンスと呼ばれる真菌(カビ)の一種が膣内で増殖し炎症を起こしたも。
症状:特徴的な症状はおりもので、最初は白っぽいクリーム状のおりものが増える。→ 調合漢方薬を服用可能。
炎症がひどくなると、カッテージチーズのような白くてポロポロしたおりものが見られる。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、外陰部を中心に激しいかゆみを伴い痛がゆい感じがする。→ 調合漢方薬を服用可能。
膣から外陰部へ炎症が広がると、外陰部が腫れ上がり、外陰部のあちこちに白い苔のようなものが付着する。→ 調合漢方薬を服用可能。
カンジタ菌はもともと膣内に住み着いている常在菌であるが、主に風邪や偏食が続いて栄養状態が悪くなり体の抵抗力が弱っているとき、
ホルモンバランスが乱れたときに増殖し炎症を起こす。→ 調合漢方薬を服用可能。
抗生物質、抗菌剤などを長期間使用すると、カンジタ菌の増殖を促すことになる。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、セックスによって感染する場合もある。
治療:膣の中を洗浄してから抗真菌剤を膣の奥に挿入する。
炎症が外陰部まで及んでいる場合は、軟膏剤を使う。
症状は3~5日で消えて楽になるが、治療には通常10日から2週間ほどかかる。
中途半端な治療だと再発することが多いので、根気よく治療を続ける。→ 調合漢方薬を服用可能。


バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍:
セックスの時に粘液を分泌するバルトリン腺の開口部に細菌が感染し化膿した状態がバルトリン腺炎。
さらに、開口部が詰まり分泌液が排泄できないとバルトリン腺内に嚢胞ができる。これをバルトリン腺嚢腫という。
嚢胞内で細菌が繁殖すると分泌液は膿となり、バルトリン腺膿瘍になる。
症状:膣の入り口の一部が赤く球状に腫れ熱感や痛みが起こる。急性期には発熱することもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、腺膿瘍は、しこりが急速に増大し、皮膚も真っ赤に腫れ上がり、発熱したり激しい痛みが生じる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:軽い腺炎は抗生物質と消炎剤の服用で治る。→ 調合漢方薬を服用可能。
たまった膿は注射器で吸い出すか、切開して搾り出すなどの処置後、抗生物質で細菌を死滅させる。
炎症をくり返す場合は開口部を再建する手術をしたり、バルトリン腺そのものの摘出も検討される。→ 調合漢方薬を服用可能。


外陰炎:
外陰部は、むれた状態が続いたり、セックスによる刺激や、ナプキンや下着などで皮膚がこすれて傷つくと、
病原体が侵入して増殖し炎症を引き起こす。=外陰炎→ 調合漢方薬を服用可能。
ブドウ球菌などの化膿菌の感染で起こることが多い。
ウイルスや真菌(カンジタ)などでも起こる。
またずれによる周囲の傷や、膣炎、皮膚そのものの抵抗力の低下も原因になる。→ 調合漢方薬を服用可能。
症状:外陰部が赤くただれてヒリヒリした痛みやかゆみが生じる。→ 調合漢方薬を服用可能。
歩行時など外陰部がこすれ合うときや、排尿時などに強くなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
悪化すると小陰唇や前庭部が腫れ上がり、ねっとりとした分泌物におおわれる。→ 調合漢方薬を服用可能。
時には膿がでる場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
慢性化すると、外陰部の皮膚が厚くなり、茶褐色から白色に変色したり、かゆみが止まらなくなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:細菌感染には抗生物質、真菌感染には抗真菌剤、ウイルス感染には抗ウイルス剤を含んだ軟膏、内服薬を使う。
炎症の急性期には抗炎症剤や副腎皮質ホルモン剤の軟膏を併用する。
かゆみに対しては抗ヒスタミン剤の軟膏や内服薬を用いる。
どんなかゆみもかけばかくほど強くなり、治りにくくなっていく。→ 調合漢方薬を服用可能。
外陰部のかゆみは婦人科疾患の主要な症状のひとつなので、長引くようならすぐ専門家に相談する。→ 調合漢方薬を服用可能。



バストの病気

乳腺症:乳房のしこりと痛みを主症状とする病気。→ 調合漢方薬を服用可能。
しこりの多くは乳腺のすき間に水がたまったもので弾力性がある。しかし、中には硬いしこりもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因はエストロゲン(卵胞ホルモン)の過剰分泌と考えられ、30~40代によく見られ、閉経後は症状もなくなる。
ただし、乳腺症の中には乳がんとの鑑別が困難なものや、乳がんを合併している場合もある。
しこりに気づいた時は、すぐに、専門家に相談する。
症状:排卵から月経期にかけて左右、または片側の乳房に1個から数個のしこりができる。
しこりの大きさや形もさまざまであるが、月経前には大きくなって痛みも増し、
月経が終わると痛みは引いて、しこりも消失する。=乳腺症の特徴。→ 調合漢方薬を服用可能。
また、乳頭から水や乳汁に似た分泌液が出てくる場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:乳腺症は、漢方のみで治ることが多い。→ 調合漢方薬を服用可能。
漢方薬を服用する以外にも、乳房が動くと痛みも増すので、
硬いカップのブラジャーで固定するなど、生活の工夫も加えて対処する。
ただし、日常生活に支障をきたすほど痛みが強い場合は、ホルモン療法でエストロゲンの増加を抑制する。=副作用あり


乳腺線維腺腫:乳房内の線維組織と乳腺が増殖して形成される良性の腫瘍。→ 調合漢方薬を服用可能。
10代半ばから30代の女性によく見られる。多くは1~3cmほどの球状、卵状に成長する。
表面はなめらかで、しこりの形もはっきりしていて、触れると皮膚の下でコロコロとよく動くのが特徴。痛みなし。→ 調合漢方薬を服用可能。
乳腺線維腺腫は、普通は徐々に大きくるが、しこりが急に大きくなる場合は乳腺葉状腫瘍が疑われる。
乳腺葉状腫瘍は、切除した断面が葉っぱのような構造なので、この名がついている。
良性、境界病変、悪性とさまざまで、ほとんどは良性。ときに悪性化する場合もある。
治療:年齢的に若くて、しこりも小さいうちは、特に治療の必要はなし。→ 調合漢方薬を服用可能。
定期的に通院し経過観察。しかし、しこりが大きくなれば手術して摘出する。
手術は局所麻酔をかけて皮膚を数センチ切開し、しこりを取り出すだけ。10~20分で終了。
うまく皮膚を縫い合わせれば傷跡もほとんどわからない。
乳腺線維腫瘍は良性の腫瘍なので転移を起こすことはないが、まれに切除後、再び同じところにしこりができる人もいる。


乳腺炎:
乳腺が炎症を起こして、乳房が腫れ強い痛みが生じる病気。→調合漢方薬服用可
①急性うっ滞性乳腺炎、②急性化膿性乳腺炎と2つがある。いずれも授乳期の代表的なトラブルとして知られている。
急性うっ滞性乳腺炎=出産後2~3日くらい、特に初産の女性によく起こる。
これは乳腺に乳汁がたまって乳腺組織を圧迫するため、乳房が赤く腫れて硬くなる。→調合漢方薬服用可
乳管の開きが悪いこと、乳児のお乳を吸う力が弱いことなどが原因で起こる。
症状と治療:乳房全体が赤く腫れ上がり硬くなる。
軽く乳房に触れただけでも強い痛みを感じる。しこりがあり、微熱を伴う。
急性うっ滞性乳腺炎は、乳房を温めてマッサージし、たまった乳汁を排泄させて、うっ滞を解消すれば治る。
乳房マッサージは、専門家(マッサージ師、助産婦)にしてもらうのがよいですが、巧い人がやっても涙が出るほどの強い痛みを感じる。
その後は授乳後に残った乳汁を搾り出し、乳房の中に溜まらないようにしていけば、症状は徐々におさまる。→調合漢方薬服用可

②急性化膿性乳腺炎:
細菌感染によって起こる炎症で、産後2~3週間目くらいから起こる。→調合漢方薬服用可
授乳期には、乳頭に小さな傷がつく。その小さな傷に黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの化膿菌が侵入し乳腺内で炎症を起こす。
急性うっ滞性乳腺炎を起こした人は細菌に感染しやすく、急性化膿性乳腺炎に移行する女性が多く見られる。
急性うっ滞乳腺炎は授乳期に限ったトラブルだが、急性化膿性乳腺炎は授乳期に限らず傷ついた乳頭を不潔な手で触れれば、いつでも起こる。
症状と治療:乳房が赤く腫れ上がり、しこりができ、激しい痛みが生じる。
全身に寒気がして、38~40℃の発熱がある。わきの下のリンパ節がはれる場合もある。
炎症が進むと化膿し、膿瘍(膿のかたまり)ができて、乳汁に血液や膿が混じることもある。
治療:抗生物質、消炎鎮痛剤の服用が基本。→調合漢方薬服用可
乳房を冷湿布すると痛みを和らげるのに役立つ。→調合漢方薬服用可
治療中は乳房を休ませるために授乳は中止、ブラジャーで固定しておく。
膿瘍ができた場合は、患部に注射針を刺して吸引したり、皮膚を切開して膿を排出させる。
乳房の冷やし方:急性化膿性乳腺炎で痛みがひどいときは、冷たいタオルなどで乳房全体を冷湿布すると痛みが和らぐ。

乳がん:
乳腺に発生する悪性腫瘍
乳がんの細胞は、比較的小さい時期から乳腺組織をこぼれ落ち、
わきの下のリンパ節に転移したり、血液にのって肺、肝臓、骨などの他の臓器に遠隔転移する。
進行度は、しこりの大きさや転移の有無によって0~Ⅳ期の5段階に分けられる。
症状:多くは、乳房のしこりに気づく。
表面はでこぼこで硬く、周囲との境がはっきりしないのが特徴。
痛みはなく、月経周期によって小さくなったり消えたりしない。
皮膚の近くにがんが達すると、乳房がひきつれて見えたり、しこりを指でつまむと皮膚にくぼみができたりする。
治療:手術による切除が基本。
最も一般的な手術法は、胸の筋肉を残して乳房とわきの下のリンパ節をとる「胸筋温存乳房切除術」であるが、
しこりが小さく、乳頭から離れている場合には、しこりを含む乳腺の一部とわきの下のリンパ節だけを切除する「乳房温存手術」も適応となる。
乳房温存手術では、術後に放射線照射を併用する。

乳がんの発生部位:外側上部50%、外側下部10%、内側上部20%、内側下部5%

乳がんの自己検診法
①あお向けに寝て、乳頭を時計の中心に、頭のほうを12時に想定する。
まず12時の場所に指先におき、乳頭に向かってなで、次に1時の方向へなで上げる。
そして同様に2時、3時と想定しながら放射線状に外から内へ、内から外へとなで続け、一周してしこりがないかを調べる。
②鎖骨の外側の端(わきの下のあたりに指先を置き、下方に向かって乳房を縦方向になで、外側のしこりの有無を調べる。
乳房の下に達したら、指先の幅だけ内側にずらし、上方へなで上げる。
また内側に指先をずらしながら、上下方向のなでつけを10~12回程度くり返す。
③乳頭の近くに指先を置き、乳頭を中心に小さい円を描くように一周する。
さらに、指先の幅の分だけ外側にずらし、同様に1周し、乳房全体を回り終わるまで続ける。
この方法を「自転公転触知法」という。
④鏡の前に立ちに、最初は腕を下ろして、乳房の形や皮膚の色、引きつれやへこみがないかを見る。
さらに乳首がただれていないかも調べる。次に、両腕を上げて、同様のことをチェックする。




女性がなりやすい病気(東洋医学(漢方薬・鍼灸)の得意分野)

膀胱炎:
細菌感染により、膀胱の粘膜が炎症を起こす病気。→調合漢方薬服用可
原因菌の8割は大腸菌で、女性は男性に比べて尿道が短いうえ、肛門と尿道口が近くて細菌が侵入しやすいため膀胱炎になりやすい。
特に長時間尿意をがまんしたり、からだの抵抗力が低下したとき、膀胱炎をおこしやすくなる。
また、膀胱炎を放置すると、膀胱で増殖した細菌が上行感染し、腎盂腎炎を起こす危険がある。
症状:「肺尿痛」「頻尿」「尿のにごり」が膀胱炎の3大症状。→調合漢方薬服用可
排尿痛は、尿が出終わる頃に強くなるのが特徴。→調合漢方薬服用可
残尿感を伴い、またすぐにトイレに行きたくなる。尿は白く濁る。→調合漢方薬服用可
血尿が出る、においがきつくなる、発熱を伴う(微熱で38℃を超える高熱は出ない)→調合漢方薬服用可
(注意)体温が急に上昇して悪寒を伴うときは、腎盂腎炎の可能性がある。
治療:薬物療法が基本。抗生物質を3日から1週間ほど服用すれば、たいていは治る。→調合漢方薬服用可
ただし症状が消えても、再検査をして、菌がなくなるまで、薬の服用は続ける。→調合漢方薬服用可
薬を服用しながら、水分をたっぷりとって、どんどん排尿し、膀胱内に繁殖した菌を洗い流すのが回復を早めるコツ。→調合漢方薬服用可

便秘:
毎日お通じはあっても、排便に苦痛を伴ったり、残便感やおなかの張りを感じるようなら便秘である。→調合漢方薬服用可
便秘が続くと腹痛、食欲不振、吐き気、頭痛、イライラ、吹き出物、肌荒れなどのトラブルも生じる。→調合漢方薬服用可
治療:一日3食とる、食物繊維の豊富な食品を食べる、適量の油をとる、起床後にコップ1杯の水を飲む、朝食後には必ずトイレに行く。
など、生活習慣をきちんとする。起床後に軽い体操をするのも効果的。
それでも出ないときは、大山漢方堂薬局に相談、調合漢方薬を服用→特集:腸内環境を整える

痔::
女性に最も多い痔は、肛門出口の粘膜が傷つき、排便時に強い痛みと出血を伴う「切れ痔(裂肛)」である。→調合漢方薬服用可
硬くなった便が無理に肛門を通ろうとして生じる。→調合漢方薬服用可
また、肛門周囲の静脈がうっ血し、イボのようにふくらんだ「イボ痔(痔核)」も見られる。→調合漢方薬服用可
イボ痔の多くは肛門の内側にできる内痔核で、進行すると肛門の外に出て戻らなくなり痛みを増す。→調合漢方薬服用可
治療:軽度なら、漢方薬、鍼灸と生活習慣の見直しで完治する。→調合漢方薬で便秘、血行障害を改善させる。→調合漢方薬服用可
それでも、改善しない重症の患者さんは、恥ずかしがらず早めに肛門科を受診→手術。

頭痛:
頭痛は、片頭痛と緊張型頭痛に大別される。→調合漢方薬服用可
片頭痛は頭の片側が脈打つように痛む。疲労や精神的ストレスなどが誘因。→調合漢方薬服用可
緊張型頭痛は、締めつけられるような頭全体の重苦しさがあり、鈍い痛みが持続する。→調合漢方薬服用可
ストレスや疲労による神経や筋肉の緊張が誘因。心因性のタイプもある。→調合漢方薬服用可
治療:片頭痛は、痛みが軽いうちに、調合漢方薬を服用して、痛む部分を冷やして、暗い部屋で安静にして過ごすと楽になる。
緊張型頭痛は、鍼灸治療で、首や肩のこりをほぐし、血行を改善させると、すぐ楽になる。血行障害を改善させる。
痛みがひどい場合は鎮痛薬や筋弛緩薬を、心因性の場合は、抗不安薬が処方されることもある。→副作用有り

貧血:
貧血とは、赤血球や赤血球中のヘモグロビンが減少し、酸素の運搬能力が低下した状態をいう。→調合漢方薬服用可
女性に圧倒的に多いのは、鉄欠乏貧血である。→調合漢方薬服用可
初期は、なんとなく気分がすぐれないという程度だが、→調合漢方薬服用可
進行すると、顔色が悪い、まぶたの裏の粘膜が白い、頻脈、息切れ、立ちくらみ、だるさ、疲労感、冷えなどの全身症状を伴う。→調合漢方薬服用可
治療:基本は食生活の改善であるが、漢方薬も有効(著名改善例多数)→調合漢方薬服用可
鉄分豊富な食品を、バランスよく食べる。鉄の吸収をよくする、たんぱく質やビタミンCをとることもよい。

低血圧症:
最大血圧(収縮期血圧)が100mmHg以下の場合は低血圧と判断される。→調合漢方薬服用可
低血圧では全身を循環する血液量が減るため、人によって疲労感、だるさ、眠気、めまい、肩こり、頭痛、冷えなどの症状が現われる。→調合漢方薬服用可
これが低血圧症と呼ばれる病気になる。低血圧は心臓病やホルモン異常などの病気でも起こるが、
多くは原因のはっきりしない「本能性低血圧」になる。→調合漢方薬服用可
この他、「起立性低血圧」という、立ち上がったときに急に血圧が下がり、立ちくらみを起こすタイプもある。→調合漢方薬服用可
治療:重傷例では昇圧剤などの薬も処方されるが、基本は生活習慣の改善になる。→調合漢方薬服用可
低血圧の人は朝が苦手で、午後以降に元気が出てくる人が多いが、夜型生活は自律神経を乱し体調をいっそう悪化させる。→調合漢方薬服用可
早寝早起きの規則正しい生活を心がけること。
目覚めがスッキリしない時は、ストレッチをして体をほぐしたり、起床後に熱めのシャワーを浴びると、少し血圧が上がって元気が出る。→調合漢方薬服用可
また、たんぱく質、塩分、水分の摂取量を多くすること、定期的に運動を行うことも症状の軽減に役立つ。→調合漢方薬服用可
起立性の低血圧は頭部を高くして寝る、弾性ストッキングをはいて寝るなどの工夫で、ある程度改善できる。→調合漢方薬服用可


外陰の病気

感染性外陰炎:
清潔にするのが最善の予防方
原因:局部を不潔にしたままのセックスや、オナニーでの細菌感染から起こる。
症状:かゆみがあり、赤くはれてくる。膣に炎症があると、そのおりもので外陰部に炎症がおこることもある。
ときに慢性化することもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:原因をみつけて適切な処置をする。=専門家に相談する。

アレルギー性外陰炎:
下着やナプキンとの摩擦が原因
原因:細菌に感染したのではなく、ナイロンの下着や生理用ナプキンなどがこすれて炎症を起こすもの。
治療:かゆみがあるが、できるだけかかないようにする。→ 調合漢方薬を服用可能。
抗ヒスタミン剤を使用すれば1週間ほどで治る。

外陰白癬症:
水虫の原因となる菌でおこる→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:手や足にできる水虫の原因である、白癬菌という、かびの一種が、陰部に発生してかゆみを起こす病気。→ 調合漢方薬を服用可能。
茶褐色の湿疹が陰部全体に広がり、湿疹の周囲は白っぽくなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:白癬菌は湿っぽい所に発生しやすいので、通気性の悪いナイロンのストッキングや下着は避ける。
白癬治療剤をくりかえし塗る。
外陰部は、清潔にしていても多少の汚れは残るものだが炎症を起こさないように、
セックスの後や月経の時の手入れが大切で、これは、性病の予防にもなる。

外陰の病気=通気性のわるい下着は、×ダメ!不潔なままにしておくのは、×ダメ!

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
外陰部は不衛生にしておくのが、病気を引き起こす一番の原因です。
とくに女性は、月経のときの手当てをきちんとしておかないと、すぐに感染してしまいます。
性病は、セックスでうつるものですから、自分が注意していてもパートナーが病気なら大変です。
お互いの体をチェックして、常に、清潔で健康な状態を維持しましょう。

外陰掻痒症:
いろいろな原因がある。
原因:大陰唇や小陰唇が非常にかゆくなる病気。→ 調合漢方薬を服用可能。
なかなかやっかいな病気で、かいてもかいてもおさまらないという症状が出る。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因は陰部の不潔さもあるが、からだの内部の病気が起因している場合もある。→ 調合漢方薬を服用可能。
アレルギー体質、糖尿病、肝機能障害、ホルモンのアンバランス。→ 調合漢方薬を服用可能。
その他、カンジダ症、トリコモナス症、毛じらみ、ぎょう虫、下着の摩擦などで起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
これらの原因がなくておこる場合は、精神的な要因でも起こる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:まず外陰部を清潔にして1週間ぐらいようすをみる。→ 調合漢方薬を服用可能。
それでもかゆみがおさまらない場合は、病院で検査。

バルトリン腺炎:
原因:性的衝動が起きると膣の両脇にある分泌腺から透明な分泌液が出てセックスの補助の役割を果たす。
しかし、セックスのときに不潔な手で触れたり細菌が入ったりするとバリトリン腺が炎症を起こして腫れる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:抗生物質を塗る。ひどいときは切開してうみを出す。→ 調合漢方薬を服用可能。

外陰萎縮症:
更年期以後の女性に多い。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:原因は不明、卵巣の機能低下と関係がある。→ 調合漢方薬を服用可能。
若い人には少なく、更年期以降の女性に多くみられる。
かゆみがあり、熱っぽい感じもある。→ 調合漢方薬を服用可能。
外陰部全体が白っぽくなり、この状態が進むと外陰部が萎縮して、→ 調合漢方薬を服用可能。
さらに膣も萎縮するため、セックスを行うことが不可能になる。
治療:やっかいなのは、外陰萎縮症は、がん癌に発展しやすいということ=だいじに至らないうちに病院で検査。

毛根炎:
清潔にして治療を続ける。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:陰毛の毛根から細菌が入って起こる病気です。毛根部分が赤くはれて、ヒリヒリと痛くなる。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:抗生物質を使う。

ベーチュット病:
原因が不明で完治はむづかしい。→ 調合漢方薬を服用可能。
原因:口の内部に口内炎ができていて、なかなか治らず、同時に外陰部にも潰瘍ができている場合=ベーチュット病を疑う。
ベーチュット病は、難病で原因不明。それほど多い病気ではないが、20~30歳代の女性に起こることが多い。
治療:現代医学では、まだ治すことはできない。→ 調合漢方薬を服用=症状を軽くすることができる。

アフタ性潰瘍と急性外陰潰瘍:
原因:アフタ性潰瘍=口内炎とよく似た潰瘍が小陰唇の内側にでき激しく痛む。
原因不明だが、体の抵抗力が弱くなっているときにおこりやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。
アフタ性潰瘍がひどくなると、急性外陰潰瘍になり、大陰唇から小陰唇の内側、前庭粘膜にまで多くの潰瘍ができ熱が出る。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:十分な睡眠と、バランスのとれた食事をたっぷりととり、体力を回復させる。→ 調合漢方薬を服用して体力増強。
症状がさらにひどくなれば、副腎皮質ステロイド薬、抗生物質を塗る。3日~2週間ぐらいで治るが、再発しやすいので気をつける。→ 調合漢方薬を服用可能。



性病=性病はなかなか人に相談しにくいが、ほうっておくと病魔はどんどん進行していく。
恥ずかしいなどと思わずに、思い切って病院に行くこと。早めに治してしまえば治療は楽。不安がなくなれば気分もすっきりする。
性病を発見したときは、医師はその地域の保健所に必ず届けることが義務づけられている。

梅毒:
ほっておくと脳が侵される
原因:「スピロヘータ」と呼ばれている病原体によって起こる性病のひとつで、現在は、「トレポネーマ・パリズム」と呼ばれる。
症状:全体で、第1期~第3期に分かれる。
第1期の症状は「トレポナーネ」の入りこんだ場所に、2~3週間後大豆ほどの固いしこりと潰瘍ができる。
次に、大腿部のつけ根のリンパ腺がはれてくる。この症状は自然に消え、感染後2~3カ月たつと全身に赤い発疹が出てくる。(第2期)
陰部には「扁平コンジローム」という、ただれたしこりが出たり消えたりする。この時期は伝染力が強いので危険な時。
第3期になると、からだ内部の各所にゴム腫というしこりができる。
さらに経過すると、目が見えなくなる、心臓がわるくなる、脊髄が冒される、晩期梅毒の症状があらわれる。
ついには脳が侵されて人格が変わり、発狂して廃人となる。
また、必ず初期の症状が出るとは限らず、第2期、第3期の症状が突然あらわれて急速に進行することもある。
梅毒は、検査をしても、感染後4~7週間たたないと、感染しているかどうか不明。
梅毒に感染した女性が妊娠した場合、妊娠4ヶ月以前に治療すれば問題はないが、感染していると、先天性梅毒児を出産する恐れがある。
治療:抗生物質の大量投与、筋肉注射によって治療。

軟性下疳:
海外旅行がもたらした性病
原因:海外旅行ブームで日本に上陸した。軟性下疳(デュクレー菌)が感染して起こる。
症状:感染後2~3日して、外陰に赤く小さい発疹ができる。
やわらかくて痛みがある。それが化膿してつぶれ、潰瘍ができる。
治療:サルファ剤の投与で治療できる。
予防法としては、セックスの際に、必ずコンドームを使用する。海外での不潔なセックスはしない。

淋病:
外へ外へと広がっていく
原因:セックスによって淋菌が感染しておこる病気。
淋菌の影響力は弱いものだと思われていたが、意外に強いことがわかってきた。
感染のあと、2~8日の潜伏期間を経て、尿道口のあたりが赤くはれてむずがゆくなり、黄緑色のうみが出る。排尿時に激しい痛みがある。
淋病は、尿道炎から膀胱炎、頸肝炎から子宮内膜炎、卵管炎へと広がっていく。
また、完治したあとも、不妊の原因になる。
治療:抗生物質の投与、抗生物質の注射を行う。
治りにくいので、完治するまで根気よく治療を続ける。
治療は必ずパートナーと二人で受ける。=片方が治っても、もう一方が治療をしなければ、再発を繰り返す。

第4性病=そけいリンパ肉芽腫:
性器が変形する
原因:そけいリンパ肉芽腫とも呼ばれるが、現在ではまれな病気。病原体は、宮川小体と呼ばれるウイルスの一種。
症状:セックスの後1~4週間で、そけい部に発疹ができ、発熱したり痛みを感じる。
膣と直腸に通じる穴があき、性器の形が変わってしまうことになる。
治療:抗生物質の投与、抗生物質の注射を行う。

STD(性行為感染症):

クラミジア感染症:
発生しやすく治りにくい病気
原因:トラコーマ結膜炎と同じ病原体によっておこる病気。
淋病よりも発生率が高く、そのうえ治りにくいため世界中に広がり問題になっている。
男性は、排尿のときに不快感があり、灰白色の分泌物が出たり、尿道内がむずがゆくなったりする。
女性は、においや色のないおりものが少し増えるだけ=気づかないまま普通に性生活をしていることが多い病気。(感染率高い)
妊婦がかかった場合は、新生児が結膜炎や肺炎になることがある。
治療:抗生物質を最低でも3週間は服用し続ける。

ヘルペス感染症:
完治するのが難しい病気。
原因:セックスによるヘルペス・ウイルスの感染。
まず10個ぐらいの小さな水泡が外陰部や膣にできる。
それが破れて潰瘍ができ、うすい皮がついた状態になる。
からだの調子がわるいときにかかりやすく、歩くだけでも激しく痛む。→ 調合漢方薬を服用可能。
再発もしやすい。→ 調合漢方薬を服用可能。
治療:完全に治す方法はない。
抗生物質や副腎皮質ステロイド薬で症状をおさえる。→ 調合漢方薬を服用可能。
妊婦が感染した場合には、新生児に感染してヘルペス脳炎やヘルペス感染症を起こし重篤になると死亡する。

尖形コンジローム:
とがった形の腫瘍は良性である。
原因:ウイルスの感染によって起こる病気の一つ。
外陰部に、先端がとがった小さいイボのような腫瘍ができるのが特徴。
かゆみと発熱があり、症状が進むと悪臭を放つ。→ 調合漢方薬を服用可能。
感染するのはセックスの時が多く、ウイルスやおりものによって人にうつる場合もある。淋病が原因の場合もある。
治療:電気焼灼などで腫瘍を取り除く。
再発することがあるので、清潔をこころがける。→ 調合漢方薬を服用可能。
ただし、ガンとは別物で、良性の腫瘍なので、命の心配はいらない。



エイズ:別名は後天性免疫不全症候群
原因:ヒト免疫不全ウイルス(HIVウイルス)が、血液と精液を媒介にして感染する。
普通、2~5年ぐらいの潜伏期間を経て発病する。
発病すると、病気に対する抵抗力がなくなり、カポジ肉腫(皮膚ガン)や、カリニ原虫による肺炎を併発する割合が極めて高い。
治療:世界中で研究が進められているが、確かな治療法は、いまのところない。
当初は、同性愛者同士のセックスによる感染が原因とされた。
次いで輸血と血液製剤による感染が、日本では問題になった。
最近では、普通の異性間のセックスによる感染も急激に増え始めた。
妊婦がエイズに感染した場合、胎児も母親から直接感染してしまう可能性大。。

エイズの知識 Q&A

Q:外見でエイズに感染していることがわかりますか?
A:エイズに感染しても、症状が出るまでに10年以上かかることもある。
その間は健康そのもので、本人もエイズに感染していると気づかない場合がある。
したがって、外見だけでエイズに感染したかどうか見分けることは不可能。
きちんと検査を受けて初めてわかる。

Q:ピアスや針治療で、感染することがありますか?
A:ピアス、針治療、入れ墨などで皮膚に傷をつけるのは、使う器具がきちんと消毒してあれば安全です。
このことは、エイズだけに限らず、いろいろな種類の雑菌からの感染を防ぐことでもいえる。
完全滅菌使い捨て針を使用していれば、まったく安全です。
受ける前に、使う器具が、どういうものか、しっかり消毒されているかどうか確認することが大切。

Q:病院でする注射で、感染する危険性はありますか?
A:病院で使う注射器のほとんどは、使い捨てのものですから、1度使ったらすぐに捨ててしまうので、感染する危険はありません。
ただし、海外へ行って(とくに小さな病院で)注射を受けるようなことになったら、きちんと消毒されているかどうか、確認する。

Q:妊娠している母親から体内の赤ちゃんへ感染するのですか?
A:母親がエイズ感染者であれば、その胎児が感染する可能性は大いにあります。
エイズのウイルスが胎盤を通って、胎児へ感染することを胎内感染といいます。
また、出産のときに通る産道内で血液から感染することもあります。
感染者で子供を望む人は、エイズ専門の医師に相談する必要があります。

Q:母乳のなかにもエイズウイルスは入り込むのですか?
A:母乳の中からエイズウイルスが発見されているので、母子感染のひとつということが明らかになりました。
母乳は乳児にとってすばらしい栄養源ですが、母親が感染者ならば、人口ミルクを使うようにしましょう。
授乳のときには、器具の消毒に十分気をつけたいものです。

Q:プールや温泉などで感染することがありますか?
A:エイズウイルスは、空気・洗剤・熱・塩素に接触するとすぐに死んでしまうので、ひじょうにもろいものです。
ですから、日常の生活のなかで触れるもののほとんどは安全です。
くしゃみやせき、握手などからだとからだの接触でも感染することはありえません。

Q:キスでの感染はだいじょうぶですか?
A:あいさつ程度の頬や唇にするソフト・キスは安全ですが、唾液のなかからもウイルスが発見されているので、
ディープ・キスには危険があります。しかし、唾液のなかのウイルスの量はわずかなので感染する可能性もかなり低いもので、
現実には、感染はあまりみられないようです。

Q:エイズ検査は、どこで受けられますか?
A:全国の保健所や病院で受けられます。
保健所での検査は仮名で受けられ、個人的なことは聞かれません。
病院では、実名で受けつけねばならない場合もあります。また、費用も高くなります。


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性感染症(STD)

性器クラミジア感染症:
クラミジア・トラコティスという細菌が、膣から子宮の入り口(子宮頸管部)に感染し子宮頸管炎を起こす。
女性に自覚症状が少ないため、女性が感染源になりやすい病気である。
最近は、ティーンエイジャーの間で広がりを見せ社会問題になっている。
感染が卵管、卵巣に広がると、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがある=将来、不妊症や子宮外妊娠になる危険がある。
また、妊娠中に感染し治療しないまま出産すると赤ちゃんにも感染して、新生児結膜炎や新生児肺炎を発症する。
症状: 1~3週間の潜伏期間の後、男性は尿道口から微量の粘液や膿が出る。
女性は粘液状のおりものが多少増える程度でほとんど自覚症状がない。
おりものに血液が混ざることもある。
下腹部痛や不正出血が見られる場合は、子宮付属器炎や子宮頸管炎を疑う。
原因:セックスにより、クラミジア・トラコマティスが感染して発症する。
これは、目の伝染病であるトラコーマと同じ種類の微生物。
相手の性器を口に入れるオーラルセックスにより感染し、咽頭に潜伏していることもある。
診断:膣や子宮などの粘液を摂取してクラミジアの存在を調べる抗原検査や、
クラミジアに反応して血液中にできた抗体を調べる血液検査を行う。
治療:テトラサイクリン系やマクロライド系の抗生物質、ニューキロノン系製剤が有効。
ふつうは1~2週間の内服で治る。
子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こしていると時間がかかる。
日常生活のアドバイス:子宮付属器炎や骨盤腹膜炎に進むと妊娠、出産に悪い影響を及ぼす。
女性は自覚症状が少ない分、重くなるリスクが大きい。
自分やパートナーの感染がわかったら、できるだけ早く治療する。
クラミジア・トラコティスが消滅するまでセックスは禁止。

エイズ(後天性免疫不全症候群):
エイズは「後天性免疫不完全症候群」という病気で、ヒト免疫不全ウィルス(HIV)の感染により起こる。
発症すると免疫機能が低下するため、カリニ肺炎など、普通ならかからないはずの弱い病原菌による日和見感染を起こす。
感染後は10~15年前後の長い潜伏期間がある。
感染していても発症していない人をHIVのキャリアーという。
症状:感染後、1~3週間後に咳や発熱といった風邪のような症状がでることがあるが、ほとんどの場合、自覚症状なし。
その後。10~15年の長い潜伏期間の後、体重の減少、リンパ球の腫脹、下痢といった初期症状が現われる。
次にカリニ肺炎、サイトメガロウィルス感染症、カポジ肉腫などの日和見感染にかかる。
脳が侵され、痴呆症状が出ることもある(HIV脳症)、放置すれば1~3年で死亡する。
原因:ヒト免疫不全ウィルスが、血液、精液、膣の分泌物などを介して、非感染者の粘液や傷口の侵入して感染する。
感染している母親から赤ちゃんに母子感染することもある。
治療:抗HIV薬(プロテアーゼ阻害薬)と2週類の逆転写酵素阻害薬を併用した治療法=免疫力の低下を抑制する。
検査を受けない人は治療に至らないため発症してしまう。
感染を疑ったら検査を受け、陽性なら早めに治療を受けることが、明暗を分けるカギになる。
エイズ検査の場合、感染後、約8~12週間経たなければ確実な結果は出ない。
不特定多数の人とセックスしているパートナーがエイズに感染していた場合など、
自身の感染を疑う場合は、8週間はセックスは禁止。献血もしてはいけない。
万が一、自身の感染がわかったら、エイズ感染科のある大学病院や総合病院を必ず受診する。
日常生活のアドバイス:エイズの最も有効な予防策は、コンドームをつけたセックスになる。
信頼関係のあるパートナー以外の人とセックスをする時は、必ずコンドームをつける。
クラミジアや梅毒に感染している人のHIV陽性率は高いという報告がある。
不特定多数の人と性行為のある人は、今すぐHIV検査を含めた性感染症検査を受ける。

膣トリコモナス症:
黄緑がかった悪臭を放つおりものが出て、膣や外陰部にかゆみが出る。
おりものは小さな泡状になっている。
症状:感染後、数日から臭いのする黄緑色っぽいおりものが出て、かゆみを伴う。
おりものの量が多いため下着はすぐに汚れ、おりものの刺激によって外陰部はただれ赤く腫れる。
女性は症状が強く出るので、比較的早く治療につながる。
原因:セックスによって、トリコモナス原虫という寄生虫が感染して発症する。
診断:おりものの顕微鏡検査で容易に見つけることができる。
治療:抗原虫剤フラジールを10~14日間服用する。
膣の中の原虫を抑えるために、毎晩フラジール膣錠を膣の中に入れる。
ただし、妊娠3カ月以内の女性は薬は使用せず、膣洗浄だけの治療になる。
フラジール膣錠はアルコールと併用すると、めまいや吐き気といった副作用が現われるので治療中は禁酒。
日常生活のアドバイス:男性は自覚症状が少ないので治療しない人が多い。
その場合、いくら女性が治療しても、セックスによって再感染する(ピンポン感染)。
パートナーと話し合って、完治するまで一緒に治療を受けること。

梅毒:
治療しないと1~4期の経過をたどる。性感染症の中でも、古くから知られている病気。
症状:<1期>感染後、約3週間の潜伏期間のあと、感染した部分(性器や唇)に硬いしこりができ、やがて潰瘍になる(硬性下疳)。
痛みやかゆみはなく、やがて潰瘍は消えて、潜伏期間に入る。
<2期>感染から3カ月ごろ、全身にバラ疹と呼ばれる薄い赤色の発疹が現われる。
リンパ節が腫れるなどの自覚症状が現われるので、ここで受診することがほとんど。
<3期>2期で治療せずに3年過ぎると、皮膚、骨、筋肉、粘膜や内臓にもゴム様のしこりができる。
<4期>10年も経過すると脳や神経に障害が起こり、歩行麻痺や痴呆のような症状が出る(脳梅毒)。
原因:梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌が、キスやセックスで粘膜から感染する。
診断:血液検査で梅毒トレポネーマを調べる。
治療はペニシリン系の抗生物質を服用。1期、2期梅毒は4週間程度の服用で治る。
日常生活のアドバイス:性風俗の世界に関わっている人、複数の相手と性行為がある人の間で感染が拡大
=複数の相手との性行為はやめる=信頼できるパートナーを探して、その人とする。

淋菌感染症(淋菌感染症):
女性は感染しても、自覚症状がでないことがある。放置すると子宮頸管炎や子宮付属器炎を起こすことがある。
症状:感染後2~5日くらいの潜伏期間ののち、黄色っぽいおりものが出る。
悪臭がすることも多くある。女性は感染に気づかないこともある。
男性は、尿道炎を起こし、尿道口から膿が出て、排尿時に激しい痛みがあるため、すぐにわかる。
原因:淋菌という細菌がセックスで感染する。
オーラルセックスで口に感染すると淋菌性の咽頭炎を起こす。
診断:女性はおりもの検査、男性は尿道の分泌液の検査でわかる。
治療:テトラサイクリン系、ペニシリン系などの抗生物質の内服、または注射によって1~2週間で治る。
しかし、最近は、抗生物質に耐性を持つ淋菌が現れ増えて治りにくいこともある。
日常生活のアドバイス:パートナーが尿道炎を起こした時は、まず淋菌と考える。
必ず一緒に検査を受け、感染していたら完治するまで治療を続ける。
淋菌が完全消滅するまでセックスは禁止。

性器ヘルペス:
女性は外陰部、男性は亀頭や包皮に米粒大の水疱ができる。
初感染による発症は激痛と発熱がある。
一度感染すると、体の抵抗力が落ちたときに再発する。
症状:感染から数日後に、女性は、大陰唇、小陰唇、膣前庭、会陰部などに米粒大の水疱ができる。
始めのうちは軽いかゆみを感じるだけ、その後、水疱が破れると激しい痛みを伴い、潰瘍になる。
潰瘍ができると下着が触れたたけでも激痛がはしり歩行や排尿も困難になる。
原因:単純ヘルペスウイルスⅠ型(HSV-1)とⅡ型(HSV-2)の感染により発症する。
昔は、Ⅰ型は目や口など、Ⅱ型は外性器に感染するといわれていたが、
オーラスセックスによってⅠ型が口から外性器に、Ⅱ型が外性器から口へ感染することも現実になる。
診断:血液中の抗体を調べればすぐわかるが、普通は外性器を見るとわかる。
治療:抗ウイルス剤の内服と、潰瘍のできた部分に抗ウイルス剤の軟膏を塗る。
日常生活のアドバイス:再発による症状は軽いが、甘くみてセックスすると相手に感染させてしまう。
いくら軽くても、水疱や潰瘍があるときは、セックスは禁止。
再発の予防には、寝不足や過労を避け、免疫力を下げないことが大切。

尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま):
女性は、膣や小陰唇、会陰、肛門の周囲、子宮頸部などに先のとがった小さなイボができる。
男性は、包皮や亀頭、肛門の周囲にできる。
症状:感染後、数週間から数ヶ月の潜伏期間の後、膣、小陰唇、会陰、肛門周囲に薄茶色のイボができる。
痛みや、かゆみがないため、気になって触ったりするうちに、イボの中からウイスルが飛び出し、どんどん広がる。
イボは増えるとカリフラワー状のかたまりになり、かゆみや、ほてり、異物感を感じる。
原因:ヒトパピローマウイルスの感染により発症。
診断:外性器を見て、いぼができていることで、すぐに診断がつく。
治療:電気凝固、外科的切除、液体窒素による凍結治療、制がん剤軟膏の塗布などがある。
どの治療法にするかは、イボのできている場所や範囲などによって判断する。
しかし、治療しても1つでもイボが残っているとそこから広がり、再発する事の多い病気である。
完全に治すためには根気がいるが、あきらめないで続けることである。
日常生活のアドバイス:イボがある間はセックスは禁止。(コンドームをしても、ペニス以外の部位にイボが接触して相手にうつす)
完治するまで、セックスは禁止。


毛じらみ:
毛じらみは体調1~2mmの大きな爪のある昆虫で、主に陰毛に寄生する。
人の頭髪に寄生する頭じらみや、衣類に寄生する衣じらみと同様に、人の血液を吸って生きている吸血虫。
セックスの他に、タオルや毛布の共用で感染する。
症状:陰毛に寄生した毛じらみにかまれると外陰部などが赤くなり強いかゆみが現われる。
かまれたあとの血液と毛じらみの糞で、下着に赤と黒の斑点がつく。
原因:陰毛に毛じらみが寄生した人とのセックスで感染する。
診断:毛じらみがいるかどうかは、陰毛を検査して、虫体や卵があることでわかる。
治療:陰毛を剃って、0.4%のフェノトリンを塗布したり、クロタミンタンクリームを塗って治療する。
陰毛以外にも寄生していないかどうか調べて、必要に応じて治療する。
日常生活のアドバイス:タオルや寝具を介した感染もあるので、家族全員の寄生の有無を調べ、
誰かに寄生があれば、家族全員一緒に治療する。



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「月経異常」

(1)初潮のときの異常

①早発月経=初潮が8歳以前に始まる。
初潮が8歳以前に始まる場合を早発月経という。
視床下部や脳下垂体に炎症・腫瘍があるために、ホルモンが過剰分泌されることが原因。
(母親が授乳中にホルモン剤を飲んだためにおこることもある。)

②遅発月経=初潮が16歳をすぎてもこない。
初潮の平均年齢は、12~13歳であるが、
16歳をすぎても初潮がなかったり、第2次性徴による体の変化がない場合をいう。
原因は、卵胞ホルモンの分泌異常、子宮や卵巣の発育不十分が考えられる。

③月経がない(無月経)
原発性無月経=18歳すぎても月経がない場合。
普通なら12歳~15歳頃にくるはずの月経が、18歳すぎても起こらないこと。
視床下部から脳下垂体へ、そして卵巣・子宮へと、ホルモンがはたらきかけることによって月経がおこります。
この流れのなかに異常があると、初潮がなかったり、月経が止まったりしてしまうのです。
その異常のなかでも先天性のものがあります。
月経というのは、女性にとってとても大切なものです。

月に1回くる月経、この月経が順調にいかないと、女性のからだは調子がわるくなります。
月経についてのさまざまな異常を知っておけば、不調になったときの不安が早く解決されます。


下垂体性無月経
脳下垂体に腫瘍ができたいたり、機能が低下していることが原因です。
卵巣が正常であれば、卵胞刺激ホルモンを与えることにより、月経がおこります。

視床下部性原発性無月経
 月経をおこさせる視床下部に異常があることにより無月経になります。心因性無月経と同じような要素が原因でおこります。

卵巣性無月経
 卵巣形成不全や先天的・後天的な卵巣機能の低下により、卵巣からホルモンが分泌されないので、月経がおこらないのです。

子宮性無月経
 生まれつき子宮がなかったり、発育が十分でなかったということが原因です。また、性器形成不全や性器の奇形により無月経になります。

仮性無月経
 ホルモン分泌に異常はなく、月経はおこっているのですが、子宮頚管や膣、処女膜の閉鎖が原因でうまく流出せずに、月経血が貯まっていることです。

そのほかの原発性無月経
 染色体異常によっておこるターナー症候群や、副腎皮質からの男性ホルモンの過剰な分泌のための男性化による、無月経があります。

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
 月経は病気ではなく、健康な女性なら誰にでもおこる生理状態です。
しかし、それにも個人差があり、月経にともなう症状にも軽いものから心配のあるものまでさまざまですから、
自分自身のからだのチェックをしておくようにしましょう。
年齢によっても月経は変化していくものですから、常に対応できるように心がけが必要です。

続発性無月経=ある日、突然、月経がなくなる。
それまであった月経が、ある時期からなくなってしまったことをいいます。
ホルモンを分泌させる機能に異常がある場合もありますが、
原発性無月経とくらべて、月経が以前におこっていたものですから、先天的なからだの異常はないといえます。
3カ月以上月経がおこらない場合は、基礎体温を計ってから、専門家にみてもらう。

心因性無月経
環境の変化や精神的なストレスにより、視床下部や脳下垂体に異常が発生して、
ホルモン分泌がくずれてしまい、無月経になる。

神経性食欲不振症による無月経
やせたいという願望で、食物を受けつけなくなってしまい、
体重が減って視床下部のはたらきがストップしてしまいます。

シーハン症候群による無月経
分娩のときなどの大出血で脳下垂体へ血液が送くられなくなり、脳下垂体の機能が低下して無月経がおこる。

そのほかの続発性無月経
脳下垂体に腫瘍ができていたり、機能が低下していたりするとおこります。
またホルモン剤やピルを服用していると、無月経になりやすいのです。
人工中絶をくりかえしていくうちに、子宮内膜が卵巣からのホルモンに反応しなくなることも無月経の原因です。

(2)月経周期の異常

頻発月経=月経周期が短すぎる!
月経周期が24日以内で、人によっては、1ヵ月に2回あることもある。
これは卵胞期が短くなって、排卵が8~10日目ごろにおこる早期排卵によっておこるものと、
黄体期が短縮するためにおこるもの、
無排卵性のためにおこるものと3種類ある。

稀発月経=月経周期が非常に長い
月経周期が35日以上60日以内の場合をいいます。これは初潮を15歳以降に迎えた人に多くおこるようです。
また60日以上ない場合は、無月経になることが考えられます。
しかし、40日タイプとか45日タイプなどで、いつも間隔が一定している場合は治療は必要ありません。
1年に3~4回しかない場合は卵巣の異常ですから、
妊娠を望んでいる人は基礎体温をつけて排卵があるかどうか調べる。→排卵検査薬を使用する。

(3)出血量の異常

過多月経=出血量が多い
月経のときの出血量には個人差があるが、
ふつうは1日にナプキン10枚以内ですむものが、20~30枚以上も使う場合をいう。
また、血のかたまりなどが多いのは、思春期では子宮の発達が不十分のときで、
更年期ではホルモンのバランスがくずれているときにおこりやすくなります。
出血多量で貧血などをおこす場合は、専門家に相談。

過少月経=出血量が少なく、月経が短周期
月経の量が少なく、期間も短い場合をいう。
これは子宮の発育不全や、脳下垂体のホルモンの分泌の異常による原因が多い。
また、人工中絶したあと、月経がこなくなることがある。
そのほか、経口避妊薬(ピル)の服用で少なくなる場合もある。
40~50歳の閉経期に少なくなる。

(4)月経の時の不快な症状

月経のときの不快感=下腹部痛 頭痛 腰痛 吐き気 からだがだるくて寝込んでしまう

随伴症状=頭痛・腹痛・腰痛などがおこる
月経の際に、いろいろな不快な症状が出るのは、誰でもあることです。
体にはっきり出る症状は、頭痛・腹痛・腰痛などであるが、
日常生活に支障が出る場合は、専門家に相談。

月経困難症=症状がひどくて寝込んでしまう
月経のときに不快な症状はよくみられるものですが、寝こんでしまうほど重症な場合があります。
思春期の場合は子宮の発育不全とホルモンのアンバランスによるものが原因と思われます。
30~40歳の場合は子宮筋腫・子宮内膜に原因があることがある。

月経症候群
イライラして落ち着かない
 からだにはっきり出る症状もあれば、精神的な症状もあります。
感情の起伏が激しくなり、イライラしがちになります。

無排卵・不正出血

無排卵性月経=月経は正常だが、排卵がない
ふつうは、一定の周期で排卵・月経が行われます。
しかし、思春期や閉経期、授乳期などに、脳下垂体のホルモン失調が原因で、排卵がおこらずに月経だけが定期的におこります。
基礎体温を計ってみると、高温期がまったくない、あるいは短い期間であるということがわかります。

代償月経=突然に鼻血がでてくる
月経が遅れていたり、あっても少なかったりすると、鼻血としてあらわれたりすることがあります。

中間出血(排卵期出血)=月経以外のときに出血する
月経と月経の間に少量出血することです。
排卵後に卵胞ホルモンの分泌量が減少するために子宮内膜が変化をおこしてしまうからです。
不正出血が長くつづくようでしたら、子宮筋腫・子宮ガンなどの子宮の病気があるかもしれない。



子宮と膣のいろいろな病気

子宮と膣の位置を確認

子宮と膣はつながっています。そして、出産という重要な役割をするための、大切な臓器なのです。
可愛い赤ちゃんを産むためにも、病気があってはたいへんです。

子宮の病気
①子宮頸管炎
 頸管は膣の炎症が伝わりやすい
原因
・流産や分娩、人工妊娠中絶のあとの不衛生。
・避妊器具やタンポンの使用で膣が炎症をおこしている。
・男性が淋菌に侵されている。
・大腸菌により膣が炎症をおこしている。
 以上のような場合に、淋菌や大腸菌、クラミジア、ブドウ球菌が膣内に広がり、子宮頸部の分泌腺に入り込み、炎症をおこします。

症状
 子宮膣部や頸管部が赤くはれて、びらんをおこします。そして、うみのようなおりものが増え、下腹部・腰痛・発熱などがみられます。

治療
 原因の菌がどれかを調べ、その菌に対しての抗生物質を投与します。
 慢性になると、全身的・局所的に抗生物質を投与し、ホルモンの治療も同時に行います。

子宮内膜症
発生した内膜は、良性である
原因
・月経の際にはがれた内膜の一部が排出されずに、卵管に入り腹腔内へ逆行して分散する
・内膜の一部が、リンパ管や静脈のなかに入り、運ばれて発病する。
 などが原因で、内膜が子宮内壁以外のところに発生してしまいます。
症状
 子宮筋層に発生した場合、月経のときの下腹部痛が激しいものになります。
 子宮頸部後面に発生したら、腸と癒着します。また、セックスの際には、痛みを感じます。
 卵巣では、内部に血がたまり、チョコレートのようなかたまりの腫瘤をつくり、機能障害をおこし、月経異常となります。
卵管での内膜症は、不妊や卵管妊娠をおこします。
治療
 黄体ホルモンを長期間投与することで、排卵をおさえて無月経にし、子宮内膜を増殖させないようにします。
しかし、この方法は、症状を軽くするだけで、完治はしません。
 完治するためには、子宮を含めて幹部や卵巣までも摘出する手術を行います。

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
 膣はセックスのときに男性性器を受け入れる大切な臓器です。
子宮は女性のからだの中心にあり、赤ちゃんがすくすく育っていくところです。
子宮と膣は密接に関係しているものですから、どちらかに異常があると両方とも病気になるということもあります。
 こうしたことをまねかないためにも、事前に防ぐことをこころがけましょう。



子宮筋腫
もっとも多い、良性の腫瘍
原因
 はっきりした原因はわかりませんが、成熟期に多くみられ、閉経期にはできていた筋腫が小さくなってしまいます。
このことから、卵胞ホルモンの過剰な刺激により、
子宮をつくっている平滑筋や結合組織が増殖し、筋腫をつくるのではないかといわれています。
 おおきさは豆粒ぐらいのものから、こぶしぐらいのものなどとさまざまです。

症状
 月経時に激しい痛みを感じるようになり、出血量が多くなったり、期間が長くなったりします。
また、レバーのような血のかたまりがみられます。
 筋腫が大きくなると、腸や膀胱を圧迫し、便秘や膀胱炎をおこします。
 そのほかにも筋腫の発生した場所により、さまざまな症状があります。

治療
 筋腫の大きさ、発生した場所、年齢、症状によって、摘出手術を行います。
おもなももには、筋腫摘出術、子宮膣上部切断術、単純性子宮全摘除術があります。

子宮内膜炎
子宮内膜が炎症をおこしたもの

 子宮内膜炎は、雑菌が子宮内膜に入りこみ炎症をおこすというものです。
 感染した菌によって、非特異性・特異性・老人性の大きく3つになります。
 これらの内膜炎では、発熱やおりものの異常がよくみられる症状です。
しかし、種類によって状態はさまざまですから、注意してよくみましょう。


子宮内膜炎の一覧表

非特異性子宮内膜炎

原因・症状
子宮内頸管炎からの感染や避妊具の挿入後におこりやすい。また、分娩や流産のあとにもよくみられる。
子宮内膜の変化がくずれるために不正出血がみられ、下腹部痛をともなう。
また、うみのように黄色いおりものや血がまざったおりものがあり、量も増えている。症状がひどい場合は発熱もおこる
治療
抗生物質の投与を受け、安静にしている。子宮内膜はつきに1度はがされて、新しく修復されるため、子宮内膜炎の慢性化は珍しい。
炎症が筋層へ広がる場合は慢性化もみられる

特異性子宮内膜炎
 淋病性子宮内膜炎
原因・症状
 淋菌感染が原因で尿道痛をともなう尿道炎が完治していないと、炎症が子宮頚管部に侵入し、子宮内膜へと広がるためにおこる
 青みを含んだ黄色いおりものがあり、下腹部痛・発熱・便秘などがおこる。
炎症が卵管へ広がると、淋菌性卵管炎をおこす。卵管が狭くなるので不妊症の原因にもなるので注意
治療
 ペニシリンなどの抗生物質を投与し、安静にすること。淋菌の培養検査を併用して行う
 
 結核性子宮内膜炎
原因・症状
 現在では、結核がみられなくなったため、珍しい疾患のひとつである。
原因の多くは、肺結核から血液を通じて卵管に感染し、子宮内膜へと広がっていく
 症状としては、微熱や疲労感がみられ、内膜の変化による不正出血や無月経などがあらわれる場合もある
治療
 結核菌に抗生物質を投与する化学療法を行う。入院が必要とし安静にしておくこと

 老人性子宮内膜炎
原因・症状
女性の膣は、更年期ごろになると

子宮と膣のいろいろな病気
子宮と膣の位置を確認

子宮と膣はつながっています。そして、出産という重要な役割をするための、大切な臓器なのです。
 可愛い赤ちゃんを産むためにも、病気があってはたいへんです。

 子宮の病気
子宮頸管炎
 頸管は膣の炎症が伝わりやすい
原因
・流産や分娩、人工妊娠中絶のあとの不衛生。
・避妊器具やタンポンの使用で膣が炎症をおこしている。
・男性が淋菌に侵されている。
・大腸菌により膣が炎症をおこしている。
 以上のような場合に、淋菌や大腸菌、クラミジア、ブドウ球菌が膣内に広がり、子宮頸部の分泌腺に入り込み、炎症をおこします。

症状
 子宮膣部や頸管部が赤くはれて、びらんをおこします。
そして、うみのようなおりものが増え、下腹部・腰痛・発熱などがみられます。

治療
 原因の菌がどれかを調べ、その菌に対しての抗生物質を投与します。
 慢性になると、全身的・局所的に抗生物質を投与し、ホルモンの治療も同時に行います。



子宮内膜症
発生した内膜は、良性である
原因
・月経の際にはがれた内膜の一部が排出されずに、卵管に入り腹腔内へ逆行して分散する
・内膜の一部が、リンパ管や静脈のなかに入り、運ばれて発病する。
 などが原因で、内膜が子宮内壁以外のところに発生してしまいます。
症状
 子宮筋層に発生した場合、月経のときの下腹部痛が激しいものになります。
 子宮頸部後面に発生したら、腸と癒着します。また、セックスの際には、痛みを感じます。
 卵巣では、内部に血がたまり、チョコレートのようなかたまりの腫瘤をつくり、機能障害をおこし、月経異常となります。
卵管での内膜症は、不妊や卵管妊娠をおこします。
治療
 黄体ホルモンを長期間投与することで、排卵をおさえて無月経にし、子宮内膜を増殖させないようにします。
しかし、この方法は、症状を軽くするだけで、完治はしません。
 完治するためには、子宮を含めて幹部や卵巣までも摘出する手術を行います。

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
膣はセックスのときに男性性器を受け入れる大切な臓器です。
子宮は女性のからだの中心にあり、赤ちゃんがすくすく育っていくところです。
子宮と膣は密接に関係しているものですから、どちらかに異常があると両方とも病気になるということもあります。
こうしたことをまねかないためにも、事前に防ぐことをこころがけましょう。

子宮筋腫
もっとも多い、良性の腫瘍
原因
 はっきりした原因はわかりませんが、成熟期に多くみられ、閉経期にはできていた筋腫が小さくなってしまいます。
このことから、卵胞ホルモンの過剰な刺激により、子宮をつくっている平滑筋や結合組織が増殖し、筋腫をつくるのではないかといわれています。
 おおきさは豆粒ぐらいのものから、こぶしぐらいのものなどとさまざまです。

症状
 月経時に激しい痛みを感じるようになり、出血量が多くなったり、期間が長くなったりします。
また、レバーのような血のかたまりがみられます。
 筋腫が大きくなると、腸や膀胱を圧迫し、便秘や膀胱炎をおこします。
 そのほかにも筋腫の発生した場所により、さまざまな症状があります。

治療
 筋腫の大きさ、発生した場所、年齢、症状によって、摘出手術を行います。
おもなものには、筋腫摘出術、子宮膣上部切断術、単純性子宮全摘除術があります。

子宮内膜炎
子宮内膜が炎症をおこしたもの

 子宮内膜炎は、雑菌が子宮内膜に入りこみ炎症をおこすというものです。
 感染した菌によって、非特異性・特異性・老人性の大きく3つになります。
 これらの内膜炎では、発熱やおりものの異常がよくみられる症状です。しかし、種類によって状態はさまざまですから、注意してよくみましょう。


子宮内膜炎の一覧表

非特異性子宮内膜炎

原因・症状
子宮内頸管炎からの感染や避妊具の挿入後におこりやすい。また、分娩や流産のあとにもよくみられる。
子宮内膜の変化がくずれるために不正出血がみられ、下腹部痛をともなう。
また、うみのように黄色いおりものや血がまざったおりものがあり、量も増えている。症状がひどい場合は発熱もおこる
治療
抗生物質の投与を受け、安静にしている。
子宮内膜はつきに1度はがされて、新しく修復されるため、子宮内膜炎の慢性化は珍しい。
炎症が筋層へ広がる場合は慢性化もみられる

特異性子宮内膜炎
 淋病性子宮内膜炎
原因・症状
 淋菌感染が原因で尿道痛をともなう尿道炎が完治していないと、炎症が子宮頚管部に侵入し、子宮内膜へと広がるためにおこる
 青みを含んだ黄色いおりものがあり、下腹部痛・発熱・便秘などがおこる。
炎症が卵管へ広がると、淋菌性卵管炎をおこす。卵管が狭くなるので不妊症の原因にもなるので注意
治療
 ペニシリンなどの抗生物質を投与し、安静にすること。淋菌の培養検査を併用して行う
 
 結核性子宮内膜炎
原因・症状
 現在では、結核がみられなくなったため、珍しい疾患のひとつである。
原因の多くは、肺結核から血液を通じて卵管に感染し、子宮内膜へと広がっていく
 症状としては、微熱や疲労感がみられ、内膜の変化による不正出血や無月経などがあらわれる場合もある
治療
 結核菌に抗生物質を投与する化学療法を行う。入院が必要とし安静にしておくこと

 老人性子宮内膜炎
原因・症状
女性の膣は、更年期ごろになると,自浄作用が低下してくるため、大腸菌による膣炎をおこす。
それが膣炎から子宮へと広がる。また子宮が萎縮するため、排出物の出口がなくなり、子宮内にたまってしまう。
これにより収縮作用がおこり、下腹部痛とうみのようなおりものがみられる。
治療
頸管部を広げて子宮内にたまったうみを排出する。
このうみが、子宮がんとなることがあるため、子宮内膜の検査を行う

子宮後傾後屈症
子宮は前に傾いているのが正常

可動性後屈
原因、症状
 子宮を支えている靭帯や筋肉の先天的な発育不全により、子宮が後方に折れ曲がってしまっているものです。
 症状はほとんどみられませんが、なかには月経困難症や頭痛、便秘などを訴える人もいます。
また不妊・流産の原因になる場合もあります。
治療
症状がひどいようなら、ペッサリーで矯正したり、靭帯を縮めたりします。
癒着性後屈
原因、症状
 子宮内膜症や骨盤の炎症などにより、子宮が骨盤や直腸と癒着して、後方へ傾いてしまいます。
 症状は、下腹部や月経困難症、腰痛、重症な便秘をおこし、不妊症になりやすくなります。
 ホルモン治療で、癒着の状態をやわあらげていきます。
しかし、ほとんどは癒着の剥離をして、子宮を正常な位置へもどす手術をします。
子宮下垂・子宮脱
重症は子宮下垂から子宮脱へ
原因
 子宮が骨盤の中央に位置しているのは、多くの靭帯によって支えられているからです。
しかし、靭帯の機能に異常が発生すると、靭帯が伸びてきてしまいます。
そのために子宮が下がってきて、膣の外へ出てしまいます。
症状
 下垂の状態が軽いときはとくに症状がないのですが、
重症になるにつれて脱出した性器が歩行を妨げたり、炎症をおこしたりします。
また、膀胱脱や直腸脱などの合併症が発生します。
治療
 ペッサリーを挿入して、下垂の進行をある程度妨げることができますが、完治するためには手術を行います。
膣の病気
膣の内側の壁は重層扁平皮細胞という厚い粘膜で保護されていて、伸縮性にも富んでいます。
膣の内部はふだんは酸性ですが、その酸性度が低下したときに炎症がおこります。
また、膣には自浄作用がありますが、その浄化作用が低下すると細菌が膣内で繁殖します。
トリコモナス膣炎
トリコモナスは身近にいる
原因
トリコモナスという寄生虫によっておこる病気で、感染はセックス、入浴などによるものです。
 感染してから、膣内の自浄作用が低下し、4~5日に症状があらわれます。
症状
 陰部にかゆみがあり、排尿のときに痛みがあります。また、悪臭のある細かい泡のまじった淡黄色のおりものが多量にでます。
 ただ、感染しても発病せず、症状がまったく出ないこともあります。
治療
 投薬で症状はかんたんに消えますが、再発を防ぐために、症状が消えてからも2~3週間は治療を続けます。
 治療は、必ずパートナーと一緒に受けるようにしましょう。そうしないと、せっかく直っても、また、うつし合うことになるからです。
カンジダ膣炎
抵抗力がないとき感染しやすい
 原因
カンジダ・アルビカンスというカビの感染によっておこります。
 からだの抵抗力が低下している糖尿病や、妊娠中の人、
抗生物質を長期間にわたって多量に使用したあとの人などがかかりやすいといわれています。
 また、男性はカンジダに感染していても、かゆみなどを感じないために気づかないことが多く、
そのために、知らずにセックスによって女性にうつしてしまうことがあります。
症状
 カッテージチーズのような白いポロポロしたおりものが増え、外陰部が非常にかゆくなります。
治療
 症状は3~4日の投薬でほぼおさまりますが、ひじょうに再発しやすいので、最低一ヵ月は治療をつづけます。
 セックスで感染する病気ですから、パートナーも、まず、感染していると考えてよいでしょう。
その意味から、ぜひ、パートナーと一緒に治療をうけましょう。
非特異性膣炎
 異物の置き忘れも原因のひとつ
原因、症状
 妊娠した人や閉経後の人、小児など、膣の自浄作用の弱まった人に多く、雑菌の侵入や、セックスによる傷などから炎症をおこします。
 悪臭のある、うみ状のおりものが増え、外陰部が赤くただれます。
 また、タンポンやペッサリーなど、異物の置き忘れが原因になることもあります。
治療
 原因となった雑菌がどんなものかをつきとめ、抗生物質の入った膣坐薬を入れます。
また、膣の洗浄などをして膣を清潔にします。
老人性膣炎
自浄作用が低下する更年期が注意
 原因、症状
 閉経が近づくにつれて卵巣のはたらきが低下してくるので、卵胞ホルモンの分泌量が現象します。
すると、膣内の自浄作用の低下のために雑菌に感染してしまうのです。
そして、抵抗力もなくなってくるので、セックスで傷ついて炎症をおこすこともあります。
 症状としては、薄いピンク色のおりものや黄色っぽいおりものが増えてきます。
 治療
 卵胞ホルモンの分泌量を増やせば、よくなります。
卵胞ホルモンの錠剤や坐薬で補います。
膣を清潔に保つには
 外陰部にふれるときは、てをよく洗うようにする。セックスやペティングのときには、パートナーも期をつけるように
 入浴のときは、外陰部をよく洗うこと。強くこすると傷ができて細菌が入りこむので注意する。せっけんでのかぶれも注意
 月経のときは、ナプキンをこまめにかえて外陰部をきれいにしておくように
 下着でからだをしめつけないこと。また、合成繊維でかぶれることもあるので避ける

卵巣と卵管のいろいろな病気
 卵巣と卵管の炎症
卵巣炎と卵管炎
卵管炎との合併症が卵巣炎

原因
セックスや避妊器具、または出産・流産・人工妊娠中絶などのときに、原因となる淋菌・ブドウ球菌・化膿菌・結核菌などが、
膣・頸管・子宮内腔を通って卵管へ入りこみ、卵管炎をおこします。
卵巣へ伝わり、卵巣炎を合併することもあります。ひじょうに炎症をおこしやすい部分といえます。

症状
急性期では、38度以上の高熱と激しい下腹部痛がおこり、おう吐やおりものの増加がみられます。
慢性期では、激しい痛みはおさまりますが、卵管がまわりの組織と癒着して、狭くなってしまいます。
そのために、卵管溜膿腫や卵管溜水腫をおこします。
さらにひどくなると、癒着性の子宮後屈や卵管閉塞になり、月経困難症や不妊の原因となります。

治療
 発病まもない急性期に治療をすることが大切です。
原因菌に対して、強力な抗生物質や副腎皮質ホルモンを投与し、慢性にならないように安静にします。
慢性の場合は、手術を行うこともあります。

卵巣に発生する腫瘍
 卵巣にはいろいろな腫瘍ができることがありますが、大きく分けて、卵巣のう腫と充実性腫瘍のふたつに分けることができます。
 卵巣腫瘍の90パーセントは卵巣のう腫で、あとの10パーセントが充実性腫瘍となります。
 卵巣のう腫は、できた腫瘍によって3つに分かれ、充実性腫瘍には、良性と中性、悪性があります。

卵巣腫瘍
検診を受けて、早期発見を!

原因 
 はっきりした原因というのは、現代の医学ではまだつきとめることはできていません。

症状
 腫瘍の大きさはさまざまですが、ほとんどの場合、こぶしぐらいの大きさになると、ようやく自覚症状といえるものがあらわれます。
腰痛・腹痛をおこしたり、腹水がたまったり、貧血をおこしやすくなったりします。
 しかし、それまでは症状もほとんどなく、検診を受けてたまたま発見されることが多いようです。
 早期発見が、何よりの予防といえます。検診は必ず受けてください。

治療
 良性腫瘍の摘出手術には、腫瘍が発生している卵巣を全部摘出するものと腫瘍だけを摘出するものとがあります。
後者は、卵巣の一部が残るので、今まで通りに機能し、妊娠します。 
 悪性腫瘍は、両方の卵巣と子宮の摘出手術を行います。
この場合は、妊娠できないからだになり、若い人は心疾患で死亡するケースもあります。

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
 卵巣は、受胎する大切な場所であるとともに、からだのなかでもっとも腫瘍のできやすい器官です。
 少しでもおなかが張る・下腹部が痛いといった症状を感じたら、
婦人科へ行って診療を受けるようにすることが腫瘍を早くみつける最良の方法です。
また、定期的に検診を受けていれば、早期発見・早期治療につながります。



外陰の病気と性病
外陰の病気

感染性外陰炎
清潔にするのが最善の予防方
原因 症状
 局部を不潔にしたままのセックスや、オナニーでの細菌感染からおこります。
 症状としては、かゆみがあり、赤くはれてきたりします。
 また、膣に炎症があると、そのおりもので外陰部の炎症がおこる場合も少なくありません。
ときには、慢性化することもあります。
治療
 原因をみつけて適切な処置をするようにします。
独自の判断と治療はかえって悪化させることがありますから、はやめに医師に相談するようにしましょう。

アレルギー性外陰炎
下着やナプキンとの摩擦が原因
原因 症状
細菌に感染したのではなく、ナイロンの下着や生理用ナプキンなどがこすれて炎症をおこすもので、かゆみがあります。

治療
かゆくてもかかないようにし、抗ヒスタミン剤などを使用すれば、1週間ほどで治ります。

外陰白癬症
水虫の原因となる菌でおこる
原因 症状
 手や足にできる水虫の原因である、白癬菌というかびの一種が、陰部に発生してかゆみをおこす病気です。
茶褐色の湿疹が陰部全体に広がり、湿疹の周囲は白っぽくなります。

治療
この菌は湿っぽいところに発生しやすいので、通気性の悪いナイロンのストッキングや下着は避けたほうがいいでしょう。
そして、白癬治療剤などをくりかえし塗ってください。

外陰部は、せいけつにしていても多少の汚れは残るものですが、炎症をおこさないために、セックスのあとや月経のときの手入れが大切です。
これは、性病の予防にもなります。

外陰の病気の治療タブー
自己判断はダメ!すぐ病院へ
通気性のわるい下着はダメ!
不潔なままにしておっくのはダメ!

大山漢方堂薬局ホームページご来房の皆様に、アドバイス
 外陰部は不衛生にしておくのが、病気を引き起こす一番の原因です。
とくに女性は、月経のときの手当てをきちんとしておかないと、すぐに感染してしまいます。
 性病は、セックスでうつるものですから、自分が注意していてもパートナーが病気ならたいへんです。
お互いにからだのチェックをしましょう。

外陰掻痒症
いろいろな原因が考えられる
原因 症状
 大陰唇や小陰唇がひじょうにかゆくなる病気です。
なかなかやっかいな病気で、かいてもかいてもおさまらないという症状がでます。
原因は陰部の不潔さもありますが、からだの内部の病気が起因している場合もあります。
たとえば、アレルギー症・糖尿病・肝機能障害・ホルモンのアンバランスなどです。
 そのほかに、カンジダ症・トリコモナス症・毛じらみ・ぎょう虫、あるいは下着の摩擦などがあります。
また、これらの原因がなくておこる場合は、精神的な要因があるのではないかといわれています。

治療
まず外陰部を清潔にして1週間ぐらいようすをみます。それでもかゆみがおさまらないようなら、医師に相談しましょう。
バルトリン腺炎
原因 症状
 性的衝動がおきると、膣の両脇にある分泌腺から透明な分泌液が出て、セックスの補助の役割をします。
しかし、セックスのときに不潔な手で触れたり、細菌が入ったりすると、バリトリン腺が炎症をおこしてはれます。
治療
 
抗生物質を塗りますが、ひどいときは切開してうみを出します。
外陰萎縮症
更年期以後の女性に多い
原因 症状
 原因は不明ですが、卵巣の機能低下と関係があるようです。
若い人には少なく、更年期以降の女性に多くみられます。かゆみがあり、熱っぽい感じもあります。
外陰部全体が城っぽくなり、この状態が進むと、外陰部が萎縮して、さらに膣も萎縮するため、セックスを行うことは不可能になります。
治療
 やっかいなのは、この病気がガンに発展しやすいということです。
早いうちに適切な治療が必要ですから、それらしい治療しましょう。注意したいのは、かゆみに気をとられて、市販のかゆみ止めを塗ってしまうことです。
だいじに至らないうちに、医師の診断を受けましょう。
毛根炎
清潔にして治療をつづける
原因 症状
これは、陰毛の毛根から細菌が入っておこる病気です。毛根部分が赤くはれて、ヒリヒリと痛くなります。
治療
 抗生物質を使うとだんだんよくなります。
ベーチュット病
原因が不明で完治はむづかしい
原因 症状
 口の内部に口内炎ができてなかなか治らず、同時に外陰部にも潰瘍ができている場合は、ベーチュットびょうの疑いがあります。
 難病といわれ、原因はまだわかっていません。それほど多い病気ではありませんが、20~30歳代の女性におこることが多いようです。
治療
 現代の医学では、まだ治すことはできませんが、症状を軽くすることはできます。
症状に思いあたることがあったら、医師に相談してみることです。
アフタ性潰瘍と急性外陰潰瘍
 原因 症状
 アフタ性潰瘍は、口内炎とよく似た潰瘍が小陰唇の内側にでき、激しく痛みます。
原因はよくわかっていませんが、からだの抵抗力が弱くなっているときにおこりやすいようです。
 アフタ性潰瘍がひどくなると、急性外陰潰瘍になり、大陰唇から小陰唇の内側、前庭粘膜にまで多くの潰瘍ができ、熱がでます。
治療
 十分な睡眠と、バランスのとれた食事をたっぷりととり、たいりょくを回復させます。
 同時に清潔にして副腎皮質ステロイド薬、抗生物質などを塗ります。
3日~2週間ぐらいで治りますが、再発しやすいので気をつけます。
性病
性病はなかなか人に相談しにくいものですが、ほうっておくとびょ気はどんどん進行していきます。
恥ずかしいなどと思わずに、思い切って病院に行くましょう。
早めに治してしまえば治療は楽ですし、不安がなくなれば気分もすっきりします。
 性病を発見したときは医師はその地域の保健所に必ず届けることが義務づけられています。
梅毒
ほっておくと脳が侵される
原因
「スピロヘータ」と呼ばれていた病原体によっておこる性病のひとつで、いまでは「トレポネーマ・パリズム」と呼ばれています。
症状
全体で第1期~第3期に分かれています。
第1期の症状は「トレポナーネ」の入りこんだ場所に2~3週間後に大豆ほどの固いしこりと潰瘍ができます。
次に、大腿部のつけ根のリンパ腺がはれてきます。
 この症状は自然に消え、感染後2~3カ月たつと全身に赤い発疹が出てきます。この時期が第2期です。
陰部には返杯コンジロームというただれたしこりが出たり消えたりします。この時期は伝染力が強く、危険なときです。
 第3期になると、からだ内部の各所にゴム腫というしこりができます。
さらに経過すると、目に見えなくなる、心臓がわるくなる、脊髄が冒されるといった晩期梅毒の症状があらわれます。
ついには脳が侵されて人格が変わり、発狂して廃人となってしまいます。
 また、必ず初期の症状が出るとは限らず、第2期、第3期の症状が突然あらわれて急速に進行することもあり、梅毒の怖さを思い知らされます。
検査をしても、感染後4~7週間たたないと、感染しているかどうかはわかりません。
梅毒に感染した女性が妊娠した場合、妊娠4ヶ月以前に治療をすれば問題はないのですが、
感染していると、先天性梅毒児を出産する恐れがあります。
治療
 抗生物質の大量投与か、筋肉注射によって治療します。

軟性下疳
海外旅行がもたらした性病
原因
 日本ではあまりみられない病気でしたが、これも海外旅行ブームのおかげで日本にも上陸してきました。
軟性下疳(デュクレー菌)が感染しておこります。

症状
 感染後2~3日して、外陰に赤く小さい発疹ができます。
やわらかくて痛みのあるのが特徴で、それが化膿してつぶれ、潰瘍ができます。
治療
 サルファ剤の投与で治療できます。
予防法としては、セックスの際にコンドームを使用することと、海外での不潔なセックスを避けることがあげられます。

淋病
外へ外へと広がっていく
原因 症状
 セックスによって淋菌が感染しておこる病気です。
淋菌の影響力は弱いものだと思われていましたが、最近では、意外に強いことがわかってきました。
 抗生物質の登場により一時的に少なくなりましたが、海外旅行が増えるにつれ、また増加する傾向にあります。
 感染のあと、2~8日の潜伏期間を経て、尿道口のあたりが赤くはれてむずがゆくなり、黄緑色のうみが出ます。
また、排尿時に激しい痛みがあります。
 この病気の怖いところは、尿道炎から膀胱炎、頸肝炎から子宮内膜炎、卵管炎へと広がっていくことです。
また、完治したあとも、不妊の原因になることがあります。
治療
 抗生物質の投与か注射を行います。
治りにくいので、完治するまで根気よく治療しましょう。
 治療は必ずパートナーとふたりで受けます。
かたほうが治療しても、もういっぽうが治療をしなければ、再発をくりかえすだけになってしまいます。

第4性病
性器が変形することがある
原因
 そけいリンパ肉芽腫とも呼ばれ、現在ではあまりみられない病気です。
病原体は、宮川小体と呼ばれるウイルスの一種です。
症状 治療
 セックス後1~4週間でそけい部に発疹ができ、発熱したり痛みを感じたりします。
膣と直腸に通じる穴があき、性器の形が変わってしまうことになります。治療には、やはり抗生物質が効果があります。

STD(性行為感染症)
クラミジア感染症
発生しやすく治りにくい
原因 症状
 トラコーマ結膜炎と同じ病原体によっておこる病気です。
淋病よりも発生率が高く、そのうえ治りにくいため世界中に広がり、問題になっています。
 男性の場合は排尿のときに不快感があり、灰白色の分泌物が出たり、
尿道内がむずがゆくなったりしますが、女性はにおいや色のないおりものが少し増えるだけなので、気づかないままのことが多い病気です。
 妊婦がかかった場合には、新生児が結膜炎や肺炎になることがあるので注意が必要です。

治療
 抗生物質を最低でも3週間は服用しつづけます。

ヘルペス感染症
 完治するのはむずかしい
原因 症状
 セックスによるヘルペス・ウイルスの感染で、まず10個ぐらいの小さな水泡が外陰部や膣にできます。
それが破れて潰瘍ができ、うすい皮がついた状態になります。
からだの調子がわるいときにかかりやすく、歩くだけでも激しく痛みます。
再発もしやすいので、注意が必要です。
治療
 完全に治す方法はありませんが、抗生物質や副腎皮質ステロイド薬で症状をおさえることはできます。
 妊婦が感染した場合には、新生児に感染してヘルペス脳炎やヘルペス感染症をおこし、ひどいときは死亡することもあります。

尖形コンジローム
とがった形の腫瘍は良性である
原因 症状
 ウイルスの感染によっておこる病気のひとつです。
外陰部に、先端がとがった小さいイボほような腫瘍ができるのが特徴です。
かゆみと発熱があり、症状が進むと悪臭を放ちます。
感染するのはセックスのときが多く、またはウイルスやおりものによって人にうつる場合もあります。
また、淋病が原因していることもあります。

治療
 電気焼灼などで、腫瘍を取り除きます。再発することがあるので、清潔をこころがけます。
ただし、ガンとは別物で良性の腫瘍ですから、心配はいりません。



エイズ
別名は後天性免疫不全症候群
原因 症状
 ヒト免疫不全ウイルス(HIVウイルス)が、おもに血液と精液を媒介にして感染するものです。
ふつう、2~5年ぐらいの潜伏期間を経て発病します。
発病すると、病気に対する抵抗力がなくなり、
カポジ肉腫という皮膚ガンや、カリニ原虫による肺炎を併発する割合が極めて高くなります。

治療
 世界中で研究が進められていますが、確かな治療法は、いまのところありません。
 当初は、同性愛者同士のセックスによる感染が原因とされ、次いで輸血と血液製剤による感染が、とくに日本では問題になりました。
しかし、最近では異性間のセックスによる感染も急激に増え始めました。
 妊婦がエイズに感染した場合には、胎児も母親から直接感染してしまう可能性がたいへん高いのです。

エイズのいろいろQ&A

Q1外見でエイズに感染していることがわかりますか
A エイズに感染しても、症状がでるまでに10年以上かかることもあります。
その間は健康そのもので、本人もエイズに感染していると気づかない場合があるのです。
したがって、外見だけでエイズに感染したかどうか見分けることは不可能です。きちんと検査を受けてわかるものです。

Q2ピアスや針治療で、感染することがありますか?
Aピアス・針治療・入れ墨などで皮膚に傷をつけるのは、使う器具がきちんと消毒していれば、安全です。
このことは、エイズだけに限らず、いろいろな種類の雑菌からの感染を防ぐことでもいえるのです。
使う器具がしっかり消毒されているかどうか確かめることを心がけます。

Q3病院でする注射で、感染する危険性はありますか?
A病院で使う注射器のほとんどは、使い捨てのものですから、1度使ったらすぐに捨ててしまうので、感染する危険はありません。
ただし、海外へ行って(とくに小さな病院で)注射を受けるようなことになったら、きちんと消毒されているかどうか、たずねてみましょう。

Q4妊娠している母親から体内の赤ちゃんへ感染するのですか?
A母親がエイズ感染者であれば、その胎児が感染する可能性はあります。
エイズのウイルスが胎盤を通って、胎児へ感染することを胎内感染といいます。
また、出産のときに通る産道内で血液から感染することもあります。
感染者で子供を望む人は、医師に相談する必要があります。

Q5母乳のなかにもエイズウイルスは入り込むのですか?
A母乳のなかからエイズウイルスが発見されているので、母子感染のひとつということが明らかになりました。
母乳は乳児にとってすばらしい栄養源ですが、母親が感染者ならば、人口ミルクを使うようにしましょう。
授乳のときには、器具の消毒に十分気をつけたいものです。

Q6プールや温泉などで感染することがありますか?
Aエイズウイルスは、空気・洗剤・熱・塩素に接触するとすぐに死んでしまう、ひじょうにもろいものです。
ですから、日常の生活のなかで触れるもののほとんどは安全です。
くしゃみやせき、握手などからだとからだの接触でも感染することはありえません。

Q7キスでの感染はだいじょうぶですか?
Aあいさつ程度のほおやくちびるにするソフト・キスは安全ですが、唾液のなかからもウイルスが発見されているので、ディープ・キスには危険があります。
しかし、唾液のなかのウイルスの量はわずかなので、感染する可能性もかなり低いもので、感染はあまりみられないようです。

Q8エイズ検査は、どこで受けられますか?
A全国の保健所や病院で受けられます。検査は仮名で受けられ、個人的なことは聞かれません。
費用は約1600円です。場所によって検査日が決まっているので、前もって調べておく必要があります。
病院では、実名で受けつけねばならない場合もあります。また、費用も高くなります。


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乳房のいろいろな病気
乳首の異常

女性のふっくらとしたからだを象徴する乳房。
出産にとっても、大役を果たす機能をもっています。
それだけに、ちょっとした異常もみのがさないようにしたいものです。

陥没乳頭と偏平乳頭
 授乳ができるように治す
 乳首が内側にへこんだ状態を陥没乳頭、偏平なものを偏平乳頭といいます。
ふだんは別にさしつかえないのですが、出産して授乳するときに困ることになります。
このような人は、妊娠中から乳房のマッサージを行います。
お風呂に入ったときの肌のやわらかいときに、乳首を引き出すようにすると、しだいに効果があらわれてきます。
 こうした授乳を矯正する方法に、プレスとシードという器具をもちるのものあります。
しかし、状態がひどいときは、形成手術が必要ですから、妊娠した時点で医師に相談しておくといいでしょう。

乳首を引き出す入浴法
 皮膚がやわらかくなっているときに、乳首を引き出す。

乳頭亀裂
ひどくなるまえの治療が大切
 乳首になんらかの傷があると、そこに雑菌が入りこみ、乳腺炎になることがあります。
亀裂があって痛んだりする場合は、早めに医師の診断を受けてください。

雨森センセイのベスト・アドバイス
 赤ちゃんには母乳がいちばんですが、乳頭に傷ができていたり、形がわるかったりすると母乳を与えることはできません。
 母乳を与えることによる母子のコミュニケーションは、ミルクでは得られません。
 乳首の状態がひどいときは、手術をすることを恐れないでください。

乳房の内部の異常

産褥性乳腺炎
乳頭の傷からの感染を防ぐ

原因 症状
 これは、出産後10~15日ごろにおこり、一般的に初産婦に多いようです。
 授乳中にできた乳頭の亀裂に、黄色ブドウ球菌が感染することによっておこるものです。
 症状としては、乳房がひじょうに痛み、高い熱が出ます。そのままにしておくと、乳房内に腫瘍ができます。

治療
 早いうちに医師の診断が必要です。抗生物質を多量に投与して、乳汁を吸引します。
炎症がつづく間は、乳児に影響をもたらすので、授乳はひかえます。

うっ滞性乳腺炎
乳汁の出がわるいのが原因
原因 症状
 出産から2~4日したころに、乳汁が乳腺にたまりすぎて乳房がはれ、痛むものです。

治療
 授乳や搾乳でたまった乳汁を出し、冷たい湿布をします。

乳管乳頭腫
乳頭を清潔にすることが予防
原因 症状
 40~50歳代の出産経験のない女性に比較的多くみられる病気で、
乳頭の下の太い乳管に腫瘤ができ、血性の分泌物が出ます。

治療
 良性と悪性の場合があり、良性のときには腫瘤だけを切除します。

乳腺線維腺腫
一番発生しやすい良性腫瘍
原因 症状
 乳房に、コリコリしたピンポン玉ぐらいの腫瘤ができます。さわるとよく動き、痛みはありません。
 良性の腫瘍で、20~30歳代に多く発生します。
治療
急に大きくなるとき以外、切除の必要はありません。

巨大線維腺腫
大きい腫瘤は良性なので安心
原因 症状
 良性で、球状か葉状の大きな腫瘤が乳房にできます。腫瘤はやわらかく、弾力があります。
手術
手術で腫瘤を摘出します。

乳腺症
ガンとの併発・移行には注意
原因
 卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスがくずれ、乳房分泌組織が増殖をしておこるのではないかといわれていますが、
はっきりとした原因はわかっていません。出産経験がない、月経周期が不規則、無排卵性周期である、などの女性の多く発生します。

症状
 乳房に、形のはっきりしない大小さまざまなしこりができます。
月経前になると、乳房がはり、鈍い痛みがあります。また、透明な分泌物や血性の分泌物が乳頭から出ることもあります。
 乳腺症は、ガンと併発している場合が50%、最初は併発していなくてもガンに移行する場合が10パーセントの確率でありますから、
乳腺症と診断されたら、そのあと定期的に3~6ヶ月に1回は、検診を受けます。
治療
 治療は年齢や症状によってちがいます。ただ、痛みが強いときには男性ホルモンや黄体ホルモンの投与を行います。



泌尿器のいろいろな病気
 女性は尿道が短いため、尿路の病気に悩む人が多いのですが、そのほどんどは、清潔にすることで防げるものです。
正しい知識を身につけて、病気の予防に役立ててください。
尿路感染症
 尿路とは、その字の通り、尿がつくられ排泄される道筋のことです。
 まず、からだ中をめぐり汚れた血液が腎臓でろ過されて尿がつくられます。
つくられた尿は腎臓の中の腎盂に集められ、そこから尿管を経て膀胱に流れ込みます。
流れ込んだ尿が膀胱にある程度以上たまると、尿道を経て尿道口より排泄されるのです。
 腎臓は、上腹部の背骨の左右に1個ずつあり、そらまめのような形をしています。
それぞれの腎臓と膀胱をつなぐ尿管の長さは約30センチです。
 膀胱は子宮と恥骨の間にあり、個人差はありますが、平均して570ccの尿をためることができます。
妊娠したときに排尿の回数がふえるのはこの場所のせいで、ふくらんだ子宮に膀胱が圧迫されるからなのです。
 女性の尿道は男性にくらべて短く、約4センチほどしかありません。
そのうえ、尿道口の近くに、膣や肛門といった分泌物を排泄する器官があります。
そのため、尿道口から尿道を伝わって最近が入りやすく、膀胱炎や腎盂炎などの尿路感染症をおこしやすい状態にあります。
 局部の清潔が徹底しない子供には、とくにおこりやすい病気なので、家族の気配りが必要です。
また、思春期以降は、不潔なセックスなどが原因で尿路感染症をおこすことがあります。
 尿路感染症をおこすおもな菌は、大腸菌・連鎖球菌・ブドウ球菌などです。

膀胱炎
慢性化しないうちに治療する
原因 症状
 膀胱炎とは、尿道口から大腸菌などが入り、これが膀胱に至って広がり、膀胱に炎症をおこすことをいいます。
 排尿のときに頭の芯まで走るような痛みを感じたり、排尿のあともまたすぐトイレにいきたくなるような残尿感があります。
 また、下腹部の痛みがあり、血尿が出たりします。
 命にかかわる病気ではありませんが、ほうっておくと慢性になり、たびたび発病することになります。
 おりものが多いときは、膣から尿道口へ細菌が入り込みやすくなりますから、膣に炎症を起こしている人は、必ず医師にかかり治療してもらいましょう。
 また、セックスのあとなどは細菌が尿道口から入りやすくなっていますから、男性側の手や性器なども清潔にするようにします。
 それから、排尿をこらえすぎるのもよくありません。
尿意を感じたら、がまんせずにトイレへ行くようにしないと、ますますひどくなってしまいます。

治療
 検査で原因となる細菌は何かを見つけ出し、その細菌にきく抗生物質を投与します。
必ず完全に細菌がいなくなるまで治療をつづけます。最低でも、1週間はみておきましょう。

・アドバイス
 泌尿器の病気は、場所が場所だけに異常があっても誰にも相談できず、ひとりで悩んでいる人が多いようです。
その結果、病気がひどくなったり慢性化したりしてしまいます。
 そうなるまえに、なるべく早く医師の診断を受けることです。
痛みやかゆみをがまんせず、適切な処置ですっきりと治しましょう。

尿道炎
膀胱炎を併発するときもある
原因
 尿道炎の原因は、淋菌やトリコモナスによるものが多いようですが、
最近ではこれら以外の病原菌で、とくにクラミジア・トラクマチスによるものが多いといわれています。
症状
 排尿時にするどい痛みがあり、血尿が出ます。細菌が膀胱に侵入すると膀胱炎にもなりやすいので、早めの治療が必要です。

治療
 原因となっている菌に効果のある抗生物質を投与します。

腎盂炎
背中やわき腹に痛みが生じる
原因 症状
 炎症が膀胱から上に昇ってきて、腎臓の腎盂にまで広がった症状をいいます。
 急性の腎盂炎にかかると、39度以上の高熱が出てだるくなり、それにともなって血尿も出るようになります。
背中や腰、わき腹などが痛みます。じっとしていられないぐらい痛むようでしたら、入院して治療する必要があります。

治療
 原因となっている菌に効果のある抗生物質の投与を行います。

そのほかの泌尿器の異常
尿失禁
くしゃみをしただけで尿がもれる
原因 症状
 膀胱は一定量の尿がためられるようにできていますが、膀胱括約筋が弱くなったりして、少量の尿をもらしてしまうことを尿失禁といいます。
 また、女性に多いストレス性の尿失禁もあり、せき、くしゃみ、または大きい声で笑ったりしたとき、
重いものを持ち上げたり、走ったりしたときなど腹圧がかかっただけで尿のもれることがあります。これをストレス・インコンチネンといいます。
 原因は、女性の尿道が男性の尿道よりはるかに短いため、もともともらしやすいこと、
さらに妊娠・出産・または老化のために膀胱括約筋が弱くなることがあげられます。
治療
 こうした症状は、骨盤内の筋肉の収縮を強くする体操を行うだけである程度緩和されますが、ひどい場合は外科的手術が必要になります。



女性特有のいろいろなガン
 女性のからだは、子供を産み育てる機能をもっているため、男性にくらべてとても複雑な構造になっています。
とくに、性器と乳房は複雑になったぶん、異常がおこりやすいのです。
子宮と卵巣に発生するガン
子宮頚ガン
自覚症状がないので検診を
原因 症状
 子宮ガンは、発生場所によって子宮頸ガンと子宮体ガンに分けられます。
とくに子宮頸ガンは発生率が高く、全体の90%といわれています。
 子宮頸ガンができる場所は、子宮の入口の部分にあたります。
ガンはこの部分にある偏平上皮から発生します。原因はまだわかっていませんが、間接的に関係のありそうなものをあげてみると、
セックス・妊娠・分娩などによる刺激、多産、包茎の夫をもつ人、初めての性交の年齢が低い人、多数のセックスパートナーをもっている人、
ホルモンの分泌の異常、梅毒、炎症などが、ガンを誘発するといわれています。
 また、発生する年代は、40代・30代・50代・60代の順になっています。
 症状がかなり進むまで、自覚症状はありません。
治療
 進行の度合いによって治療法は違います。
 初期のものならほぼ治すことができますが、子宮頸ガンは自覚症状がほどんどないので、早期発見のポイントは定期健診しかありません。
少なくとも年1回は検診をうけましょう。

子宮体ガン
出産未経験の女性に多い
原因 症状
 子宮体ガンは発生率は日本では比較的少なく、全体の10%です。
しかし、近年は生活様式が欧米化してきたせいか、子宮体ガンも増えつつあります。
 発生しやすい年代は、50~60歳代に多く、閉経後の人に多くみられます。
発生の原因はわかっていませんが、卵胞ホルモンの過剰が影響するといわれています。
子宮体ガンは、子宮内膜のポリープや子宮筋腫、卵巣腫瘍と合併することもあるといわれています。
子宮頸ガンが経産婦に多いのにくらべ、子宮体ガンは出産経験のない女性に多いようです。
 体質的にかかりやすい人は、太っている人、高血圧の人、糖尿病の人などがあげられます。
 症状には血性のおりものや不正出血があります。

治療
進行の度合いによります。原則として、子宮の全摘除を行います。

絨毛ガン
死亡率は低下してきている
原因
 原因は、まだはっきりとはわかっていません。
 胎児の成分である絨毛が異常に増殖する悪性の腫瘍です。
妊婦や流産のあとに発生する事が多く、とくに胞状奇胎という異常妊娠のあとでは1~3%という確率で発生します。

症状
 分娩や流産のあとに不正出血がつづき、血のまじったおりものが増えます。
 腫瘍細胞は血管を通して転移し、肺に転移すればせき・かっ血・胸痛・
脳に転移すれば頭痛・おう吐・膣や外陰部に転移すれば強い出血をおこします。

治療
 強力な化学療法を行った後、子宮を全摘出します。そのあとも化学療法をつづけます。

卵巣ガン
症状もなく転移が早い
原因
 卵巣ガンの発生する年代は幅が広く、少女から高年齢にまでおよびます。
 また卵巣ガンは未婚の女性や出産の経験のない人におこりやすいともいわれています。
食べ物では、肉料理を好む人に多いともいわれています。
一般的にみて、豊かな国の女性に多く、日本でも10万人に2から3人ぐらいの割合でかかっています。

症状
 自覚症状がまったくないので、早期発見は困難です。
 転移するのが早く、卵管・膣・子宮へと周囲に広がります。

治療
 両側の卵巣の摘出、あわせて化学治療を行います。

外陰と膣に発生するガン
外陰ガン
外陰の病気から発生しやすい

原因 症状
 原因は不明で、高年齢者に多く発生します。
ベーチェット病・外陰萎縮症から発病することもあります。
 初期には、外陰部の小さなしこりのほかにこれといった自覚症状はありません。
症状が進むと、しこりが大きくなり、リンパ腺がはれてきます。

治療
 程度によって、小範囲の外陰摘出か、そけい部のリンパ腺も含めた広い範囲の外陰を摘出します。

膣ガン
発生率はひじょうに低い
原因 症状
 高年齢の経産婦に発生するガンです。
これも初期症状はなく、進行するにつれてセックスのあとに出血したり、においのあるおりものが増えたりします。
また、排尿障害や血のまじったおりものもみられるようになります。

治療
 ガンの発生した場所によって、膣口の付近なら外陰の摘出、
膣の上部なら子宮の全摘出を行います。

乳房に発生するガン
乳ガン
自分で早期発見できる
原因 症状
 最近乳がんの死亡率が上昇しているという傾向があります。
原因はわかりませんが、統計的には次のような人がなりやすいといわれています。
1未婚者
2出産経験のない人
3母乳を与えなかった人
4高齢出産の人

 しかし、これはあくまでも統計的なことで、出産回数も多く、母乳で育てたにもかかわらず、乳ガンにかかる人もいます。
 やはり豊かな国に多く、脂肪分を多くとることが発生率に関係があるといわれています。
 診断のめやすはしこりです。皮膚のすぐ裏側に、コリコリしたでこぼこのしこりができます。
自己診断の方法もありますから、自分で乳房に触れてみて発見することもあります。
 乳房は女性の命です。乳がんの診断は手軽にできますから、入浴後など定期的に、イラストのような方法でさわってみてください。
 しこりをみつけたら、どんなに小さいものでも、すぐに医師に診断してもらいましょう。乳がんの専門医は婦人科ではなく、外科です。

治療
 乳房の切断と、大胸筋やその付近の組織・脂肪・リンパ節の切除を行います。
最近では、なるべく切除する部分を小さくする手術も行われるようになりました。

乳がんはこうしてみつける
①鏡のまえでうでを上げて、乳房を観察する
②両手を腰に置いて、乳房を観察する
③あおむけに寝て、チェックする乳房側のうでを上げて、
反対側の手の指をそろえて乳房の外側を上から下へと、しこりがないかさわってみる
④うでを下げて、下から上へと同じようにさわってみる
⑤わきの下をさわって、しこりがないかチェックする

<観察するポイント>
・左右の乳頭の位置がずれていないか
・皮ふの色が変わっていたり、湿疹などがあるか
・乳房が陥没・変形していないか
・乳房にくぼんでいるところがあるか


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更年期のいろいろな障害
 むかしは、更年期というと人生の終わりに近かったのですが、寿命がのびたことでライフ・サイクルも変化してきます。
まだまだ人生の半ば、気に病まずに楽しくのりきりましょう。
 
更年期障害はこうしておこる
40歳からのからだの変化
 女性のからだは、平均して45歳ぐらいから卵巣のホルモン生産能力が低くなっていき、やがて停止して閉経します。
その過程でホルモンのバランスが乱れ、月経が不順になり、それにともなって、からだのあちこちにいろいろな障害が出てきます。
 この障害を、更年期障害といいます。
 ただ、月経が終わるころにからだやこころに不調があると、すぐ更年期障害と結びつける人がいますが、それは、あやまりです。
気になる症状があるならば、早めに受診を受けましょう。

更年期にも個人差がある
 更年期障害には個人差もありますが、なんの症状もないという人もたまにいるのです。
 また、その逆に長い時期を更年期障害に悩まされる人もいます。
 このように個人差が大きいのは、遺伝や体質もありますが、人によって生活の条件が違うからです。
栄養状態の格差や運動量のちたい、また、家のなかにずっといる人、仕事や趣味などで外に出ることが多い人でも、ちがってきます。
 更年期の時期にも個人差があり、一般的に初潮の遅かった人や、月経が不純だったという人は更年期に入るのが早いようです。
 平均的にいうと、閉経は48~52歳ぐらいの間です。
そのまえに卵巣ホルモン、黄体ホルモン、下垂体からのホルモンのバランスが乱れ、月経が不調になってきます。
 閉経するまでに月経の周期が10日間になったり2ヶ月もこなかったりします。

更年期障害の症状と対策
どんな症状が出る?
 更年期の障害には、おもに次のようなものがあります。
1 微熱がある
 これはよく、ほてるという表現でいわれている症状で、急に暑く感じたりすることをいいます。
2 寒気がする
 その逆に、急に手足が冷えてきたり、背中がぞくぞくしてきたりする状態をいいます。
3 のぼせる
 ほてるのとよく似ていますが、この場合は顔だけが紅潮して、首筋から汗が出てきます。
4 心悸亢進
 これも本当に心臓が悪いわけではないのに、動機がするように感じられることです。
5 頭痛・めまい・耳鳴り・不眠・気分の不安定など
 これらの症状も病気とかかわらず出てきます。
6 肩こり・頭痛・筋肉痛・関節痛
7 食欲不振・おう吐感・腹部膨張感・下痢・便秘といった消化器系統の不快感
8 しびれ・知覚過敏・掻痒感といった知覚神経系統の異常感
9 頻尿・残尿感・尿漏れなどの泌尿器関係の症状
 ただ、これらの症状がすべて一緒に出るわけではなく、人によって2~3の症状が同時に出たり、かわるがわるあらわれたりします。
 また、病人が訴える苦痛には、からだにわるいところがあって訴えるのと、ひとつもわるいところがないのに訴える苦痛があります。
更年期障害は、この後者にあたる場合が多く、検査をしても異常のないことが多いようです。

こんな人は強く症状が出やすい
 一般に、依存症の強い人、情緒が不安定な人、内向的な人は障害がひどくなるといわれています。
 これは、更年期障害の原因がからだの機能によるものだけでなく、若さが失われること、
これから老いていくことへの不安や恐れなど、精神的なものからおこることも多いからです。
ですからいつも身のまわりのことにしか関心のない人や、自分中心に物事を考えてしまう人は、
必要以上に症状について悩み、障害を重く感じてしまうようです。

 また、もともと自律神経の機能が不安定な人は、症状が重くなりがちです。

・アドバイス
 更年期の障害は、気の持ち方ひとつで重くも軽くもなります。
症状がひどいからといって気にしすぎると、ますます重くなってしまい、それをまた気にするというふうに、悪循環になってしまいます。
 目先の痛みや悩みにとらわれず、物事のよいほうの面をみて明るくすごしましょう。

更年期を楽にのりきるには
 日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合には、医師の指導のもとに精神安定剤やホルモン剤を用います。
 その場合でも、更年期障害は誰にでもおこる現象なのだから、気にしすぎるのはよくないと考えてください。
 医師にかかるほでではないのなら、自分だけが苦しいと思わず、障害が出てくることを、
更年期への理解を深めたうえで素直に受け止めようとすれば、さほど気にならず通りすぎるものです。
 自分はもう女でなくなるという意識を強く持ちすぎるのも、更年期障害を重くする原因のひとつです。
そして、そういう節目を深く考えすぎることが「うつ」になってあらわれるのです。
 しかし、閉経してから貧血がなくなって元気になった人もいます。
旅行に行くのにも月経を気にしなくてもいいという考え方もそのひとつで、人生が終わったわけではないのです。
更年期をはじめからたいへんなことと考えないことも大切です。
 いまや世の中はカルチャーブームです。いままでやらなかったことができると、張り切っている人もいます。
 のぼせもめまいも、趣味に夢中になっているときはあまりおこらないものです。
 また、いままでのように避妊を意識しなくても、セックスをすることができます。
こうした考え方しだいでは、たいした障害もなくすごすこともできるのです。

※更年期をのりきるコツ※
くよくよと気にしないようにすること
趣味をもつこと
スポーツしたり友人とあそんだりして楽しくすごす
更年期障害だとひらきなおる


髪の毛の傷みフケ症 気になる悩みにこたえます

しつもん 髪の毛にツヤがなく、パサパサしています。
手にとってみると枝毛もあります。サラサラヘアにする方法はありますか?
 上質なトリートメント剤を使って髪の傷みをフォローするようにしましょう。
ただし、いったん枝毛になった部分はもとにはもどりませんから、その部分を切ってしまうしかありません。
 髪の毛をそれ以上傷めないために、つぎのことに注意してください。
①シャンプーのときは、ごしごし髪をこすりあわせずに、やさしくもみこむように洗う。
②髪をふくときも、まず、タオルで包み込んで上からパタパタと手で軽くたたくようにして、水気を取る
③ドライヤーを使って乾かすときは、髪の根元から乾かすようにして、毛先は自然乾燥させる。
髪が完全に乾くまでドライヤーはかけず、しめり毛が少し残っているところでやめておくこと
④ブラッシングは、頭のてっぺんから一気にときおろすのではなく、毛先から徐々に上へととかしていく
 最近では、市販のブロー剤の種類がたくさんあります。これらをじょうずに使って髪を傷みから守るようにしましょう。

しつもん 頭がかゆくて、いくら洗ってもフケが出ます。どうしたらフケがでなくなりますか?
 フケの出にくくなる性質をもった、ジンクピリチオンや硫黄などが配合された、フケ取りシャンプーでこまめに洗髪することです。
 また、頭皮のマッサージや毛髪のブラッシングなどもていねいに行います。
ただしその際、ブラシをこすりつけたり、爪を立ててかいたりしないことです。
 原因が栄養の低下、または慢性の病気の場合は、医師の治療を受けてください。
 そのほかの原因として、遺伝的な体質や心理的ストレスが考えられ、ふだんの手入れ不足もフケ症の原因です。


わきが・口臭 気になる悩みにこたえます

わきがを防ぐには
市販の制汗剤をかけて、臭いをおさえる
毎日入浴してわきの下をよく洗う

しつもん わきの下の臭いが気になります。とくに夏場はひどく、ゆううつです。治療法はありますか?
 わきの下には、粘り気のある汗を分泌するアポクリン腺が多くあります。
アポクリン腺の分泌がひじょうに盛んだと、皮膚についている細菌が作用して異臭を発します。
 これが、わきがといわれるものです。
 次のことを試してみてください。
①わきの下の毛をこまめに剃る
②毎日入浴して、薬用石けんでわきの下をよく洗う
③通気性のよい服を着る
④外出時には制汗剤を塗る
 それでも気になる場合は、わきの下の毛の生えている部分を手術で切除する方法があります。
以前は、アポクリン腺をひとつひとつ電気分解によって破壊する方法がとられていましたが、
再発することがわかってきたので、切除する方法がとられるようになりました。
手術は2週間ぐらいの入院が必要です。

しつもん 私が話しかけると横を向いてしまう人がいるので、口臭があるようです。治療法を教えてください。
 毎日きちんと歯をみがいて、においのでるようなものを食べたおぼえもないとすれば、
次のようなことが原因になって口臭がおこっていると考えられます。
①虫歯・歯肉炎・歯槽膿漏など
②蓄膿症・慢性咽頭炎・慢性鼻炎など
③気管・肺などの呼吸器の病気
④食道・胃などの消化器の病気
 こうした原因でおこる口臭は、その病気を治療すればなおります。
 口臭を防ぐガムやキャンディーが発売されていますが、ふだんから常食していると口臭をとるのに効果のある植物があります。
 サンショウの葉・実・しその葉・しその実・みかん・レモンなどそれぞれ調理法を考えて使用するといいでしょう。


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