漢方専門 大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
岡山大学医学博士 徳島大学薬学修士 大山博行

①つわりに効く漢方薬(鎮吐、乾姜人参半夏湯、小半夏加茯苓湯)
*東洋医学、鍼灸治療と、この漢方薬は、副作用がなく、まったく安全、妊婦によいです。


       


つわりに効く漢方薬①
鎮吐(ちんと)



適応症:つわり、嘔吐、しゃっくり

使用目標:妊娠のつわり、
胸中がむかむかする、嘔吐する、生つばがでる、しゃっくりがでる、
などを目標に服用する。
副作用がなく、まったく安全です。つわりに効き、妊婦によいです。

大山漢方堂薬局 販売価格
10日分(30包入り) \2730(税込み)
30日分(90包入り) \8190(税込み、送料、手数料込み)
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「つわり」によいツボ

TVドラマなどで、女性が突然吐き気を訴え、周りの人間が「妊娠?」
と騒ぎ出すシーンがしばしば見受けられます。
このように妊娠初期特有の悪心、嘔吐感をつわりといい、
軽症のものを含めると妊娠の50~60%に認められるそうです。

 

つわりに効果的な鍼灸ツボ療法

妊婦にはとてもつらいつわりですが、鍼灸ツボ療法で
この状態を和らげることができます。
まず、背中の第十二胸椎棘突起下より左右外側へ指二本分の「胃兪」、
みずおちとへそを結んだ線の中央「中完」、
手首内側の中央から上へ指三本分の「内関」、
膝の下の外側のくぼみから指四本分下の「足三里」のツボを
押さえてみてください。このツボ刺激により、だいぶ楽になるはずです。
特に胃気虚弱な人は、妊娠による月経停止にとって気が胃を突き上げ(上逆)、
かなり強い悪心・嘔吐の症状が現れますが、
ツボ療法を行うことで胃の機能を正常な状態に戻すことができます。

中かん(ちゅうかん) 中指のはらで押してみましょう
足三里(あしさんり) 指全体を使いもみほぐしてみましょう
内関(ないかん) 指全体を使いもみほぐしてみましょう
胃兪(いゆ) 親指のはらで押してみましょう


つわりに効く漢方薬②
乾姜人参半夏丸

乾姜人参半夏丸-かんきょうにんじんはんげがん-
体力中等度以下で、はきけ・嘔吐が続きみぞおちのつかえを感じるものの次の諸症・・・
つわり、胃炎、胃腸虚弱

水毒による嘔吐、胃腸症状に
ちょっとした胃腸症状から、かなり激しい吐き気まで。
妊娠している方のつわりにもお使いいただけます。

人参  滋養し脾胃の働きを良くする
乾姜  水毒の動揺を改善し嘔吐を止める
半夏  水分の停滞をなくし嘔吐を止める

『金匱要略』の婦人妊娠病篇に「妊娠し、嘔吐止まざるは、乾姜人参半夏丸これを主る。」
とあり、悪阻に対して昔から使用されていた処方です。




付録:「つわり・妊娠悪阻」と東洋医学(漢方薬、鍼灸)

つわりは、妊娠5~6週頃から感じる吐き気
や食欲不振、頭痛、悪心などの症状を指します。
特に重症のつわりは、妊娠悪阻と呼ばれます。

つわりや妊娠悪阻はかなり個人差があり、ほとんど症状が現れない人もいます。
つわりがおこった場合も、通常は10週目頃までにピークとなり、それ以降は軽快・消失します。
つわりや妊娠悪阻の西洋医学的な原因ははっきりわかっていませんが、
東洋医学では、主に「水」や「血」のバランスの乱れによっておこると考えます。
つまり、「水」や「血」を、是正する治療をすればよいわけです。

大山漢方堂薬局、大山鍼灸院は、これで優れた治療効果を得ています。

吐き気も、東洋医学(漢方薬・鍼灸)で軽快します。

たとえば、

①「虚証~中間証」で、胃の方から突き上げてくるような吐き気がある場合は、
金匱要略出典漢方、君薬として半夏、臣薬として茯苓、佐使薬として生姜を用い、
体質に合わせて加減して調合した漢方薬が効果的です。
②「中間証」で、尿の出が悪く、頭痛や口渇があり、水を飲むとすぐ吐いてしまうような場合は、
傷寒論、金匱要略出典漢方、君薬として茯苓、臣薬として猪苓、佐薬として白朮、蒼朮、使薬として沢瀉、桂枝を用い、
加減して調合した漢方薬が効果的です。
③「虚証」の場合は、
胃腸虚弱で、口中に薄い唾液がたまりやすければ、
傷寒論、金匱要略出典漢方理中湯加減、君薬として人参、白参、紅参、臣薬として白朮、蒼朮、佐薬として甘草、
使薬として乾姜を用い、加減して調合した漢方薬が効果的です。
同じく、「虚証」の場合で、汗をかきやすく、軽い吐き気があれば、
傷寒論出典漢方、君薬として桂枝、臣薬として人参、白参、紅参、佐薬として白朮、蒼朮、使薬として甘草、乾姜を用い、
加減して調合した漢方薬が効果的です。

つわり・妊娠悪阻に効果的な漢方薬

①虚~中間証で、
尿量減少・水を飲むとすぐ吐く・口渇・頭痛があれば、
傷寒論、金匱要略出典漢方、君薬として茯苓、臣薬として猪苓、佐薬として白朮、蒼朮、使薬として沢瀉、桂枝を用い、
加減して調合した漢方薬が効果的です。
また、和剤局方出典漢方、君薬として半夏、臣薬として陳皮、茯苓、佐薬として甘草、使薬として生姜を用い、
加減して調合した漢方薬が効果的です。
②虚~中間証で、腹部から突き上げるような吐き気があれば、
金匱要略出典漢方、君薬として半夏、臣薬として茯苓、佐使薬として生姜を用い、
体質に合わせて加減して調合した漢方薬が効果的です。
③虚証で、胃腸虚弱・口中に薄い唾液がたまりやすい場合は、
傷寒論、金匱要略出典漢方理中湯加減、君薬として人参、白参、紅参、臣薬として白朮、蒼朮、佐薬として甘草、
使薬として乾姜を用い、加減して調合した漢方薬が効果的です。
④虚証で、多汗・軽い吐き気・頭痛があれば、
傷寒論出典漢方、君薬として桂枝、臣薬として人参、白参、紅参、佐薬として白朮、蒼朮、使薬として甘草、乾姜を用い、
加減して調合した漢方薬が効果的です。
⑤虚証で、激しい嘔吐・みぞおちの抵抗感と圧痛があれば、
傷寒論、金匱要略出典漢方、君薬として黄連、臣薬として黄今、佐薬として半夏、乾姜、使薬として人参、甘草、大棗を用い、
加減して調合した漢方薬が効果的です。
同じく、乾姜、人参、半夏の3つの生薬を、適量合わせて、丸剤とした漢方薬も効果的です。

漢方専門 大山漢方堂薬局では、あなたの体力、症状にあわせて、最も適切な漢方薬を調合いたします。
どうぞ、お気軽にご相談ください。

 


つわりに効果的な鍼灸治療の実際

妊娠2~4ヶ月目ごろ、妊娠にともなう生理的な反応として起こる症状です。
気分がすぐれず、吐き気、嘔吐、食欲不振などを訴えるケースが最も多いようですが、
人によっては食べ物の好みが変化したと感じたり、
それがつわりだとはまったく感じないほど軽いこともあります。
健康的に妊娠が持続できるよう、全身の機能の調整をはかることを目的として治療を行います。
背中の肝兪、胃兪、脾兪の指圧は、胃腸の機能を整えるので、嘔吐や食欲不振に効果があります。
のどの気舎、天鼎、首の後ろの天柱などを指圧すると、こみあげる吐き気もしずまります。
腹部の中完とその周辺の各ツボも胃腸の機能を整えます。
強い刺激を避け、やさしく指圧するとよいです。
足のツボも全身の調整をはかるので、よくもみ、指圧します。

①天柱(首の後ろの髪の生えぎわにある、2本の太い筋肉の外側のくぼみにあります)
このツボは、妊娠初期によくみられるだるさと気分の不快感をとる効果があります。
患者さんの頭を後ろから両手で包み込むようにし、親指でこねるようにツボをもみ押す。
よくもみほぐすと、妊娠初期特有のだるさと期分の不快感がやわらぎます。
こみあげてくる吐き気には、首の天鼎、のどの気舎のツボ療法、指圧をするとよい。

②胃兪(背中の中央からやや下で、背骨(第12胸椎)をはさんだ両側にあります。)
このツボは、背中の緊張をほぐし胃の痛みと重苦しさをやわらげる効果があります。
うつぶせに寝た患者さんの背中に両手のひらをつき、左右のツボを親指で同時にやや力をこめて押す。
これによって背中の緊張がほぐれ、胃の機能が整えられるので、食欲不振が回復に向かいます。

③中完(腹部の中心線上で、みぞおちとおへその中間にあります)
このツボは、軽いマッサージと併用して健康な食欲を取り戻す効果があります。
消化機能を整えるのに大切なツボです。
あお向けに寝た患者さんの腹部に指先をそろえて両手を重ねる。
患者が息を吐くのに合わせて軽く押さえる。
続けて腹部マッサージへとなめらかに移る。
消化機能を整え、健康な食欲を呼び戻すのに効果的です。

続く、


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