漢方専門 大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
岡山大学医学博士 徳島大学薬学修士 大山博行




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医薬品は使用上の注意をお読みいただき、正しくお使いください。
お買い求めの際には、漢方を現代病に活かす 漢方専門 大山漢方薬局に、お気軽にご相談ください。


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お待ち致しております。


「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

      大山漢方堂薬局の得意とする病気、大山漢方堂薬局に漢方相談のあるご病気一覧、

  大山漢方堂薬局 漢方健康相談窓口、医学博士大山博行先生、医学博士小松靖弘先生のご紹介


" THE KAMPO " 漢方
 漢方薬, How the Japanese Updated Traditional Herbal Medicine


<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

漢方相談お申し込みフォーム

お電話にて、直接、大山漢方薬局に、ご相談ください。
症状・体質を詳しくお伺いした上で、適切な漢方薬をアドバイスさせて頂きます。

(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00~19:00)

<注意>
大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

以上、よろしくお願い致します。

E-mail to Dr. Ohyama Kampo Pharmacy.


 漢方を現代病に活かす! 漢方専門 大山漢方薬局デジタル店舗へ!



大山漢方堂薬局 〒327-0026 栃木県佐野市金屋仲長町2432
TEL&FAX : 0283-22-1574  E-mail : ohyama@poem.ocn.ne.jp

                                      


過労や高齢によって起こる
眼精疲労、視力障害に。
滋腎明目湯 エキス細粒G「コタロー」

体が衰弱したり、年を重ねるにつれて肝腎の力が弱ってくる。
その結果、血流が悪くなって眼に栄養が充分に行きわたらなくなり、
目のかすみ・疲れ・痛みなどの症状を訴えるようになる。
本方はそのような方によく用いられる。
◆五行説では肝の失調(肝血虚、肝気鬱結など)は目に出るといわれ、
目が滋養されず、眼精疲労、視力障害、目の乾燥などの症状となって現れる。
また、肝と相生(母子)関係にある腎も少なからず影響し、腎虚による老化なども加わって目のトラブルが起 こる。
◆出典の『万病回春』には、「神を労し腎が虚し、血が少なく眼痛するを治す」とあり、
酷く疲れていることにより、腎の機能が低下し、目に血がいかなくなり、痛むものに使われていることがわかる。
また、眼底(網膜)は漢方的には腎に属するので、眼底出血、 網膜症などにも広く応用できる。
◆滋腎明目湯は名前からもわかるように腎を滋養しその働きを高め、眼の前が明るくハッキリと物が見えるようになる処方である。
また、浅田宗伯は内障眼(そこひ、白内障のこと)の主方といっており、
古方では白内障の治療に八味地黄丸を用いるが、後世 方では一般的に本方を用いる。
◆本方には四物湯の方意が含まれており、四物湯は血を補い目に潤いを与えるため、
目を酷使することが多い現代人のドライアイにもよい。

視力低下 眼精疲労 充血
貧血 疲労倦怠
下半身の冷え

【効能・効果】

体力虚弱なものの次の諸症:
目のかすみ、目の疲れ、目の痛み

【処方構成と効能】15味

 補血(四物湯)
  トウキ、シャクヤク、センキュウ、熟ジオウ

 補気健脾
  ニンジン、カンゾウ

 清熱
  オウレン、サンシン、サイチャ、キキョウ

 解表
  キクカ、マンケイシ、ビャクシ

 乾ジオウ
滋陰清熱

トウシンソウ
清熱利水

ココがこだわり!

漢方エキス剤では初めての処方、
地黄は原典に忠実に熱地黄と乾地黄を配合した。
ザラツキ感も少なくて飲みやすい細粒剤。
乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。

滋腎明目湯
老化や過労による目のかすみ、目の疲れ、目の痛みに。


八味地黄丸: 腰から下が冷えて重だるく、夜間の頻尿がある方の白内障などの視力障害に。

黄連解毒湯: 赤ら顔で、落ち着きがなく、高血圧傾向で、すぐに目が充血する方に。

葛根黄連黄今湯: 肩こり、下痢を目標に、目が充血して結膜炎や涙嚢炎になりやすい方に。

苓桂朮甘湯: 水分代謝が悪く、目が疲れると視力が落ち、近視状態になる方に。









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「年を取った」と感じたらまずはセルフチェック!

毛が抜ける、または毛髪につやがない。
腰と背中がだるく痛む。
性機能低下。
膝がだるく、力が入らない。または痛い、痺れる。
耳鳴りがする、または聴力が減退した。
歯がぐらつく、抜ける。
残尿感、または尿モレ

3つ以上チェックがついた人は「腎虚」かもしれません。

腎虚とは?
生菌腰が重だるく痛むようになった。トイレが近くなった。視力の低下、耳鳴り、難聴が出てきた。これらの症状は腎虚、つまり「腎」の機能低下によって現われてきます。
漢方でいう「腎」とは、腎臓だけでなく、生命活動の原動力を提供する臓器であり、成長・発育・生殖などにかかわります。
腎がよく働いていると、若々しく健康的にいられ、腎の機能が低下(腎虚)すると老化が始まると言われています。
腎の働きは30歳ころにピークを迎え、それ以降どんどん低下し、様々な老化症状が現れてきます。
老化症状には腎の働きをサポートする補腎薬を使うことで、加齢に伴う様々な症状を緩和することができます。

腎の働きは年齢とともに変化します。
(乳幼児期)
親から受け継いだ生命力は、まだ目覚めたばかりの状態。

(7~16歳くらい)
腎の働きが活発化し、歯が生え変わって髪が豊かに伸びる。

(17~32歳くらい)
腎の働きが頂点に達し、生命力が充実。引き締まった体格になる。

(33~50歳くらい)
白髪や脱毛が進行するなど、腎の働きが様々に衰える。

腎虚のトラブルには『コタロー漢方』がおすすめ!

足・腰・膝
足・腰・膝の痛みや痺れを和らげる
コタローの独活寄生丸
効能・効果
 疲れやすく、下肢が冷えやすいものの次の諸症:腰痛、関節痛、下肢のしびれ・痛み


聴力の低下や耳鳴り、めまいを緩和する
コタローの滋腎通耳湯
効能・効果
 体力虚弱なものの次の諸症:耳鳴り、聴力低下、めまい


眼精疲労、聴力視力障害を緩和する
コタローの滋腎明目湯
効能・効果
 体力虚弱なものの次の諸症:目のかすみ、目の疲れ、目の痛み


我慢できない
痛み・痺れ
良い漢方薬あります。

足・腰・膝の痛みや痺れでお困りの方へ
我慢できない足・腰・膝の痛み、しつこい痺れでお悩みの方はおられませんか?
・階段の上り下りがつらい。
・立ち上がる時、痛みがでる。
・ふくらはぎや太ももがしびれる。
・なかなか治らない長引く腰痛。
慢性的な「痛み」や「しびれ」は、寒さや湿気などで血行が悪くなって起こる場合と、「腎虚」といって老化による場合があります。
独活寄生丸(どっかつきせいがん)は16種類の生薬を配合した足・腰・膝などの痛みや痺れに使われる漢方薬です。疲れや下肢の冷え、骨の栄養状態をサポートする生薬を配合し、血行を良くして弱った体に元気をつけて筋肉や骨を丈夫にしていきます。
痛みや痺れを解消して、スッキリと過ごしてみませんか?

細粒と飲みやすい小型錠剤の2タイプ
コタローの独活寄生丸
 独活寄生丸エキス細粒G「コタロー」/独活寄生丸エキス錠N「コタロー」

【効能・効果】
疲れやすく、下肢が冷えやすいものの次の諸症:腰痛、関節痛、下肢のしびれ・痛み

腎虚(じんきょ)とは?
最近腰が重だるく痛みようになった。トイレが近くなった。視力の低下、耳鳴り・難聴が出てきた…。これらの症状は腎虚、つまり「腎」の機能低下によって現われてきます。漢方でいう腎とは、生命エネルギーのことをいい、「腎」が良く働いていると、若々しく健康的にいられ、「腎虚」になると老化が始まると言われています。30歳頃になると腎の働きはピークを迎え、それ以降どんどん低下し、様々な老化症状が現われてきます。老化症状には「独活寄生丸」のような補腎作用のある薬を使うことで、「腎」の働きを助け、加齢に伴う様々な症状を緩和すること(アンチエイジング)ができます。

漢方をよりよくより多くの人に
 小太郎漢方製薬では「漢方をよりよくより多くの人に」
 という社是のもと、研究と開発に努めています。
 特に漢方エキス製剤の品質を左右する「水」については
 霊峰白山を源流とする石川県・手取川水系の天然水のみを使用するなど、安全で安心な漢方薬作りに日々、取り組んで参ります。

-小太郎漢方製薬 安全・安心への取り組み-

取り組み1
弊社の漢方エキス製剤は、すべて国内生産。安心・安全へ最大限の努力をしております。

取り組み2
漢方エキス製剤の工程は、すべて一貫生産。
弊社が自信をもってお客様にお届けできる品質です。

取り組み3
二重・三重の品質試験や最新の検査機器・装置、水や原材料の放射能測定などによる、万全を期した製品の品質安全保障体制を確立しています。



体が虚弱で、腰や手足の痛みが頑固で治りにくい方に
匙倶楽部商品 独活寄生丸 エキス錠N「コタロー」  飲みやすい小型錠剤

体が虚弱で疲れやすい方の痺証(ひしょう)に用いる。痺証とは、冷えや湿気が体内に入ることで腰や手足などの運動器に起こる痛み・しびれをいう。対象者は慢性化した患者や高齢者に多い。
◆一般には、高齢者や虚弱者の腰痛にはファーストチョイスとされている。寒湿痺(カンシッピ:寒気や湿気で起きる関節、筋肉、骨などの異常)を呈する疼痛全般に広く用いる。
また、激しいスポーツで腰痛を起こす一時的な虚症にも用いられる。
◆気血(エネルギーや栄養)が不足して、筋骨(肝腎)の養分が足りなくなった結果、虚に乗じて邪(寒気や湿気)が入りこむ。本方の治方は扶正きょ邪(フセイキョジャ:抵抗力を高めて病気の原因を追い払う)である。
◆肝は筋を栄養し、腎は骨を栄養するため、肝と腎が衰えれば膝と腰に異常が出やすい。筋と骨のトラブルにより、関節の変形、こわばり、屈伸困難などの症状が発生する。このようなケースによく使われる。
◆曲げられるが伸ばせないのは筋(肝)に病があり、伸ばせるが曲げられないのは骨(腎)に病がある。
◆特に高齢者は、骨を栄養する腎が衰えやすい。腎が衰えている高齢者や虚弱者には、体の痛み以外に耳鳴り、健忘、めまいなど(腎虚の症状)を訴えるケースもある。
◆関節リウマチ、リウマチ熱、座骨神経痛、椎間板ヘルニア、骨粗鬆症などの骨や関節、筋肉の疾患にも応用されている。

冷えると痛む 耳鳴り 健忘 めまい ある場合も…
背部痛 疲れやすい 腰痛 特に下半身がだるい 屈伸困難 膝の痛み 局所の冷感

ここがこだわり! 桑寄生は自社基準を設定し、ヤドリギ科のヤドリギのみを使用。飲みやすさを追求し、丸みのある小型錠剤とした。乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。

服用しやすい丸みのある小型錠剤
【こだわりの素錠】
生薬本来の味や香り、色を充分に活かした錠剤です。
【効能・効果】疲れやすく、下肢が冷えやすいものの次の諸症:腰痛、関節痛、下肢のしびれ、痛み

【処方構成と効能】16味
処方中の唐独活・桑寄生を中心とした構成で、この組み合わせには、きょ風湿、強筋骨の効果がある。それをサポートする形で他の生薬が加わる。薬性のほとんどは温性である。牛膝・杜仲・桑寄生は肝腎を補い、骨を盛んにして筋を強くする。補気薬・補血薬もバランスよく配され、痛みの解人に働きかける。

トウドクカツ ボウフウ ジンギョウ-きょ風湿-ソウキセイ ゴシツ トチュウ-強筋骨(補肝腎) ケイヒ サイシン-散寒通絡 
トウキ ジオウ シャクヤク センキュウ-補血行血(四物湯) トウジン ブクリョウ カンゾウ ショウキョウ-補気健脾

独活寄生丸 高齢者や虚弱者で腰背部痛および下肢痛を訴えるもの(急性・慢性)。
疎経活血湯 体力があり元気なタイプで、特にお血を原因とした刺すような痛みがみられるもの。
八味地黄丸 高齢者や虚弱者で、下半身が冷えて腰痛および下肢痛を訴えるもの(主に慢性)。
五積散    上半身に熱感があり、下半身が冷えるタイプ。体内の循環が悪く、腰・股・下腹が痛むもの。
十全大補湯 全身の衰弱が甚だしく、貧血し、皮膚は乾燥して熱症状のないもの。



貧血傾向で動悸、めまい、息切れを伴う方に
匙倶楽部商品連珠飲エキス細粒G[コタロー」

連珠飲は貧血で、動悸やめまい(立ちくらみ)、息切れを伴うような方に用いられる。血の不足(血虚)は、ホルモンバランスに変調を来たすことが多く、更年期障害に伴う自律神経症状にもよい。また、貧血の原因となる各種出血にも応用されている。
◆本方は江戸時代の名医「本間棗軒」(ホンマソウケン)の経験方で、苓桂朮甘湯と四物湯を合方したものである。苓桂朮甘湯は水分(水毒)、四物湯は血分(血虚)、この2つにわたる症状を改善する。本間棗軒の『内科秘録』には「血虚、眩暈、心下逆満し、発熱 、自汗、婦人の百病を治す」とある。
◆補血剤(四物湯)に補気薬(白朮、甘草)を加えた構成は貧血によく奏功し、それが原因で起きる動悸やめまい、息切れ、耳鳴りなどに適している。また、このような症状は女性の更年期に多い不定愁訴でもあり、血虚からくる女性ホルモンのアンバランス( 変調)にも連珠飲が応用されている。
◆四物湯を主体に見ると、出血性疾患によいと考えられる。婦人の出血(子宮出血、産後出血)や痔出血など下血にも用いることができる。
◆苓桂朮甘湯を主体に見ると、水毒による動揺によいと考えられる。顔面浮腫、頭痛、動悸、めまい、立ちくらみ、耳鳴りなどにも用いることが出来る。浮腫が全身に及んだ時には、からだが重だるく感じる。

顔色の血色不良(時にのぼせ) 頭痛(頭重感) 貧血 めまい 耳鳴り 顔面浮腫 皮膚の荒れ(カサカサ) 動悸 上腹部振水音 下腿浮腫

【効能・効果】
体力中等度又はやや虚弱で、ときにのぼせ、ふらつきがあるものの次の諸症:更年期障害、立ちくらみ、めまい、動悸、息切れ、貧血

【処方構成と効能】8味
本方は四物湯と苓桂朮甘湯の合方である。当帰、芍薬、川きゅう、地黄は四物湯で、全身の栄養状態を改善して、血の循環を促進し、血虚を治す。桂皮、甘草の組み合わせは気の上衝を引き下げ、茯苓、白朮は頭痛、めまい、動悸、耳鳴りなどの原因にもなる心下の水毒を取り除く。

四物湯…ジオウ シャクヤク トウキ -補血   トウキ センキュウ-括血  健脾利水-ブクリョウ ビャクジュツ  健脾調和-カンゾウ  通陽化気-ケイヒ  苓桂朮甘湯

ここがこだわり!
補気作用を強化して貧血を改善するために、白朮を使用している。エキス量も配合生薬量も多い。ザラツキ感が少ない細粒で飲みやすい。乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。

連珠飲 貧血傾向で、動悸、、めまい、立ちくらみ、息切れなどを起こす方に。
当帰芍薬散  貧血、冷え症で生理不順などを伴う方のめまい、むくみに。
きゅう帰調血飲第一加減  疲れやすくで、イライラして、手足が冷える方の生理不順やめまいに。
苓桂朮甘湯  不安感があって、動悸やめまい、ふらつき、耳鳴りがする方に。
加味逍遥散 神経を使いすぎてイライラする方ののぼせ、生理不順に。



年を重ねると衰えてくる聴力の低下や耳鳴り、めまいに。
匙倶楽部商品 滋腎通耳湯 エキス細粒G「コタロー」

本方は、聴力が衰えて、耳が聞こえにくくなったり、また異常な音がいつまでも続いたり、時にめまいを訴えるなどの高齢者に用いられることが多い。その方名に、腎を滋養し(腎の働きを高める)、耳の通りをよくするという薬能が込められている。
◆耳の異常は、漢方では腎の衰えととらえ、腎の機能を高める漢方を用いる。現代人の感覚からすると、腎は泌尿器と考えがちだが、漢方ではもっと広い働きと理解されている。生命活動の原動力を提供する臓器であり、成長・発育・生殖などにかかわる。したがって、腎の機能が衰える(腎虚)と老化が早まり、老化現象としての耳鳴り、聴力低下などが発生する。
◆出典の『万病回春』に「耳は腎の竅(アナ)、腎虚するときは耳聾(ジロウ)して鳴る」とある。耳聾とは聴力にさまざまな段階の障害がでることで、耳鳴りや難聴をさす。また、耳鳴りに伴うめまいなども含まれる。
◆このタイプの方は、老化によるもののほか、腎を疲れさせる生活をしている方に多い。若い方でも、性生活の不節制で過労したり、夜型の生活でいつも睡眠が不足している。薄着や冷たいものの取りすぎで体を冷やす傾向にある方も注意したい。また、ストレスが多く神経をすり減らす生活をしている方の耳鳴りにも応用される。
◆腎虚に伴う耳鳴りは、蝉の鳴くような「ジージー」という音が聞こえる。また、「キーンキーン」というような高音性の耳鳴りは精神的な原因で起こることが多い。どちらにも使えるのが滋腎通耳湯である。

のぼせ 頭重 めまい 耳鳴り 難聴 ノドの渇き 皮膚が黒っぽい 下腹部に力がない 頻尿 足冷え

【効能・効果】
体力虚弱なものの次の諸症:耳鳴り、聴力低下、めまい

【処方構成と効能】10味
 補血行血(四物湯)
  トウキ
  ジオウ
  センキュウ
  シャクヤク

  >疏肝解鬱

 清熱(消炎)
  サイコ
  オウゴン

 理気止痛
  コウブシ
  ビャクシ

 清熱瀉火
  チモ
  オウバク

補血の四物湯がベースとなり、知母、黄柏、柴胡、黄ゴンが上焦の熱に対応し、白シ、香附子で気滞を去り鎮痙、鎮痛に働く。本方は、血虚で、上焦に熱がのぼり、気のめぐりが悪くなって発した腎の虚証(肝腎陰虚)による耳鳴り、難聴などを改善する。柴胡、芍薬のペアと香附子、白シも含まれることからストレス性の耳鳴りにも使える。補腎作用が弱い時は六味丸を併用する。

ここがこだわり!!
漢方エキス剤では初めての処方。
ザラツキ感も少なくて飲みやすい細粒剤。乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。

滋腎通耳湯 高齢者に多い、腎虚による耳鳴り、難聴、めまいなどに用いる。

八味地黄丸 腰から下が冷えて重だるく、夜間の頻尿が顕著な方の耳鳴り、難聴などに。

苓桂朮甘湯 水毒症状が顕著で、不安、動悸を訴え、起立性のめまいによい。

釣籐散 高血圧傾向で、のぼせ、頭痛、耳鳴りなどを訴える方に。

当帰芍薬散 貧血、冷え性で、産前産後に不定愁訴として、めまい、耳鳴りを訴える。



過労や高齢によって起こる眼精疲労、視力障害に。
匙倶楽部商品 滋腎明目湯 エキス細粒G「コタロー」

体が衰弱したり、年を重ねるにつれて肝腎の力が弱ってくる。その結果、血流が悪くなって眼に栄養が充分に行きわたらなくなり、目のかすみ・疲れ・痛みなどの症状を訴えるようになる。本方はそのような方によく用いられる。
◆五行説では肝の失調(肝血虚、肝気鬱結など)は目に出るといわれ、目が滋養されず、眼精疲労、視力障害、目の乾燥などの症状となって現れる。また、肝と相生(母子)関係にある腎も少なからず影響し、腎虚による老化なども加わって目のトラブルが起 こる。
◆出典の『万病回春』には、「神を労し腎が虚し、血が少なく眼痛するを治す」とあり、酷く疲れていることにより、腎の機能が低下し、目に血がいかなくなり、痛むものに使われていることがわかる。また、眼底(網膜)は漢方的には腎に属するので、眼底出血、 網膜症などにも広く応用できる。
◆滋腎明目湯は名前からもわかるように腎を滋養しその働きを高め、眼の前が明るくハッキリと物が見えるようになる処方である。また、浅田宗伯は内障眼(そこひ、白内障のこと)の主方といっており、古方では白内障の治療に八味地黄丸を用いるが、後世 方では一般的に本方を用いる。
◆本方には四物湯の方意が含まれており、四物湯は血を補い目に潤いを与えるため、目を酷使することが多い現代人のドライアイにもよい。

視力低下 眼精疲労 充血
貧血 疲労倦怠
下半身の冷え

【効能・効果】
体力虚弱なものの次の諸症:目のかすみ、目の疲れ、目の痛み

【処方構成と効能】15味
 補血(四物湯)
  トウキ
  シャクヤク
  センキュウ
  熟ジオウ

 補気健脾
  ニンジン
  カンゾウ

 清熱
  オウレン
  サンシン
  サイチャ
  キキョウ

 解表
  キクカ
  マンケイシ
  ビャクシ

 乾ジオウ―滋陰清熱  トウシンソウ―清熱利水

ココがこだわり!
漢方エキス剤では初めての処方、地黄は原典に忠実に熱地黄と乾地黄を配合した。ザラツキ感も少なくて飲みやすい細粒剤。乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。

滋腎明目湯 老化や過労による目のかすみ、目の疲れ、目の痛みに。

八味地黄丸 腰から下が冷えて重だるく、夜間の頻尿がある方の白内障などの視力障害に。

黄連解毒湯 赤ら顔で、落ち着きがなく、高血圧傾向で、すぐに目が充血する方に。

葛根黄連黄ゴン湯 肩こり、下痢を目標に、目が充血して結膜炎や涙嚢炎になりやすい方に。

苓桂朮甘湯  水分代謝が悪く、目が疲れると視力が落ち、近視状態になる方に。



開豊 瓊玉膏
様々な老化現象によく効きます。
□ 白髪・脱毛
□ 思考力減退
□ 動作が鈍い
□ 肌のくすみ
□ 口の渇き
□ 無力感・・・

瓊玉膏とは?
健康で美しく年をかさねて生きたい・・・
生命力と美しさを育てる滋養・滋潤薬。

黒褐色で艶やかな、独特の香りと甘味、ほろ苦さを兼ね備えた、ちょっと不思議なとろける生薬エキスです。そのままでも飲めるし、水やお湯でといても飲める、一風変わったお薬です。


疲れは病気の入口です
肝臓の疲れ
 眼の疲れ 肩こり 生理痛 イライラ 頭痛 怒りっぽい 足がつる 筋肉のケイレン よくオナラが出る 不眠 不安になる

胃腸の疲れ
 顔色がさえない 貧血 気力が出ない ボーっとする 立ちくらみ 脱力感 食欲不振 不正出血 間食や甘いものを食べないと力が出ない

腎臓の疲れ
 夜間にトイレに起きる 健忘 足が弱る 足腰がだるい 根気がない 脱毛 骨が弱い めまい 歯が悪い 耳鳴り

瓊玉膏の服用法
1日2回朝・夕1回スプーン1杯(5g)
お湯に溶かして服用 または そのまま舐めてもよい
冷たい水に溶かしてもおいしく飲めます

一日の疲れはその日のうちに取りましょう!!

健康には陽と陰のバランスが大切!!
陽とは、体を温めたり、外からくる病気を予防する抵抗力や体の活動と代謝を行う元気の素!!
陰とは、血液や体液など体のうるおいをさし、筋や骨、内臓などの弱りやキズを回復させたり、造ったりする回復力・栄養の素!!
陰の割合が増えてくると、体が冷えてきて、体の抵抗力もなくなります
陽の割合が増えてくると、精神的な安定が悪くなり、体の回復力も少なくなります

陽または陰が不足すると?
元気がなくなり動くのがおっくうになる。体が温まらなくなり、抵抗力が低下し、風邪をひきやすくなる。(元気不足)(冷え)(抵抗力不足)
体の回復力が弱り、いつも疲れが残ったり、病気も治りにくくなる。 また体に潤いがなくなる。(回復力不足)(乾燥)(栄養不足)

口ぐせになっていませんか?
最近、胃腸の不調で食欲がなくて
最近、疲れがなかなか回復しなくて
最近、貧血気味で血色が悪くて
最近、病後や産後で体力が戻らなくて
最近、足が冷えて眠れない

陰気が不足する原因
働き過ぎ  睡眠不足
胃腸の弱り  暴飲暴食
長期の慢性病  高血圧・糖尿病・ぜんそく・アトピー性皮膚炎・皮膚病・腰痛・神経痛・リウマチ etc  
老化  50才をこえた 若い時に無理をかさねた
ストレス  人間関係 仕事 家庭 受験
肝臓・腎臓が弱る  肝 腎
出産・手術  難産・流産などは特に手術後の体力低下
先天的に弱い  内臓が弱い

陰気を補い、陽気を益し 脾胃・肝臓・腎臓を強くし 身体の根本を立てなおす
瓊玉膏
成分 
地黄 ○陰気を補い、回復力を増す
    ○皮膚を潤わせ、皮膚病を治す
    ○肝臓・腎臓を丈夫にし、血液を増やす

人参 ○元気を大補して抵抗力をつける
    ○胃腸を強くする
    ○肝臓のエネルギーを補給する

茯苓 ○胃腸を強くする
    ○精神を安定させる
    ○ムクミをとる

沈香 ○気をめぐらせる
    ○痛みをとる
    ○呼吸が楽になる


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<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

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<注意>
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大山漢方堂薬局 厳選漢方薬 ご紹介

手足の運動機能が衰えた方の関節のはれ、変形による痛みに。

大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
「桂枝芍薬知母湯」

・衰弱して痩せている ・運動および知覚麻痺 ・皮膚がガサガサ ・関節の腫れ ・疼痛(ときに熱感)
・変形による痛み ・手足の筋肉の萎縮 ・痛み ・冷え性 ・腰痛 ・脚の浮腫

【効能・効果】

体力虚弱で、皮膚が乾燥し、四肢あるいは諸関節のはれが慢性に経過して、
痛むものの次の諸症:関節のはれや痛み、関節炎、神経痛

手足の関節に慢性的な痛みがあり、筋肉がやせて関節だけが木のコブのようにはれて変形しているものに用いられる。
一般に、体がやせて、皮膚がカサカサ乾燥している高齢者に多い。
また、関節リウマチや変形性膝関節症などの病気を長く患っておられる方の急性増悪期にも応用されている。
◆寒湿痺(寒気や湿気で起きる関節、筋肉、骨などの異常)の状態で、局所の熱痛(炎症)が明らかなものに用いられる。
ただし、全身的には熱証はみられないのが特徴である。
 関節炎、慢性関節リウマチ、変形性膝関節症、神経痛、片麻痺などに応用される。
◆本方の体型的な特徴として、身体おうるいと古典(金匱要略)にあるが、単にからだが痩せて衰えているだけではなく、
膝が鶴膝風(鶴の脚のように膝関節が腫れ、疼痛がある。
その上下の筋肉はやせている)であることもあらわしている。
 「おう」は脚の曲がったようすの意もある。

◆関節炎症状が強く、桂枝加朮附湯では少し力が足りないと感じる時、桂枝芍薬知母湯(麻黄配合)がよい。

本方を服用して、吐き気や食欲不振の訴えが出る方(麻黄が合わない)には、桂枝加朮附湯を使う。

◆桂枝芍薬知母湯を用いるべき証として、『新古方薬嚢』に「手足の関節が痛み、
足が腫れて脱けそうに重く、頭がふらふらして息が早く、胸中むかむかとして吐き気を催す者」とある。

【処方構成と効能】

本方は桂枝加朮附湯から大棗を去り、麻黄、防風、知母を加えたもの。
桂枝加朮附湯は表の寒証、水毒が主たる病態であり、本方にもこの病態があり、
さらに辛温の解表薬の麻黄、防風が加えられているため、さらにこの働きが強調されている。
また、清熱の知母が配合されているので、局所的熱感、炎症があるものに適する。
本方の方意は寒証を主としているが、熱証も混在しているものである。

ケイヒ ショウキョウ マオウ ボウフウ- 去風湿
チモ-清熱
シャクヤク カンゾウ-止痛 
ビャクジュツ-健脾利水
ブシ-温補止痛

大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
「ココがこだわり!」

蒼朮にくらべ、補益性の高い白朮を配合。
1回服用量が少なく、ザラツキ感が少ない顆粒で飲みやすい。
乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。

桂枝芍薬知母湯 手足の運動機能が衰えた方の関節のはれ、変形による痛みに。
独活寄生丸 体が虚弱で、腰や手足の痛みが頑固で治りにくい方に。
疎経活血湯 痛みが強く、冷えたり疲れたりすると悪化する方の腰痛、神経痛に。
五積散 手足が冷えて、からだが重だるい方の腰痛、関節痛に。
防已黄耆湯 汗かきで、水太りタイプ。からだやヒザが重いだるい方に。



胃腸が弱い方のストレスなどによる膀胱炎様症状に。

大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
「清心蓮子飲」

清心蓮子飲は、精神的な疲労によって生じる尿のトラブルによく使用される処方である。
処方名には、「心(シン)」の熱を「清(サ)」ますという意味が込められている。
漢方でいう「心」は、ストレスや精神の働きを密接であり、イライラすると膀胱炎様の排尿障害を起こしやすい方や、
細かい事が気になって頻繁にトイレに行く方、残尿感が気になる方などによく用いられる。

◆原典の『和剤局方』には「心中蓄積、時常(ふだんに)に煩躁するに困りて、
思慮労力、憂愁抑鬱し、是れ小便白濁、或は沙膜有ることを致し」とあり、
イライラ(煩熱)や精神的な疲労によって生じる尿のトラブルに用いるとされている。
◆清心蓮子飲は、四君子湯をもとにして組み立てられた方剤であり、
平素より胃腸が弱く、地黄剤を用いると、食欲がなくなったり、
下痢気味になったりして、胃腸にさわる場合に用いるとよい。
◆神経質の傾向があり、とりこし苦労が多い方によく使われる。
ストレスや緊張によって生じる排尿のトラブル(頻繁に尿意を催す、
尿が出しぶる、排尿痛がある、排尿時に力がなく残尿感がある、疲れると尿が混濁するなど)が使用目標になる。
◆米のとぎ汁のような帯下(こしけ)、糖尿病で油のような尿が出る場合、血尿がある場合にも応用される。
さらに遺精、性的神経衰弱(ED)、自律神経失調症などにも用いられることがある。

精神疲労 全身倦怠感
イライラ 
口の乾き
頻尿、排尿困難、残尿感、尿のにごり、排尿痛

【効能・効果】

体力中等度以下で、胃腸が弱く、全身倦怠感があり、口や舌が乾き、尿がでしぶるものの次の諸症:
頻尿、残尿感、排尿痛、尿のにごり、排尿困難、こしけ(おりもの)

【処方構成と効能】9味

清心蓮子飲は、気虚(元気がない、機能低下など)・陰虚(体に潤いがない)に伴う虚熱(イライラ、煩躁など)の状態に使われる処方である。
したがって、清熱薬、滋陰薬、利水薬、補気健脾薬などで構成されている。
蓮肉には清心益腎作用がある。麦門冬には滋陰作用がある。
黄今は上焦の熱を冷まし、地骨皮は虚熱を冷ます働きがある。
茯苓と車前子の利水作用により尿の病変を改善する。
人参、黄耆、甘草は気虚による倦怠感や機能低下の症状を改善する。
蓮肉、茯苓には安神作用があるので神経性の尿のトラブルを改善する働きがある。

レンニク 清心益腎
バクモンドウ 滋陰
オウゴン・ジコッピ 清熱
ブクリョウ・シャゼンシ 利水 
ニンジン・オウギ・カンゾウ 補気健脾

【排尿のトラブルニ使う漢方薬-他処方との比較-】

炎症による症状← →機能低下型症状

炎症が強い
竜胆瀉肝湯
痛み、熱感、尿のにごりを伴うタイプ
・炎症が強く、ニオイが気になる
・尿の色が濃い
・尿がにごる

冷えもある

五淋散
“痛い、近い、残る”のファーストチョイス
・急性の場合だけでなく、慢性の場合にも
・冷えや我慢がきっかけで繰り返す方に


精神疲労が強い
清心蓮子飲
ストレスなどによる膀胱炎様症状に
・神経質でトイレに行くがでないことが多い
・胃腸が弱く、地黄剤が飲めない


肉体疲労が強い
八味地黄丸
加齢による
泌尿器の衰え

・排尿に勢いがなくて、時間がかかる
・足腰がだるい
・夜間排尿がある

大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
「ココがこだわり!」

服用量が少なくて、エキス量が多い。
寒の性質が強い地骨皮の配合が少ない出典とした。
ザラツキ感が少なくて、飲みやすい細粒剤。



熱感を伴う鼻づまりに。蓄膿症、慢性鼻炎。
大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
「辛夷清肺湯」

鼻炎や蓄膿症(副鼻腔炎)が慢性化したもので、鼻粘膜が乾燥し熱感をもち、
あるいは鼻茸やポリープができ、鼻づまりが顕著になったものに用いる。
カンゾウ傾向なので鼻水はなく(あっても膿性鼻汁)、臭覚障害を伴うこともある。
◆本方は、明代の『外科正宗』に掲載された処方で「肺熱によって、鼻の粘膜がきのこ状に、水ぶくれになったもので、
初めは榴子(ザクロ)のようだが、日に日に大きくなり、鼻孔を閉塞し、空気の通りの悪くなったものを治す」と記載されている。
少陽病期で、鼻閉塞、膿性鼻漏、後鼻漏などを目標に、副鼻腔炎、肥厚性鼻炎、慢性鼻炎、
鼻ポリープなどに用いられ、急性期の膿性鼻漏には最も適した処方と考えられる。
◆慢性の副鼻腔炎には葛根湯加辛夷川きゅうが第一選択であるが、効果がなく、熱証が強く疼痛が治まらない者には本方がよい。
また、単独で無効の者には、小柴胡湯を合方する。
◆副鼻腔炎が反復、遷延するケースには、本方を継続服用する。
※適応外であはあるが、処方名に「清肺湯」とあるように、潤肺止咳薬が配合されているので、
肺熱(咳嗽痰が黄色い、あるいは痰が少ないなど)・肺燥にも用いられる。
例えば、感冒による気管支炎などを治療できる。

【効能・効果】

体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの次の諸症:
鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)

【処方構成と効能】9味

辛温解表(通竅)の辛夷は、鼻づまりを改善し頭痛を和らげ、膿性鼻汁を軽減させる。
黄今、山梔子、知母、石膏、升麻は清熱解毒で、炎症や熱感を鎮めて化膿を止める。
百合、麦門冬、枇杷葉は潤肺化痰で、枇杷葉は痰を潤して切れやすくし、鎮咳に働く。
百合、麦門冬は滋養強壮作用をもち、粘膜を潤して鼻汁や痰の排泄を促す。
百合は鎮静・消炎・鎮咳に、麦門冬は解熱・消炎・鎮咳に働く。
蓄膿症や慢性鼻炎で、炎症が慢性化して粘膜の萎縮が生じて熱証を起こした状態を改善する。

辛温解表(通竅):シンイ
清熱解毒:オウゴン サンシシ チモ セッコウ ショウマ
潤肺化痰:ビャクゴウ バクモンドウ ビワヨウ


辛夷清肺湯: 熱感のある鼻づまり。鼻炎症状が慢性化した、乾燥が進んだもの。鼻を触ると熱感がある。

小青竜湯: 水のような薄い鼻水と痰、あるいは咳が出る方に。

葛根湯加辛夷川弓: 蓄膿症や慢性鼻炎で、鼻の通りが悪くなり、つまるもの。後頭部の痛みを伴うことが多い。

荊芥連翹湯: 皮膚・粘膜が浅黒く過敏な方。熱によるかゆみを伴う慢性鼻炎や蓄膿症に。


大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
「ココがこだわり!」
1日エキス量が多く、ザラツキ感も少なくて、飲みやすい。



風邪の後に、いつまでも残るしつこい咳に。
大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
竹葉石膏湯

発熱後、熱は下がったけれど咳だけが残りイマイチ体調が良くない。
原因は、体の奥に残っている熱です。この熱が体を潤す体液を減らすことにより、体の中は乾燥してきます。
その結果、気管支が乾燥し、敏感になり、炎症を起こし、少しの刺激で咳が出やすくなってしまいます。
竹葉石膏湯は体液を増やし気管支を潤して、炎症を鎮め、風邪の後にいつまでも残るしつこい咳を鎮めます。

◆出典の『傷寒論』『差後労復』には「傷寒、解する後、虚羸(キョルイ)、少気、気逆、吐せんと欲する者、
竹葉石膏湯之を主る」とあり、急性疾患の回復期に現れてくる、咳や息切れ、疲労感に使用することがわかる。
虚羸:やせ細っている状態 少気:呼吸が短く、弱い、   気逆:咳、のぼせなどの症状
◆咳は大きく分けると乾性の咳と湿性の咳の2つに分けることができる。

乾性の咳の特徴
①顔を真っ赤にして激しく咳き込む。
           ②痰の量は少なく、粘く切れにくい。
           ③喉が渇いたり、詰まったりなどの違和感がある。    竹葉石膏湯タイプ

湿性の咳の特徴
①痰はサラサラしていて無色、量が多い。
           ②鼻閉を伴うことが多い。    小青竜湯タイプ

◆竹葉石膏湯は、麦門冬湯、白虎加人参湯の加減方でもある。

麦門冬湯ベースで考えると、 乾性の咳に使用する。
その際は麦門冬湯より口渇、口中や唇の乾き、
汗をよくかくなどの熱症状が強いことを目標とする。

 白虎加人参湯ベースで考えると
 糖尿病の口渇や熱中症にも応用することができる。
 その際は、白虎加人参湯より体力が衰え、
体液を失ったことにより、滋潤が必要なことを目標とする。

 【効能・効果】
体力虚弱で、かぜが治りきらず、たんが切れにくく、
ときに熱感、強いせきこみ、口が渇くものの次の諸症:
からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、口渇、軽い熱中症

 【処方構成と効能】7味
本方は麦門冬湯から大棗を去り、竹葉、石膏を加えたもの。
竹葉、石膏は共に寒性の性質があり熱を冷ます。
竹葉には清熱の働きの他に上衝する気を引き下げる働きがあり、
石膏には清熱、消炎、口渇を改善する働きがある。
また竹葉は石膏の補助として、熱性疾患後期の余熱を冷ますのに用いる。
竹葉石膏湯は、気道を潤して、炎症を鎮める構成になっている。
チクヨウ‐清熱除煩 ハンゲ-止咳化痰 セッコウ-清熱瀉火 
バクモンドウ-潤肺化痰 益気生津-ニンジン コウベイ カンゾウ


竹葉石膏湯: 麦門冬湯の使い方に似ているが、より口の中などの乾燥感や炎症が強いものに。

麦門冬湯: 少量の粘っこい痰が出て、咳が出ると止らず顔を真っ赤にするようなものに。声枯れにも使用できる。

蘇子降気湯: 呼吸困難を強く訴え、ノドが塞がりむせて、下半身が冷えるものに。

滋陰降火湯: 老化や慢性疾患などで、皮膚がカサカサして、常に咳が出るものに。このタイプは便秘を伴うこともある。

小青竜湯: 風邪やアレルギーによる咳、水様性の痰・鼻汁などを目標に。


大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
「ここがこだわり!」
漢方エキス剤では初めての処方。清熱作用の強い石膏が最も多い出典を選んだ。
1回服用量が少なくて、ザラツキ感が少ない細粒で飲みやすい。
乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。



アトピーや過敏な肌などに多いカユミから、
寝たきりの方に起きやすい床ずれまで。

大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
神仙太乙膏

皮膚の炎症をとる生薬と皮膚を潤す生薬からなり、皮膚病に広く使えるのが特徴。
アトピー性皮膚炎に多いカユミ、寝たきりの方に起きやすい床ずれ、
そのほか切り傷や虫さされ、やけどなどにも使える漢方の軟膏である。

◆『和剤局方』の治瘡腫傷折に「八発癰疽(全身の化膿性腫瘍)、
一切の悪瘡軟せつ(悪性の腫れ物や毛嚢炎)を治す。
年月の深遠を問わず、己に膿を成すにも、未だ膿を成さざるにも、これを貼れば即ち効あり。」とあり、
腫れ物の場所を気にせず、発症からの期間や化膿の有無に関わらず使用できる。
◆宋の時代に、広く万能的に使え、優れた効果のあるところから、神仙と名付けられたそうである。
現在では皮膚病に幅広く使われている。消炎鎮痛、抗菌の働きに加え、肉芽形成の働きもあり、
アトピーに多いカユミ、床ずれ(褥瘡)、やけどなど様々な皮膚病に使える。
家庭の常備薬として、ぜひ備えていただきたい漢方軟膏である。
◆元々は瘡せつ(できもの)の薬であり、腫れや化膿に用いられた。薬味構成から患部が乾燥したものでも浸潤したものでも、
どちらの場合にも使用でき、鎮痛効果もある。
肉芽形成、患部の清浄効果、制菌作用があり、床ずれによい。
◆本方は寒剤と温剤の配合が巧みであるので、幅広い疾患に応用できる。
アトピー性皮膚炎では、特に、発赤して乾燥しているものや、掻くと浸出液が出たり出血するものによい。
長期にわたり使用することもできる。

カユミ、虫刺され、ひび、あかぎれ、火傷、切り傷、すり傷、湿疹、褥瘡、下腿潰瘍

【効能・効果】
かゆみ、軽い床ずれ、切り傷、虫刺され、やけど

【処方構成と効能】7味
当帰・芍薬・地黄(四物湯去川弓)の補血行血の働きにより血行を改善し患部に栄養を与え、
皮膚や筋肉などの組織を再生する。床ずれ(褥瘡)や頑固な湿疹により崩れたお肌を取り戻す。
清熱作用のある玄参・大黄・(地黄)により炎症を鎮め、化膿を止める。
白止・桂皮などには発散して湿を取り除く働きがあり、また痛み・カユミにもよい。
構成生薬中には、清熱の働きがある薬物が多く、止痛止痒に働き、
患部が発赤して熱感を帯び、カユミの強い皮膚病に適している。

補血行血(四物湯去川弓): トウキ、シャクヤク、ジオウ、
発表鎮痛: ビャクシ、ケイヒ、
清熱解毒: ゲンジン、ダイオウ
潤肌・保護: ゴマ油、ミツロウ

神仙太乙膏
清熱と保湿、両方の働きを持つバランス型!
肉芽形成作用も高く、幅広く応用できる

<効能・効果>
かゆみ、軽いとこずれ、
切り傷、虫刺され、やけど

乾燥○ 湿潤○ 炎症◎
清熱作用に優れている

紫雲膏
高い保湿作用と肉芽形成作用!

<効能・効果>
ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、
外傷、火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹、皮膚炎

乾燥◎ 湿潤△ 炎症△
保湿作用に優れている

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「ココがこだわり!」

やわらかくて伸びが良く、塗りやすい。
今までになかったアルミチューブタイプ!
空気に触れにくく、酸化しにくい。
持ち運びに便利で、衛生的。

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「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
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TEL&FAX : 0283-22-1574  E-mail : ohyama@poem.ocn.ne.jp

                                      


大山漢方堂薬局
漢方解説

手足の運動機能が衰えた方の関節のはれ、
変形による痛みに。
大山漢方堂薬局
「桂枝芍薬知母湯」

・衰弱して痩せている
・運動および知覚麻痺
・皮膚がガサガサ
・関節の腫れ
・疼痛(ときに熱感)
・変形による痛み
・手足の筋肉の萎縮
・痛み
・冷え性
・腰痛
・脚の浮腫
【効能・効果】
体力虚弱で、皮膚が乾燥し、四肢あるいは諸関節のはれが慢性に経過して、痛むものの次の諸症:関節のはれや痛み、関節炎、神経痛

手足の関節に慢性的な痛みがあり、筋肉がやせて関節だけが木のコブのようにはれて変形しているものに用いられる。一般に、体がやせて、皮膚がカサカサ乾燥している高齢者に多い。また、関節リウマチや変形性膝関節症などの病気を長く患っておられる方の急性増悪期にも応用されている。
◆寒湿痺(寒気や湿気で起きる関節、筋肉、骨などの異常)の状態で、局所の熱痛(炎症)が明らかなものに用いられる。ただし、全身的には熱証はみられないのが特徴である。
 関節炎、慢性関節リウマチ、変形性膝関節症、神経痛、片麻痺などに応用される。
◆本方の体型的な特徴として、身体おうるいと古典(金匱要略)にあるが、単にからだが痩せて衰えているだけではなく、膝が鶴膝風(鶴の脚のように膝関節が腫れ、疼痛がある。その上下の筋肉はやせている)であることもあらわしている。
 「おう」は脚の曲がったようすの意もある。
◆関節炎症状が強く、桂枝加朮附湯では少し力が足りないと感じる時、桂枝芍薬知母湯(麻黄配合)がよい。
 本方を服用して、吐き気や食欲不振の訴えが出る方(麻黄が合わない)には、桂枝加朮附湯を使う。
◆桂枝芍薬知母湯を用いるべき証として、『新古方薬嚢』に「手足の関節が痛み、足が腫れて脱けそうに重く、頭がふらふらして息が早く、胸中むかむかとして吐き気を催す者」とある。


【処方構成と効能】本方は桂枝加朮附湯から大棗を去り、麻黄、防風、知母を加えたもの。桂枝加朮附湯は表の寒証、水毒が主たる病態であり、本方にもこの病態があり、さらに辛温の解表薬の麻黄、防風が加えられているため、さらにこの働きが強調されている。また、清熱の知母が配合されているので、局所的熱感、炎症があるものに適する。本方の方意は寒証を主としているが、熱証も混在しているものである。

ケイヒ ショウキョウ マオウ ボウフウ- きょ風湿
チモ-清熱
シャクヤク カンゾウ-止痛 
ビャクジュツ-健脾利水
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桂枝芍薬知母湯 手足の運動機能が衰えた方の関節のはれ、変形による痛みに。
独活寄生丸 体が虚弱で、腰や手足の痛みが頑固で治りにくい方に。
疎経活血湯 痛みが強く、冷えたり疲れたりすると悪化する方の腰痛、神経痛に。
五積散 手足が冷えて、からだが重だるい方の腰痛、関節痛に。
防已黄耆湯 汗かきで、水太りタイプ。からだやヒザが重いだるい方に。


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漢方解説

胃腸が弱い方のストレスなどによる膀胱炎様症状に。
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「清心蓮子飲」

清心蓮子飲は、精神的な疲労によって生じる尿のトラブルによく使用される処方である。処方名には、「心(シン)」の熱を「清(サ)」ますという意味が込められている。漢方でいう「心」は、ストレスや精神の働きを密接であり、イライラすると膀胱炎様の排尿障害を起こしやすい方や、細かい事が気になって頻繁にトイレに行く方、残尿感が気になる方などによく用いられる。

◆原典の『和剤局方』には「心中蓄積、時常(ふだんに)に煩躁するに困りて、思慮労力、憂愁抑鬱し、是れ小便白濁、或は沙膜有ることを致し」とあり、イライラ(煩熱)や精神的な疲労によって生じる尿のトラブルに用いるとされている。
◆清心蓮子飲は、四君子湯をもとにして組み立てられた方剤であり、平素より胃腸が弱く、地黄剤を用いると、食欲がなくなったり、下痢気味になったりして、胃腸にさわる場合に用いるとよい。
◆神経質の傾向があり、とりこし苦労が多い方によく使われる。ストレスや緊張によって生じる排尿のトラブル(頻繁に尿意を催す、尿が出しぶる、排尿痛がある、排尿時に力がなく残尿感がある、疲れると尿が混濁するなど)が使用目標になる。
◆米のとぎ汁のような帯下(こしけ)、糖尿病で油のような尿が出る場合、血尿がある場合にも応用される。さらに遺精、性的神経衰弱(ED)、自律神経失調症などにも用いられることがある。

精神疲労 全身倦怠感
イライラ 
口の乾き
頻尿、排尿困難、残尿感、尿のにごり、排尿痛
【効能・効果】
体力中等度以下で、胃腸が弱く、全身倦怠感があり、口や舌が乾き、尿がでしぶるものの次の諸症:
頻尿、残尿感、排尿痛、尿のにごり、排尿困難、こしけ(おりもの)

【処方構成と効能】9味
清心蓮子飲は、気虚(元気がない、機能低下など)・陰虚(体に潤いがない)に伴う虚熱(イライラ、煩躁など)の状態に使われる処方である。したがって、清熱薬、滋陰薬、利水薬、補気健脾薬などで構成されている。蓮肉には清心益腎作用がある。麦門冬には滋陰作用がある。黄ごんは上焦の熱を冷まし、地骨皮は虚熱を冷ます働きがある。茯苓と車前子の利水作用により尿の病変を改善する。人参、黄耆、甘草は気虚による倦怠感や機能低下の症状を改善する。蓮肉、茯苓には安神作用があるので神経性の尿のトラブルを改善する働きがある。

レンニク 清心益腎
バクモンドウ 滋陰
オウゴン・ジコッピ 清熱
ブクリョウ・シャゼンシ 利水 
ニンジン・オウギ・カンゾウ 補気健脾

【排尿のトラブルニ使う漢方薬-他処方との比較-】
炎症による症状← →機能低下型症状

炎症が強い
竜胆瀉肝湯
痛み、熱感、尿のにごりを伴うタイプ
・炎症が強く、ニオイが気になる
・尿の色が濃い
・尿がにごる


冷えもある
五淋散
“痛い、近い、残る”のファーストチョイス
・急性の場合だけでなく、慢性の場合にも
・冷えや我慢がきっかけで繰り返す方に


精神疲労が強い
清心蓮子飲
ストレスなどによる膀胱炎様症状に
・神経質でトイレに行くがでないことが多い
・胃腸が弱く、地黄剤が飲めない


肉体疲労が強い
八味地黄丸
加齢による
泌尿器の衰え

・排尿に勢いがなくて、時間がかかる
・足腰がだるい
・夜間排尿がある


ココがこだわり!
服用量が少なくて、エキス量が多い。寒の性質が強い地骨皮の配合が少ない出典とした。ザラツキ感が少なくて、飲みやすい細粒剤。


大山漢方堂薬局
漢方解説

熱感を伴う鼻づまりに。
蓄膿症、慢性鼻炎。
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「辛夷清肺湯」

鼻炎や蓄膿症(副鼻腔炎)が慢性化したもので、鼻粘膜が乾燥し熱感をもち、あるいは鼻茸やポリープができ、鼻づまりが顕著になったものに用いる。
カンゾウ傾向なので鼻水はなく(あっても膿性鼻汁)、臭覚障害を伴うこともある。
◆本方は、明代の『外科正宗』に掲載された処方で「肺熱によって、鼻の粘膜がきのこ状に、水ぶくれになったもので、初めは榴子(ザクロ)のようだが、日に日に大きくなり、鼻孔を閉塞し、空気の通りの悪くなったものを治す」と記載されている。少陽病期で、鼻閉塞、膿性鼻漏、後鼻漏などを目標に、副鼻腔炎、肥厚性鼻炎、慢性鼻炎、鼻ポリープなどに用いられ、急性期の膿性鼻漏には最も適した処方と考えられる。
◆慢性の副鼻腔炎には葛根湯加辛夷川きゅうが第一選択であるが、効果がなく、熱証が強く疼痛が治まらない者には本方がよい。また、単独で無効の者には、小柴胡湯を合方する。
◆副鼻腔炎が反復、遷延するケースには、本方を継続服用する。
※適応外であはあるが、処方名に「清肺湯」とあるように、潤肺止咳薬が配合されているので、肺熱(咳嗽痰が黄色い、あるいは痰が少ないなど)・肺燥にも用いられる。例えば、感冒による気管支炎などを治療できる。

【効能・効果】
体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの次の諸症:鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)

【処方構成と効能】9味
辛温解表(通竅)の辛夷は、鼻づまりを改善し頭痛を和らげ、膿性鼻汁を軽減させる。黄ごん、山梔子、知母、石膏、升麻は清熱解毒で、炎症や熱感を鎮めて化膿を止める。百合、麦門冬、枇杷葉は潤肺化痰で、枇杷葉は痰を潤して切れやすくし、鎮咳に働く。百合、麦門冬は滋養強壮作用をもち、粘膜を潤して鼻汁や痰の排泄を促す。百合は鎮静・消炎・鎮咳に、麦門冬は解熱・消炎・鎮咳に働く。蓄膿症や慢性鼻炎で、炎症が慢性化して粘膜の萎縮が生じて熱証を起こした状態を改善する。

辛温解表(通竅) シンイ
清熱解毒   オウゴン サンシシ チモ セッコウ ショウマ
潤肺化痰 ビャクゴウ バクモンドウ ビワヨウ


辛夷清肺湯 熱感のある鼻づまり。鼻炎症状が慢性化した、乾燥が進んだもの。鼻を触ると熱感がある。

小青竜湯 水のような薄い鼻水と痰、あるいは咳が出る方に。

葛根湯加辛夷川きゅう 蓄膿症や慢性鼻炎で、鼻の通りが悪くなり、つまるもの。後頭部の痛みを伴うことが多い。

荊芥連翹湯 皮膚・粘膜が浅黒く過敏な方。熱によるかゆみを伴う慢性鼻炎や蓄膿症に。

ココがこだわり!
1日エキス量が多く、ザラツキ感も少なくて、飲みやすい。


大山漢方堂薬局
漢方解説

風邪の後に、いつまでも残るしつこい咳に。
大山漢方堂薬局
「竹葉石膏湯」

発熱後、熱は下がったけれど咳だけが残りイマイチ体調が良くない。原因は、体の奥に残っている熱です。この熱が体を潤す体液を減らすことにより、体の中は乾燥してきます。その結果、気管支が乾燥し、敏感になり、炎症を起こし、少しの刺激で咳が出やすくなってしまいます。竹葉石膏湯は体液を増やし気管支を潤して、炎症を鎮め、風邪の後にいつまでも残るしつこい咳を鎮めます。

◆出典の『傷寒論』『差後労復』には「傷寒、解する後、虚羸(キョルイ)、少気、気逆、吐せんと欲する者、竹葉石膏湯之を主る」とあり、急性疾患の回復期に現れてくる、咳や息切れ、疲労感に使用することがわかる。
虚羸:やせ細っている状態 少気:呼吸が短く、弱い、   気逆:咳、のぼせなどの症状
◆咳は大きく分けると乾性の咳と湿性の咳の2つに分けることができる。

乾性の咳の特徴 ①顔を真っ赤にして激しく咳き込む。
           ②痰の量は少なく、粘く切れにくい。
           ③喉が渇いたり、詰まったりなどの違和感がある。    竹葉石膏湯タイプ

湿性の咳の特徴 ①痰はサラサラしていて無色、量が多い。
           ②鼻閉を伴うことが多い。    小青竜湯タイプ

◆竹葉石膏湯は麦門冬湯、白虎加人参湯の加減方でもある。
 麦門冬湯ベースで考えると
 乾性の咳に使用する。その際は麦門冬湯より口渇、口中や唇の乾き、汗をよくかくなどの熱症状が強いことを目標とする。

 白虎加人参湯ベースで考えると
 糖尿病の口渇や熱中症にも応用することができる。
 その際は、白虎加人参湯より体力が衰え、体液を失ったことにより、滋潤が必要なことを目標とする。

 【効能・効果】
体力虚弱で、かぜが治りきらず、たんが切れにくく、ときに熱感、強いせきこみ、口が渇くものの次の諸症:
からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、口渇、軽い熱中症

 【処方構成と効能】7味
本方は麦門冬湯から大棗を去り、竹葉、石膏を加えたもの。竹葉、石膏は共に寒性の性質があり熱を冷ます。竹葉には清熱の働きの他に上衝する気を引き下げる働きがあり、石膏には清熱、消炎、口渇を改善する働きがある。また竹葉は石膏の補助として、熱性疾患後期の余熱を冷ますのに用いる。竹葉石膏湯は、気道を潤して、炎症を鎮める構成になっている。
チクヨウ‐清熱除煩 ハンゲ-止咳化痰 セッコウ-清熱瀉火 バクモンドウ-潤肺化痰 益気生津-ニンジン コウベイ カンゾウ

竹葉石膏湯 麦門冬湯の使い方に似ているが、より口の中などの乾燥感や炎症が強いものに。

麦門冬湯 少量の粘っこい痰が出て、咳が出ると止らず顔を真っ赤にするようなものに。声枯れにも使用できる。

蘇子降気湯 呼吸困難を強く訴え、ノドが塞がりむせて、下半身が冷えるものに。

滋陰降火湯 老化や慢性疾患などで、皮膚がカサカサして、常に咳が出るものに。このタイプは便秘を伴うこともある。

小青竜湯 風邪やアレルギーによる咳、水様性の痰・鼻汁などを目標に。


ここがこだわり
漢方エキス剤では初めての処方。清熱作用の強い石膏が最も多い出典を選んだ。
1回服用量が少なくて、ザラツキ感が少ない細粒で飲みやすい。乳糖不使用のため、乳糖不耐症の方にも使用できる。

大山漢方堂薬局
漢方解説

アトピーや過敏な肌などに多いカユミから、
寝たきりの方に起きやすい床ずれまで。
 大山漢方堂薬局
「神仙太乙膏」

皮膚の炎症をとる生薬と皮膚を潤す生薬からなり、皮膚病に広く使えるのが特徴。アトピー性皮膚炎に多いカユミ、寝たきりの方に起きやすい床ずれ、そのほか切り傷や虫さされ、やけどなどにも使える漢方の軟膏である。

◆『和剤局方』の治瘡腫傷折に「八発癰疽(全身の化膿性腫瘍)、一切の悪瘡軟せつ(悪性の腫れ物や毛嚢炎)を治す。年月の深遠を問わず、己に膿を成すにも、未だ膿を成さざるにも、これを貼れば即ち効あり。」とあり、腫れ物の場所を気にせず、発症からの期間や化膿の有無に関わらず使用できる。
◆宋の時代に、広く万能的に使え、優れた効果のあるところから、神仙と名付けられたそうである。現在では皮膚病に幅広く使われている。消炎鎮痛、抗菌の働きに加え、肉芽形成の働きもあり、アトピーに多いカユミ、床ずれ(褥瘡)、やけどなど様々な皮膚病に使える。家庭の常備薬として、ぜひ備えていただきたい漢方軟膏である。
◆元々は瘡せつ(できもの)の薬であり、腫れや化膿に用いられた。薬味構成から患部が乾燥したものでも浸潤したものでも、どちらの場合にも使用でき、鎮痛効果もある。肉芽形成、患部の清浄効果、制菌作用があり、床ずれによい。
◆本方は寒剤と温剤の配合が巧みであるので、幅広い疾患に応用できる。アトピー性皮膚炎では、特に、発赤して乾燥しているものや、掻くと浸出液が出たり出血するものによい。長期にわたり使用することもできる。

カユミ、虫刺され、ひび、あかぎれ、火傷、切り傷、すり傷、湿疹、褥瘡、下腿潰瘍

【効能・効果】
かゆみ、軽い床ずれ、切り傷、虫刺され、やけど

【処方構成と効能】7味
当帰・芍薬・地黄(四物湯去川きゅう)の補血行血の働きにより血行を改善し患部に栄養を与え、皮膚や筋肉などの組織を再生する。床ずれ(褥瘡)や頑固な湿疹により崩れたお肌を取り戻す。清熱作用のある玄参・大黄・(地黄)により炎症を鎮め、化膿を止める。白し・桂皮などには発散して湿を取り除く働きがあり、また痛み・カユミにもよい。構成生薬中には、清熱の働きがある薬物が多く、止痛止痒に働き、患部が発赤して熱感を帯び、カユミの強い皮膚病に適している。

補血行血(四物湯去川きゅう)トウキ、シャクヤク、ジオウ、
発表鎮痛 ビャクシ、ケイヒ、
清熱解毒 ゲンジン、ダイオウ
潤肌・保護 ゴマ油、ミツロウ

神仙太乙膏
清熱と保湿、両方の働きを持つバランス型!肉芽形成作用も高く、幅広く応用できる
<効能・効果>
かゆみ、軽いとこずれ、切り傷、虫刺され、やけど

乾燥○
湿潤○
炎症◎
清熱作用に優れている

紫雲膏
高い保湿作用と肉芽形成作用!
<効能・効果>
ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹、皮膚炎

乾燥◎
湿潤△
炎症△
保湿作用に優れている

ココがこだわり!
やわらかくて伸びが良く、塗りやすい。今までになかったアルミチューブタイプ!
空気に触れにくく、酸化しにくい。
持ち運びに便利で、衛生的。


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